たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

自分の分身と別れるような気持ち

2023年10月15日 20時14分12秒 | 日記

 布ゴミの収集日にあわせて長らくお世話になった通勤服二着とお別れを決意、わたしの人生にもう出勤という文字はないのでお世話になったお礼を言ってサヨナラします。ベルメゾンで7-8年前、もしかしたら10年前に購入した夏用の黒いブラウスと黒いパンツ、ベルメゾンの物は背が低い人用に短い丈を選ぶこともできて、体にフィットしやすく長持ちで本当に助かりました。心の中で流し続けた血と汗と涙が沁みついていて、パンツの膝はわたしの膝の形になっています。自分の分身とお別れするような身をきる思いですがこの世にいる間に自分の手で断捨離していかねばなりません。安い物でもお別れする時はまだもう少しと迷って決意するまでが長いです。

 全身黒一色でないと出勤できなくなったのはいつの頃からか、出勤用にほとんど黒しか買わなくなっていました。どんどん息苦しくてなっていきました。なにかおかしい、すごくおかしい、社会がどんどんおかしくなっている、コロナ騒動で露わになった30年間凋落の一途を辿ってきた日本の姿。残念ながらわたしが感じていた感覚は間違っていませんでした。このブログを始めるまで手帳にかきつけてきた日記を読み返すと毎日のように辛い苦しい疲れ果てていると書きつけています。自分なりにあがきながら必死に生きてきたつもりでしたが、そもそも税金と社会保険料をしぼるとるようにできている国の術中にまんまとはまっていたに過ぎず、辿り着いた先は「損益分岐点は80歳です」。なにもできませんでしたが、生まれる前からの右足股関節脱臼により変形性膝関節症の末期と診断されなす術なし。これにて終了です。残りの時間で今までため込んできたものをどこまで処分できるかわかりませんが、つたない人生を振り返りながら引き続き少しずつ少しずつお別れしていきます。

 

 次は昔母親が作ったであろう湿気をたっぷり吸い込んで泥のように重くなった敷布団の収集、この足で粗大ごみ置き場まで運べるか。引っ越し業者の布団袋に入れて引きずっていくしかない。捨てるのにはとてつもないエネルギーが要る。

 

デジタルブック、11月6日までの期間限定販売、480円ですって。紙増えないのでせめてキキちゃんのカレンダーフォトは購入したい。ログイン必要なのにちょっとめげる。これ以上デジタルパスワードを増やしたくない。解約したり停止したりと減らそうとしているのですが、この世にいる間まだなかなかそうはいかないか。

パビリオン|TO THE NEXT TAKARAZUKA 挑戦し続ける宝塚歌劇~タカラヅカワンダーランド~ (tca-pictures.net)

 

どうすることが絶対に正解だという答えはどこにもない。亡くなられた生徒さんがいるという事実を変えることはできない。色々な考え方があり、万人が納得できるものを劇団が提示することはむずかしい。今でき得る最善と思われることを手探りでやっていくしかない。少しでもいい方向へと向かうように、亡くなった生徒さんの魂が安らかであるようにと祈りながら、今まで命がけで舞台から届けてくれていた夢と希望を信じて待つのみ。

週刊誌は閲覧数を稼ぐのが仕事。面白おかしいことを書いてクリック回数が増えるほど儲かる仕組みになっているようなので無視するしかない。

 

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