昨日ネット上で見つけた国内コロナウィルス騒動に関する情報を、以下に引用しよう。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏は言う。
「国内での感染拡大は完全に人災です。 感染症対策に力量がない厚労省と官邸のデタラメが重なり、事態を悪化させたのは明らか。 クルーズ船の海上検疫・隔離を決定したのは、英医学誌『ランセット』で中国の研究チームが無症状感染者やヒト・ヒト感染の可能性を指摘した後。ウイルス検査の対象を滞在歴などで限定したため、感染者の確認が後手に回ってしまった。 神奈川で80代女性が死亡しましたが、すみやかに検査して抗HIV薬を投与していたら、結果は違っていたかもしれません。 政府がやるべきは指示ではなく、ロジ。 全国各地でウイルス検査ができるような態勢を整備することに尽きる。 検査は1万円程度ですから、1万人検査に要する費用は1億円、10万人で10億円に過ぎない。 検査件数の増加はエビデンスの積み上げにもつながるのですから、早急に方向転換すべきです」
ようやく厚労省は滞在歴を問わない検査対象拡大を検討。大学病院や民間の検査会社に協力を仰ぎ、1日の検査実施件数を約300件から約1100件まで増やすという。しかし、その程度で感染スピードに追いつけるのか。
「国内での感染拡大は完全に人災です。 感染症対策に力量がない厚労省と官邸のデタラメが重なり、事態を悪化させたのは明らか。 クルーズ船の海上検疫・隔離を決定したのは、英医学誌『ランセット』で中国の研究チームが無症状感染者やヒト・ヒト感染の可能性を指摘した後。ウイルス検査の対象を滞在歴などで限定したため、感染者の確認が後手に回ってしまった。 神奈川で80代女性が死亡しましたが、すみやかに検査して抗HIV薬を投与していたら、結果は違っていたかもしれません。 政府がやるべきは指示ではなく、ロジ。 全国各地でウイルス検査ができるような態勢を整備することに尽きる。 検査は1万円程度ですから、1万人検査に要する費用は1億円、10万人で10億円に過ぎない。 検査件数の増加はエビデンスの積み上げにもつながるのですから、早急に方向転換すべきです」
ようやく厚労省は滞在歴を問わない検査対象拡大を検討。大学病院や民間の検査会社に協力を仰ぎ、1日の検査実施件数を約300件から約1100件まで増やすという。しかし、その程度で感染スピードに追いつけるのか。
■政府の後手後手対応で事態が悪化
北京大第一医院感染疾病科の王貴強主任は新華社通信の取材に「ウイルスの感染力は強い。15秒で感染は十分に可能で、何も対処していなければ2秒で感染もあり得る」と指摘。 WHO(世界保健機関)の非常勤顧問を務める感染症の権威のアイラ・ロンジーニ氏(米フロリダ大感染病統計研究所所長)の試算では、世界の感染者は数十億人に達する可能性があるという。 香港大学のガブリエル・レオン教授(公衆衛生学)も、世界の3分の2近くが感染する恐れがあると警鐘を鳴らしている。この推計を日本に当てはめると、感染者は8200万人に及ぶ。
一方、中国政府の新型肺炎対策チーム長を務める鐘南山氏は「2月20日が大きな節目」と分析している。武漢閉鎖が1月23日。 潜伏期間を14日とすると、2月5日ごろまでは武漢から移動した人が各地でウイルスを拡散させるが、そこで感染網を断ち切れていれば14日を過ぎた20日あたりに一服するというのである。 まさにパンデミックの分水嶺まで、あと数日。 翻って日本はこの間、政府の後手後手対応で事態が悪化した。初動の遅れは悲劇を量産しかねないのではないか。
一方、中国政府の新型肺炎対策チーム長を務める鐘南山氏は「2月20日が大きな節目」と分析している。武漢閉鎖が1月23日。 潜伏期間を14日とすると、2月5日ごろまでは武漢から移動した人が各地でウイルスを拡散させるが、そこで感染網を断ち切れていれば14日を過ぎた20日あたりに一服するというのである。 まさにパンデミックの分水嶺まで、あと数日。 翻って日本はこの間、政府の後手後手対応で事態が悪化した。初動の遅れは悲劇を量産しかねないのではないか。
(以上、昨日見つけたネット情報より引用したもの。)
引き続き、本日朝発見したネット情報を以下に引用しよう。
新型コロナウイルスの感染が広がりをみせるなか、熱やせきが続いたらどうすればいいのか。 政府の専門家会議は17日にも受診や相談の目安を公表し、感染拡大を防ぐために不要不急の外出を控えることなどを呼びかける。 政府はウイルス検査の態勢強化を急ぐ方針だ。
■「確実に蔓延期に移行する」
「自分が感染したら人に感染させるかもしれないし、広がるほど重症者が増える。なるべく自分が感染しない行動を」。 会議の座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長は終了後の会見でこう強調し、テレワークの促進や時差出勤のほか、不要不急の外出を控えるといったことを挙げた。
背景には、これからさらに国内で感染が拡大するという危機感がある。 「みなさんの認識としては、確実に感染の蔓延(まんえん)期に移行していくというフェーズが来る」。 会議終了後、委員の1人は取材陣に話した。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
最後に、私見だが。
そもそも「新型感染症」が勃発する事実自体に“人災”感を抱かされる。
ウィルスにせよ細菌にせよ、医学がこの世に誕生して以降、ずっと新薬開発と新型感染症発生の堂々巡りの繰り返しだ。
既存の医薬品では太刀打ち出来ない「耐性菌」が必ずや出現し、そして「新型感染症」が世に蔓延る図式はいつものことだ。
今回中国で発生した「新型コロナウィルス肺炎」の場合、当初それを発見した医師達が政府に訴え出たにもかかわらず、何と、中国政府はそれをもみ消す方向で動いたとの報道もあった。
当該医師は中国政府により拘束され、自らも感染した「新型コロナウィルス」肺炎症状が悪化し、死に至るとの悲惨な結果をもたらしている。
中国政府が“我が身息災”隠蔽対応ではなく、医師による新型ウィルス症発見当初より真摯に対応していたならば、もしかしたらこれ程の大規模感染は防げたのかもしれない。
我が国に目を移すと。
クルーズ客船騒動等で大失敗をしでかした安倍政権が、やっとこさ「確実に蔓延期に移行する」などと国民を脅し始める始末だが。
「なるべく自分が感染しない行動を」と言われてもねえ… テレワークだと??
それを採用している企業が一体国内に何%程度なのか分析してものを言っているとは到底思えない。 学校はどうする気なの?
この私とて、本日税務署へ確定申告に出かけるのだけど。
それを“不要不急”とはまさか政府が言わないよねえ? 都会の税務署って、確定申告期間中はいつもゲロ混み状態なんだけど…。
まあ私の場合はそれがたたって高熱・咳が続いても、そもそも“病院へ行かない主義”だから、家族以外の人に迷惑かける事はないと思うけどね。
(参考だが、税務署へ確定申告に行くのは、亭主が払い過ぎている「企業年金」の所得税を取り返しに行くためだ。 その取り返した“還付金”は私の小遣い、って訳さ。😜 )