誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

涙の扇ヶ鼻のお山歩

2021-02-05 15:31:15 | 山歩き

    扇ヶ鼻のお山歩でした。(2/4-木)

   冷たい北風を避けて、瀬の本から林の中を扇ヶ鼻へ向った。

    コロナで越境自粛もあってか、拾い駐車場も2台だけ

   いつもは、登山口の道路脇に止めるが、県外ナンバー故に悪戯を考えて・・・

    今の時期、花どころか木の葉すら有りません。

    やっと見つけたのは” ヒカゲノカズラ ”でした。

    おっ 雪がうっすら残っています。

    

    久住連山の中にあって、杉林の登山道は、此処と沢水くらいかな

    少しづつ風景が変ってきましたが、雪山と言うにはほど遠いです。

    全体にガスっぽいですが、時折、ガスが冷たい氷になって降ってきます。

    南西斜面から北西斜面に向きを変えると一気に風景が変ってきました。

 

    おお~もうこれは雪山と言っても良いくらいです。

    気持がワクワクしてきました。

    いいねいいね♬

    でも、この辺りから雪?氷?が強くなり、風のピュー太郎の唸りも大きくなってきました。

    待望の霧氷が出来つつありますが、風のピュー太郎が威張り始めました。

   今日はピュー太郎には来て欲しくなかったけどなぁ~😂

  

   扇ヶ鼻山頂の一角に到着しました。

   風が強くて身体が持って行かれそうです。

   ホワイトアウトまでなっていませんが、20mほどしか見えません。

   岩も凍てついています。

   ゴ~ルですが、シャッターを押す手が震えてしまっています。

   とてもじゃないが、ジッとしていることが出来ず岩陰に飛び込みますが身体が冷えるだけ

   ピュー太郎は益々元気になって、はよ帰れ!はよ帰れと唸りを上げています。

    ウウウ~目から涙、しかも洟垂れ小僧になってしまいそうで下山するしか有りません。

   山頂滞在は5分くらいだったでしょうか?

   逃げるように&追い立てられるように扇ヶ鼻を後にしました。

   登る時には出来ていなかった霧氷です。

   風の強さが判るほど霧氷の成長が早いです。

   

   降りてきて、久住花公園から久住を見上げると青空にご機嫌なお山が映っていました。

   我々が登った山とは別物に見えました。

   PS;毎日がお休みなのに、”なんでこんな日にお山歩なの?”とカミさんにダメ出しされたのは言うまでもありません。

コメント
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