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最後の歯医者さんの終り、電車で少し反対方向に足を伸ばしてかつて暮した街へいってみました。この銀杏並木をみてここに暮してみたいと思ったところに10年以上暮らしました。心のなかで血と涙と汗を流しながら雨の日も風の日も雪の日もこの道を歩いて電車に乗り大会社へ通勤していました。駅前デパートの中の無印良品、ストレスをためこみ日曜日の夜になるとなにか買わないと明日会社にいけないという思いで何かしら買い込んでいました。ずいぶんと無駄なお金を落としていました。多くは断捨離しましたがまだ使っているものもあるかな。先日は数百円のリングファイルをようやく断捨離。ここに入ると疲れとストレスでおかしくなりそうになっていた自分があざやかに甦ってきます。
生まれる前からの右足股関節脱臼によりこの頃すでに軟骨の摩耗は進んでいたと思われます。実際夏山歩きした足がいちばん寒さのきびしい2月、帰る頃になると動かなくなるということがありました。それでもわかっていなかったので、知らなかったので病院にいくこともありませんでした。今思えばよくやっていたという気持ちもありますが、その結果コロナ騒動により整形外科の手術は命に別状ないから先送りと選別され、年金定期便のどこにも厚生年金保険料の事業主負担分はどこにもなく、非常にむなしいです。一年後もまたここを歩いてこうして鮮やかな銀杏の木を見上げることができるでしょうか。
次から次へと絶望的なニュース。一見平和ですが、確実に日本は一日一日おかしな方向へと、破滅へと進んでいると思います。
消費税を廃止がむずかしいなら5%にしないと死んじゃうだろ、ガソリン税も廃止。無能な国会議員たちが贅沢三昧するために税金と社会保険料を納めてきたわけではないんですが・・・。
2024年11月29日帝国データバンク、