たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

花組『ポーの一族』_美の宝石箱

2018年01月03日 22時55分01秒 | 宝塚
 なんとか無事に大劇場遠征を終え、帰りたいけど帰りたくない部屋に帰ってきました。洗濯機回しながら、足を休めつつお弁当を食べています。いや素晴らしかった、舞台の端から端まで同じ人間とは思えない人たちばかりで”美”が詰まっていました。すべてが漫画の世界から抜け出たような現実離れした世界観。セリをふんだんに使い、場面転換の歯切れもよくってすかっとした展開。小池先生、さすがです。原作読んでいませんがたぶん長い話をうまくまとめてあるし、素晴らしい脚本に、舞台装置、衣装、役者、全てがそろった総合芸術。舞台の上はデコレーションケーキがひろがったような世界でした。小池先生はやっぱりすごい。そして明日海りおさんの美しさは言葉になりません。柚香光さんと華優希ちゃんの美しさ、役への同化ぶりも半端なかったです。24時間後には、頭の先から全身毒されるの、ほんとうなの?って現実が信じられないような気持ちで”美”のシャワーを浴び続けていたらあっという間に終わっていました。登場人物が多いの、メインキャスト以外は何役もやっているし、2時間半に中身が実にうまく詰まっていました。フィナーレはみりおさん、地毛で登場。それもよかったです。なんどもなんどもいちいち髪をかきあげる仕草もまた”美”なり。飛行機で往復したぐらいの距離感で、なんだか浮世離れした二日間でした。つかの間の現実逃避。こんなに素晴らしいものを観ることができるなんて生きててよかったと思いました。東京のチケットなんてとれるはずないから、あとはライブビューイングチケットの当選を願うのみ。体はかなり無理しました。昨夜、疲れていたので4時間ほど熟睡した後、お手洗いで目がさめてしまってからはたぶん空調ですがキイキイ音がして眠れなくなってしまいました。また眠剤に頼らざるを得ませんでした。なんとか6時間か6時間30分ぐらいは眠れたかな。

 明日と明後日出勤すればまた三連休というタイミングでよかったです。まだお正月三が日でしたね。なんだかもうこれで今年思い残すことはないので終わってもいいかなぐらいの気持ちですがそんなわけにはいかないよね。いやいやこれからまだ苦難と楽しみとが待っています。
明日の朝を迎えれば、仕事開始と同時に全身毒されるという現実が待っているのほんとうですかね、ほんとうなので耐えるしかありません。”美”のシャワーを想い出して、なんとかふんばるしかない。その前に朝大丈夫かしら、電車の中がまず凄まじいよね。はあっ、現実だあ。

 歌劇の殿堂も宙組と花組の展示にテンションあがり、飛行機の時間を気にしながらでは落ち着きませんでしたが楽しめました。盛りだくさんで時間、足りなかったと

 いろいろと書きたいですがまた休日に・・・。