「せまい横町の壁の間から月は見ていました。
かつてバラの花よりも美しく輝き、
金持ちの商人に迎えられた女が、
今、娼婦館の窓辺で
髪にバラを飾ったまま息絶えた姿を」
(いわさきちひろ絵本美術館/編『ちひろのアンデルセン』1994年発行、講談社文庫より。)
午後2時台の大きく長く続いた揺れに、3.11の時の恐怖心がよみがえってきた日でした。
一階の安全な所にいた時で、電車の中でも、ぼろビルの中でもなくてよかったです。
ぼろビルの高層階にいたら、心の中は大変なことになっていたと思います。
明日のことはだれにも分からない。
こうして一日一日、命をつないでいること自体が本当は奇跡。
生かされている一日一日。謙虚でありたいと思います。
すっかり枯渇していた心の井戸が少しずつ、少しずつ潤ってきている感じの毎日。
まだしばらく時間が必要。すごく大変なことを乗り切ったから仕方ない。
希望もちゃんとあるよ、って信じる気持ちを大切にしながら
少しずつ、少しずつ・・・。
ちひろさんの絵が切なく心にしみ入ります。
かつてバラの花よりも美しく輝き、
金持ちの商人に迎えられた女が、
今、娼婦館の窓辺で
髪にバラを飾ったまま息絶えた姿を」
(いわさきちひろ絵本美術館/編『ちひろのアンデルセン』1994年発行、講談社文庫より。)
午後2時台の大きく長く続いた揺れに、3.11の時の恐怖心がよみがえってきた日でした。
一階の安全な所にいた時で、電車の中でも、ぼろビルの中でもなくてよかったです。
ぼろビルの高層階にいたら、心の中は大変なことになっていたと思います。
明日のことはだれにも分からない。
こうして一日一日、命をつないでいること自体が本当は奇跡。
生かされている一日一日。謙虚でありたいと思います。
すっかり枯渇していた心の井戸が少しずつ、少しずつ潤ってきている感じの毎日。
まだしばらく時間が必要。すごく大変なことを乗り切ったから仕方ない。
希望もちゃんとあるよ、って信じる気持ちを大切にしながら
少しずつ、少しずつ・・・。
ちひろさんの絵が切なく心にしみ入ります。
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