昨日は高齢者介護施設に暮らす義母の「介護サービス計画書」に関するケアマネジャー氏との定期面談のため、留守にした。
その件に関しては、また後日綴るとして。
昨日より暖めていたエッセイテーマが3,4種類あるのだが。
今回は、引き続き表題のDIAMOND PRINCESS号に関するエッセイを公開することとする。
早速、昨日ネット上で見かけた情報を以下に引用しよう。
横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で広がる新型コロナウイルスの集団感染に関し、日本政府の対応に海外から厳しい視線が向けられている。 乗船者らがメディアを通じて船内環境に不満の声を上げ、それに各国政府が反応する構図だ。 14日には高齢者ら一部乗客の下船が始まったが、自国民の下船を求める動きは今後さらに拡大するとみられる。
「日本の対応は体系だっておらず、カオス(混沌)だ」。 24人の乗客が確認されているロシアでは、外務省のザハロワ報道官がラジオ番組で日本政府を厳しく非難。「これまでの対応には多くの疑問がある」といらだちをあらわにした。
米国人乗船者の感染も相次ぎ確認される中、同国内では船内に乗客乗員をとどめる対応を疑問視する報道が拡大。 クルーズ船を中国・武漢に次ぐ「第2の感染中心地」と表現するメディアもあり、CNNテレビは「私たちは安全で衛生的な環境で検疫を受けるべきだ」と訴える乗客の米国人女性の声を伝えた。
イスラエル外務省は12日、同国国籍の乗船者15人を下船させるよう日本側に要請し、交渉に向け代表団を派遣すると発表した。 同国でも、乗船者らが一日も早い帰国を求め政府に嘆願する様子が報じられており、カッツ外相は「帰国に向けてあらゆる努力をする」と強調した。
一方、世界保健機関(WHO)で緊急事態への対応を統括するマイク・ライアン氏は13日の記者会見で「ダイヤモンド・プリンセスのケースを除き、中国国外での感染の劇的な増加は見られない」と発言。 同船の状況を深刻に受け止める姿勢を強調した上で、船内に残る乗客が快適に過ごせる方法を日本当局と協議していると説明した。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
引き続き、先ほど見かけたネット情報を以下に引用しよう。
香港政府は15日深夜、新型コロナウイルスの集団感染が判明したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船している香港住民330人を帰還させるため、チャーター機を日本に派遣すると発表した。香港到着後は14日間、隔離するという。
政府報道官は、「日本側に、できるだけ早く乗客の下船の手はずを整えるよう求めている」としている。 ダイヤモンド・プリンセスでは15日までに香港住民11人の感染が確認されている。
(ネット情報より引用したもの。)
これに先立ち、本日昼間のテレビニュースでは、米国もチャーター便でダイヤモンドプリンセス号まで、米国人の乗客を迎えに来るとの報道を見聞した。
何でも当該クルーズ船の乗客の中で、日本人に引き続き米国人が2番目に多数であるらしい。
ここから私見だが。
ダイヤモンドプリンセス号内がまるで“新型ウィルス温床”と成り下がり、更なる感染者を劇的に増やす以前の手段として。
日本で当該クルーズ船を野放図に抱え込む前に、何の対策力も無き日本政府は、何故もっと早期に乗船顧客が所属する国々にそれを依頼しなかったのか?? と腹立たしくなる。
能力が無いなら無いで、政府が取るべき手段は他にあったはずだ。
まったくもって、世界からバッシングされてもやむを得ない日本政府の不甲斐なさだ。
こんなことでは世界のメディアより、横浜に停泊中のクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号を “中国・武漢に次ぐ「第2の感染中心地」” と報道されて当然だ。
と怒っている今尚、政府は“乗客全員を船から降ろす”との決断の実行を先送りにしているようだが…。
追記だが。
乗客全員を船から降ろす際の感染防止・医療対応に関しては、当然ながら政府は関係専門機関と連携して十分な対応を成すことであろう。
それにやたらに時間をかけて最大限施したところで、完全に感染を防護不能であることは誰しも想定内であるし…。
これ程長期間に渡りクルーズ客船を横浜に停泊させ更なる船内感染を煽り、世界を震撼させたとの政府の罪と愚かさに鑑みて。
今回は早急にそれを成すべきと、元医学関係者である私は考察する。