goo blog サービス終了のお知らせ 

たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

もうすぐ新生『エリザベート』

2015年05月28日 23時20分10秒 | ミュージカル・舞台・映画
『レミゼ』のチケットを我慢しないで一番安い席でいいので取っておけばよかった、
枯渇した心のエネルギーチャージになっただろうにと後悔しても、すでに売り切れ状態。
残念ですが観劇することなく、間もなく、帝国劇場の千秋楽を迎えます。

入れ替わるように、帝国劇場の舞台には『エリザベート』が旅の足をとめて降り立ちます。
幸いなことに初日プレビューから観劇することができます。

96年の雪組初演、98年の宙組公演を経て、20年目の花ちゃんシシィ。
若かった時とは違う、でも色あせることのないシシィを魅せてくれると思います。
鏡の間の豪華な衣装はどんなふうだろう、どんなふうに着こなすのだろう。
「わたしだけに」はどんなふうに歌いこなすのだろう。

2000年の東宝初演、ルドルフでデビューした井上さんが、
その後の役者人生を経て、どんなふうにトートを演じるのか。


香寿たつきさんのゾフィーも、たしかな歌唱力と演技力で魅せてくれると思います。

雪組初演の大劇場では、花ちゃんシシィ、香寿さんルドルフ。
親子でした。20年を経てこうしてまた同じ舞台に立つのを観ることができるなんて
不思議な感じです。元気をもらえます。

内容は重いですが、楽曲がいいので楽しみでなりません。

いやなニュースばっかりだし、私自身も苦しい状況が続いていますが、
初日プレビューをひとつの区切りとしたいと自分なりの締め切りを決めています。
その日までにもう少し、まあ無理ではありますが、断捨離をやれるだけやってみよう
としています。一歩前に進んで、今よりもすっきりとした気持ちでこの日を迎えたい。
そうして少しの時間でいいから、心の底から何も考えずに頭を休める時間を持ちたい。
今はそうできる状況ではないので無理です。すごく大変なことだったので仕方ないです。
こうして日々をすごしていることが、本当にこれでいいのか、
すごく間違っているのかわからないけれど、
新生エリザベートとの出会いを、私自身とのあらたな出会い直しの日にしたい。
ささやかな目標です。具体的にはなんにもない。ただ私自身が心の中で決めている
ひとつの区切り。一年前の今頃、花ちゃんのベスにすごくエネルギーをもらっていました。
忘れることのできない日々。舞台との出会いもまた一期一会です。

写真は東宝の公式ツィッターよりお借りしました。