- 国会議員とは、国民の税金で雇われ、国民の生活を良くすべく税金の使い方を決める公僕である。
- その公僕が、家庭生活、家庭の子育てを破壊してきた団体の広告塔を務め、その見返りとしてマインドコントロールされた信者らを自分の選挙に活用してきた。議長を除く国会議員379人中この旧統一教会と接点があった議員が180名にのぼり、実名公表は125名と報道された。
- ・中でも自民党安倍派が最も多く、関係が深いことも分かっている。旧統一教会自身の会合出席が10名中6名、選挙ボランティアや動員受け入れの19名中8名が安倍派である。
- こういう国会議員らは自分の選挙のために公僕の資格を放棄してきたに等しい人々と言えよう。統一教会の改名を認め、新たな名称で再出発させたのも、現安倍派会長代理の下村博文氏の文科相時代だったし、こんな報道も出ていた。
- 「教団関係団体にODA1千万円 外務省 訓練校建設費」。セネガルの職業訓練校建設費として、途上国援助費用とのこと。林外相の言及によれば「当時は旧統一教会の関連団体とは認識していなかった」のだそうだが、セネガルで布教活動、家庭破壊が日本政府によって促進されたことを示していよう。
こんなこともおおいに役に立ちそうな世の中とて、標記のことを書いてみる。岸田首相が、「(預金などよりも)投資へ」と叫んでいる世の中とて。
僕は貧乏な社会福祉関連の仕事についたので、自分の老後を若い内から考えざるを得なかった。幸い親から名古屋の中心にほど近い35坪ほどの宅地の家を一軒もらって新婚生活を始めたので、以下の投資に早期から踏み切ることができた。
新婚後間もなくこの土地いっぱいに家を建て増しして、そこの家賃を高くしたその結果として、それを他人に貸すことを前提に、家を買うことにした。市の住宅公社がポンプ場をつけて郊外の湿地を住宅地に換え宅地部分だけをかなり高くもした55坪のテラス住宅を買った。それが41歳の時。
その後間もなく、同じ名古屋市内に住む長男である兄が一人っ子であるお嫁さんの実家に家を建てることになって、両親と喧嘩。結局両親の敷地内に新家を建てて入ってくれと僕が頼まれ、最初の家を兄に譲ってここを終の棲家と定め、新家の返済は二番目の家の家賃を充てることに。これが49歳の時。二番目の家自身の返済が済むまでは兄に譲った家の家賃も貰うことにも、事情柄兄は同意してくれた。
同居2年で病がちの父が死に、同居8年に母が脳内出血、これを僕主体で看病した5年間が僕の現役末期で、最も苦しい時だったと言える。母が亡くなると同時にその古家を手直しして移り、新家の方を人に貸した。これがほぼ、定年退職の直後。家賃があるからすっぱりと仕事をやめようと準備していたが、最後にもう一つ大きな企画を立てた。共働きの連れ合いと僕の退職金や預金を文字通り叩きつくして50坪の土地付き新家を一軒、全額を現金で買った。現金など持っていてもインフレなどで仕方ないだろう、土地付きの家があればいつでも借金はでき、それも三つの家の家賃で返せるだろうなどという見通しだった。なお、退職後の車は軽自動車の主として中古しか乗ったことがない。今現在はアルトワークスの四輪駆動ミッション車、前席レカロシートというものだ。
以上に関わる僕らなりのノウハウを書いてみよう。途中で気付いたことも多いものなのだが。
・多少無理しても高級住宅地や交通便の良い戸建てだけ、その都度夫婦で懸命に探した。返済はなるべく現役の内にと、かなり無理をした。連れ合いが教員だったので、共働きの苦労もあった。
・家賃は他よりも2割は安いだろう。戸建ての根強い人気もあって、10年20年と長く住んでくれるから。ちなみ最後の家の最初の店子さんは、子育てが終わり故郷へ帰るまでの一時父がしばらく単身赴任していたほどだ。お隣の新家の方は、もう20年近く住まわれ、子育てもここで終わりかけておられる。ここは間もなく故郷、両親の元に帰られるが、後の2軒は部屋数が多いので、現在三世代とかが、ずーっと住んでくれそうな成り行きになっている。最後の家は5LDKと広いからか、今は親子3家族になって住んでおられる。転勤もない家庭のようだし。家が広いのに家賃が安いと、進んで居続けてくれるということのようだ、家賃トラブルなどもあったためしはない。
・ちなみに、賃貸斡旋業者は戸建ての斡旋には熱心でないように僕には思えたから、自分で良い入居者を見つけるほどの気持ちで気長に待つことはあった。それまで半年程度の空きに焦ってはいけない。良い家庭を見つければ先は長いのだと。ただし、そんなに長く待ったのは一度だけだったが、
・土地付き優良戸建ては、息子の商売の担保などにも大いに役立ってきた。
・今50歳近くになる娘も僕らのまねをして、今2軒の戸建てを持っている。市中心部住宅地の地下鉄駅のすぐそばなど、僕らと同じように家を選んだので、最初の家の家賃は20万円。これでも他よりも2割は安いはずなど、僕らのノウハウを実践している。2軒目の返済が10万円ほどだから、すでに10万円の副収入がある。
・戸建ては、かなり高くなる修繕費の積み立てなどが必要だが、家賃が安いからか、少々のことは自分でやってくださる。
・いくら少子化でも、駐車場付きの戸建て高級住宅地人気は根強く、正規職の転勤族はますます増えているように思う。最近は賃貸マンションもせっせとサービスに努めているようだが、戸建ては庭造り、野菜作りなども含めて遙かに自由度が大きく、長く住んでくださるものだ。ちなみに3軒はそれぞれ、築40年の鉄筋、築30年の軽鉄骨、築20年弱のNTT関連住宅会社の優良住宅というものだが、原価はずっと前に払い終わってしまい、以降の家賃すべてが預金などであれば全て利子分ということになっている。