宝塚花組『邪馬台国の風』『Sante!!』、8月5日(土)15時30分~、8月20日(日)11時~、8月27日(日)千穐楽ライブビューイングと3回観劇することができました。花組公演があったから乗り切ることができた8月、心のエネルギーが満たされてほんとにありがたかったです。この3回がなかったらわたし、涸れて倒れてしまっていたことでしょう。明日海さんと花組に感謝、感謝。
『邪馬台国の風』、大劇場公演から演出に変化があったようですが、わたしのなかでは安心してみることのできる宝塚らしい、なかなかに面白い作品となりました。ネットでの評判がよくなかったのでどんな舞台なのだろうとおそるおそるというところがありました。自分の目でみないとわからないものですね。千穐楽は、花組のみなさんの芝居の熱量も半端なかったです。みなさん楽しみながらやっていらっしゃるのかなと感じました。細かいところでは、タケヒコがどうやって薬草と冷たい水で明神探湯(くがたち)に勝利したのかわかっていないでずが、ツボとなるポイントもいくつかあり、物足りなさを感じるところもありますが楽しめました。
この作品のいいところ、ツィッターでつぶやいている方がいらっしゃいましたが、明日海さん演じるタケヒコが少女時代マナとして出会った仙名さん演じるヒミコが女王として生きることを後押しする、女性が自立して生きることの背中を押す、城妃さん演じる女性兵士イサカに対して、邪馬台国の男役さん演じる男性兵士たちが女性であることを理由とした差別的なことばがいう場面がないところ。瀬戸さん演じる奴国の王ヨリヒクが、ヒミコが女王として政を行うことになった時、「巫女を女王にたてるだと!女のいうことなんかきけるか!」って言う場面がありましたが女性であることを理由とする差別的な台詞はそこだけかな。
一度は霊力を失い諸国の王たちによって処刑されることとなったヒミコを、タケヒコは連れて逃げようとしましたがヒミコが霊力を取り戻した時、国を治めることがあなたの役割だと言います。そして邪馬台国が安泰すると同時に自分の邪馬台国の兵士としての役割は終わったと知ったタケヒコは、あらたなる場所を求め、ヒミコに「邪馬台国に風が吹くとき、それはわたしがあなたを思っている時だ」といって魏の国(中国大陸)へ旅立っていきます。このラストシーン、サヨナラ公演みたいだっていう声が休憩時間に聞こえましたがわたしは大好きです。銀橋を歩きながら歌う、アルファ波をもつ明日海さんの歌声に癒されました。
「人はそれぞれに宿令をもつ
この地に生まれ 何をなすべきか
その定めに気付いた者には
天が力を与える
いのちの瞬きのあいだに
なすべきことをなせ
いのちの瞬きあいだに
なすべきことをなせ
「この地のめぐみ
全ての人に 与えられるよう」
いのちの瞬きのあいだに
なすべきことをなせ」
オタクにしかわからない話でした。明日あらためてもう少し詳しく書くつもりです。またまた連投失礼しました。宝塚は楽しいです。この世にいる間の生きる楽しみ。舞台は心の糧。18日(月)11時開演の月組公演に間に合うように行けることが今のわたしのささやかな目標です。
『邪馬台国の風』、大劇場公演から演出に変化があったようですが、わたしのなかでは安心してみることのできる宝塚らしい、なかなかに面白い作品となりました。ネットでの評判がよくなかったのでどんな舞台なのだろうとおそるおそるというところがありました。自分の目でみないとわからないものですね。千穐楽は、花組のみなさんの芝居の熱量も半端なかったです。みなさん楽しみながらやっていらっしゃるのかなと感じました。細かいところでは、タケヒコがどうやって薬草と冷たい水で明神探湯(くがたち)に勝利したのかわかっていないでずが、ツボとなるポイントもいくつかあり、物足りなさを感じるところもありますが楽しめました。
この作品のいいところ、ツィッターでつぶやいている方がいらっしゃいましたが、明日海さん演じるタケヒコが少女時代マナとして出会った仙名さん演じるヒミコが女王として生きることを後押しする、女性が自立して生きることの背中を押す、城妃さん演じる女性兵士イサカに対して、邪馬台国の男役さん演じる男性兵士たちが女性であることを理由とした差別的なことばがいう場面がないところ。瀬戸さん演じる奴国の王ヨリヒクが、ヒミコが女王として政を行うことになった時、「巫女を女王にたてるだと!女のいうことなんかきけるか!」って言う場面がありましたが女性であることを理由とする差別的な台詞はそこだけかな。
一度は霊力を失い諸国の王たちによって処刑されることとなったヒミコを、タケヒコは連れて逃げようとしましたがヒミコが霊力を取り戻した時、国を治めることがあなたの役割だと言います。そして邪馬台国が安泰すると同時に自分の邪馬台国の兵士としての役割は終わったと知ったタケヒコは、あらたなる場所を求め、ヒミコに「邪馬台国に風が吹くとき、それはわたしがあなたを思っている時だ」といって魏の国(中国大陸)へ旅立っていきます。このラストシーン、サヨナラ公演みたいだっていう声が休憩時間に聞こえましたがわたしは大好きです。銀橋を歩きながら歌う、アルファ波をもつ明日海さんの歌声に癒されました。
「人はそれぞれに宿令をもつ
この地に生まれ 何をなすべきか
その定めに気付いた者には
天が力を与える
いのちの瞬きのあいだに
なすべきことをなせ
いのちの瞬きあいだに
なすべきことをなせ
「この地のめぐみ
全ての人に 与えられるよう」
いのちの瞬きのあいだに
なすべきことをなせ」
オタクにしかわからない話でした。明日あらためてもう少し詳しく書くつもりです。またまた連投失礼しました。宝塚は楽しいです。この世にいる間の生きる楽しみ。舞台は心の糧。18日(月)11時開演の月組公演に間に合うように行けることが今のわたしのささやかな目標です。