(冒頭写真は、ネットより転載した DIAMOND PRINCESS号内コロナウィルス感染者の年代別実態。)
早速、上記写真の年代別感染者に関するネット情報を、以下に引用しよう。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、これまで感染が明らかになった乗客・乗員135人のうち、60代以上の人がおよそ8割にのぼることが分かりました。
厚労省によりますと、「ダイヤモンド・プリンセス」で感染が確認された135人のうち60代が37人、70代が54人、80代が12人、90代が2人と、60代以上の人が8割を占めることがわかりました。
一方、WHO=世界保健機関はスイス・ジュネーブの本部で、日本時間の11日午後5時すぎから2日間の日程で、緊急の専門家会合を開いています。会合には世界各地の感染症の専門家などおよそ400人が出席し、中国の専門家もテレビ会議で参加しているということです。
「まだ分かっていないことに答えるため、皆さんの知識・見識・経験を集めることが必要です」(WHO テドロス事務局長)
会合では、ワクチン開発などについて議論が交わされ、今後の研究指針が示される予定です。(11日23:42)
引き続き、「全員検査し“無菌保証を” クルーズ船客、政府に手紙 」と題する、共同通信社によるネット情報を引用しよう。
新型コロナウイルスの集団感染が問題となっているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客が12日までに、乗客全員の検査を求める手紙を加藤勝信厚生労働相や武田良太防災担当相ら宛てに出した。「乗客全員の不安や、下船後の周囲の不安をなくすため、『保菌者』でないことの保証が欲しい」と訴えている。
手紙を出したのは大阪市生野区の団体役員平沢保人さん(64)。乗員が対応で疲労困憊している点も指摘し「保菌が疑われる乗員もケアされるべき存在だ」などとしている。手紙は大阪市のNPO法人を通じて送った。 2020/02/12 05:16
前回の本エッセイに於いて、私は以下の記述をしている。
今回の「新型コロナウィルス騒動」は、意外と早い段階で収束するような予感がある。 (その考察理由に関しては私自身が十分な検証が出来ていないため、今回は割愛させていただくが。)
上記、DIAMOND PRINCESS号内の「年代別感染者数」表をみると、それを少し証明していると言えまいか?
とにかく、感染者が高齢者に大幅に偏っている。 これは免疫力が弱まったり、持病を持つ人に感染者が多いことを実証するデータであると捉えられよう。
いやもちろんの事、年齢にかかわらず持病・難病を持つ人々や、未だ免疫力が未発達の乳児・幼児等も要注意対象であろう。
続いて、上記ネット情報下の「全員検査し“無菌保証を” クルーズ船客、政府に手紙 」に関してだが。
まさに、お手紙主の団体職員氏がおっしゃるとおりだ。
政府はこのDIAMOND PRINCESS号問題に止まらず、すべての国内外コロナウィルス感染者やその周辺に関する対応に於いて。
思いつきでものを言い対応策を二転三転させるのではなく、医学的データや専門筋の考証を精査しつつ、今後も実直に対応に当たって欲しいものだ。