台風の接近で朝から蒸し暑い秋の始まりの一日、昨夜極端な夜更かしはしていないのに二度寝して目が覚めたら9時半を回っていました。8時間以上眠ったことになります。びっくり。去年から慣れない仕事の連続でずうっと緊張し続けてきた疲れが出ているということでしょうかね。昨年は1年10か月ぶりの仕事でしかもはじめてのことだらけ、外からも中からも怒られどおしで緊張し続け、今年に入ってからは援助職を細切れにやったので慣れない人を相手に一回一回脳ミソのエネルギーをフル回転させながら神経を使い、あまり眠れませんでした。8月末で業務終了となった時、あまり眠れていないという話をお隣の方にしていたので、まずよく寝てくださいね、って声をかけられました。夜自分の部屋にいる時がいちばん緊張して胃の痛みがとまらなくなるのですが寝ている間は耳栓しているし、引きこもりのオッサンにストレスを与えないよう、特に午前中は音を出さないようにしながら過ごしています。なのでこんなふうに眠れるとは思っていませんでした。体が正直に、疲れているから休ませてよと言っているということなんでしょう。だんだんぼうっとしてきて今日が何日なのかわからなくなったりしていますが、それでいいと思います。休んでもやるときはやれるとわかったので今は休みましょう。かといって部屋にずっといても休まらないので、部屋の中まだまだぐちゃぐちゃ状態ですが、部屋の中でしかできないことがたくさんあるのですが今日も午後は放浪しました。
五島美術館の庭園めぐり。20数年ぶりのたぶん、二回目です。さすがの高級住宅街。立派な邸宅が立ち並んだ一角にあります。10月前半の一週間だけ特別展示される紫式部日記絵巻をみるためにまた訪れたいので今日は庭園だけにしました。300円也。湿度が高いので蚊がすごかったですが久しぶりにささやかな森林浴。緑のシャワー。こういう時間も必要ですね。ムラサキしきぶ、光源氏と名付けられた花が咲いていました。高校時代に参考書を片手に呼んだ「紫式部日記」。ノートに原文と現代語訳を書き留めました。断捨離しましたがデジタルでは残したはず。読み返したいな。いま読んだら全く違うものを感じ取るだろうなと思います。10代の頃にはわからなかったことを感じ取ることができるだろうなと思います。
まだまだ整理できていないモノで部屋の中はあふれかえり中。明日と明後日はまた断捨離をしたいです。お別れしようと思っているモノひとつ。今日は妹の遺品の中にあった革のコートとお別れしました。20年以上眠ったままになっていたのをわたしが袖を通していましたが傷みがでてしまいわたしには管理しきれないので妹に詫びながらお別れしました。ひとつひとつ、お別れ、少しずつ少しずつ、断捨離。道のりはまだまだ遠いです。明日は『邪馬台国の風』の観劇日記を書ければと思います。そろそろ帰りたいけれど帰りたくない我が部屋に帰りますか。オッサンは不気味です。ずうっとずうっといるし、階下でリフォーム工事をしている音にケチでもつけたのかな。今日の午前中バタバタと人がなんども訪れていました。なんじゃろね、外面がいいDV男の気配を感じないでもない。あー気持ち悪い、不気味。荷物を少しでも減らして逃げ出したい。がんばれ、自分。
ススキの穂が顔を出していました。もうすぐ中秋の名月、父とのお別れから7年、井本とのお別れから24年になるのかな。
ムラサキシキブ
光源氏