◎加藤伊蘇志さんのご健在を知る
今月五日、当ブログの記事「天井裏から大判51枚ほか1451枚の古金銀が」(本年四月一〇日)に対して、Unknownさんから、次のようなコメントをいただいた。
突然コメント失礼いたします。
私は泰造の孫にあたります。偶々検索からこの記事を見つけ、感激しつつ拝読させて頂きました。
「信州白樺」は(おそらく佐藤氏が祖母に分けてくださったのではないかと思いますが)以前親戚の間で回覧されたものを読みました。私は泰造を一切知らずに育ったので、不思議な気持ちで読んだことを覚えております。
その後家永氏がこの稿を加筆の上、書籍に所収されていたことは今日までまったく存じ上げませんでした。さっそく探し求めて読んでみようと思います。
祖父との再会の機会を下さったことを深く感謝いたします。(父と伊蘇志伯父にもこのブログのことを知らせたいと思います)
当ブログでは、二〇一七年一月一一日の記事「加藤泰造君は一種の学問狂である(瀧川政次郎)」以来、何度か、加藤泰造さんという在野史家のことを紹介してきたが、これらの記事が、そのお孫さんに当たる方の目に止まった模様である。
このコメントによって、加藤泰造さんのご長男である加藤伊蘇志さんが、ご健在であることを知ることができたのはうれしかった。
なお、コメント中、「佐藤氏」とあるのは、家永三郎博士の依頼をうけ、加藤泰造さんの事跡を調査された佐藤明夫さん(当時、高校社会科教師、半田市在住)のことである。