たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

花組『ポーの一族』_美の宝石箱(5)

2018年07月21日 19時49分06秒 | 宝塚
第一幕第2場

老ハンナ「人間より恐ろしいものなんていないさ」



第二幕第10場クリフォード「お前たちは実在しない」

エドガー「実在している。あなた方よりずっと長い時間を!」


 ル・サンクの頁をめくりながら『ポーの一族』思い出し。こうして紙をめくる感覚いいですね、紙質も製本もしっかりしていて素晴らしいなあと思います。東京宝塚劇場千穐楽ライヴビューイングを見届けてから早4か月。みりおさんはエドガーから大海人皇子と中大兄皇子になり今は天草四郎。こうして観客はまだエドガーをウロウロしているギャップもまたよきかな。宝塚大劇場遠征、あのお城のような劇場の空間で生のオーケストラってほんとに贅沢な時間でした。最後エドガーとアランがゴンドラにのってどこかの空へと飛び立っていくのをみたときの、一階席からただただはあって見上げていた時の感覚、今も忘れません。気がついたら終わっていて、舞台の端から端まで美がつまっていました。衣装もスポンサーついていないのにお金かかっていそうでした。明日海りおさんはほぼ出ずっぱりで衣装替えも多かったです。


 ライブビューイングだとまだ人間だったときのエドガーの生き生きとした表情がよくわかりました。シーラとポーツネル男爵の婚約式を柱の影からのぞいている時、ひっくり返ったり動きも表情も豊かで人間らしくてすごく可愛かったです。バンパネラになってからの血の通わない無機質な表情との対比がお見事。千穐楽の挨拶で、「エドガーと別れるのがさびしい、公演が終わってしまうとまたエドガーをひとりぼっちにさせてしまうような感覚がある」っていう内容のことを話されました。それだけ深くエドガーとしての時間を生きていたんだなあと。すごい舞台役者さんなのだとあらためて思いました。みりおさん自身もかなり『ポーの一族』ロスになられたようで、みなさん自分でなんとかしてください、DVDもありますからって話されたのがほんとにお茶目。カラーコンタクトを入れたまま、「自分も所詮人間ですから」って話される姿が人間でもなくバンパネラでもなく不思議な感じでした。


 老ハンナを男役で組長の高翔みずきさんが演じていたのも、この人でなければだせない、バンパネラだけどエドガーとメリーベルに対する温かみがにじんでいて素敵でした。

(舞台写真はエンタメ情報SPICEよりお借りしています。)










宝塚大劇場。






お正月の宝塚ホテル。




『ポーの一族』、やっとまた書けました。


宝塚歌劇の殿堂より_花組『邪馬台国の風&Sante!!』舞台写真

2018年07月21日 14時59分13秒 | 宝塚
 今日も朝からしゃくねつ、蒸し暑いですね。部屋の中で断捨離しながらちっそくしそうになっていますがまだ陽射しが高いので外に出るのは危険。お正月の宝塚大劇場遠征から7カ月が過ぎ、真夏ですが久しぶりに宝塚歌劇の殿堂の写真をアップしてみようと思います。

 花組『邪馬台国の風』と『Sante!!』の舞台写真。去年の夏の東京宝塚劇場がなつかしく思い出されました。つらい8月でしたが宝塚と明日海りおさんのおかげで楽しい8月でもありました。芹香戸亜さんも素敵すぎる舞台でした。しゃくねつの大劇場で公演中の『MESSIAH』の写真をみているとみりおさん、また少しやせたのかなと心配。これ以上やせるところなんかないのでやせないでほしい。あんな細い体でリフトとか無理させないでほしいなあとちょっと思ってしまいます。体に気をつけて無事に舞台をつとめていただきたいです。あと二カ月、またみりおさんを観劇できるときまでなんとか生き延びたい。














『はいからさんが通る』の柚香光さんのステージ衣装。
わたしは観劇していないのであまり関心がなく、小道具も凝っていたのを展示されていたの、ささっと通り過ぎてしまいました。




『ポーの一族』の台本。




お正月の宝塚大劇場。






 いくつかの意味で無理がありましたが行ってよかったと思います。一期一会の出会い。その時だけ、この世にいればこそ、生きていればこその出会い。

花組チケット当選、元気でたよ

2018年07月20日 22時19分45秒 | 日記
 昨夜はまたなんとか5時間半ほどの睡眠からの金曜日、しゃくねつの一日。次から次へと、前のあれやこれやが整理しきれない前に次の電話がかかってきての連続だった一日、ハードでございました。事務処理が進まない、進まない、締めに間に合うのかと焦り、焦り。めっちゃ振り回されの、一般人の想像力をはるかにこえてくるメンタルたちにひょえー、びっくらぽんの連続の、どうしようもこうしようもないむなしさにやってられない感で終わった一日でございました。

 残業代出ませんが残業しないと終わらないので一時間残業して、お弁当買うためにウロウロして帰ってきた金曜日の夜、ほろ酔いで一息いれながらネットをみていて、ようやく先ほど9月の花組公演のチケット当選したことを知った次第。平日13時からの友の会貸切公演、行けるかな、締め日を過ぎた日で申し込んだから行けるよね、行けるはずよね、なにがなんでも行くよ。またまた2階席の後方、5,500円という良心的なお値段。友の会さんありがとう、ほんとにありがとう。入会してよかったよ、友の会。あと二カ月、なにがなんでも生き延びたい。生き延びるよ、元気出たよ。しゃくねつの夏を越したいという心のエネルギーがわいてきたよ。お正月の『ポーの一族』が男役みりおさんを生で拝見できる最後だったかとあきらめていましたがまた観劇できます。男役明日海りお、今度こそ見納めの可能性たかし。だから全力でそこまで生き延びるよ。よかったあ、元気でました。


 なんかもうつまんないグチはやめておきます、どうでもいい、ビジネスライクにやるだけ。スパによるだけの余裕はなくなったので今日はパス。明日行くエネルギーあるかな。明後日は星組東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイング。げんじつとうひ、げんじつとうひ。また東京宝塚劇場に入れることになってほんとによかったね、わたし。一週間お疲れ様ね、わたし。一日少ないのは大きいね、気がついたら木曜日みたいな感覚だけど金曜日。とにもかくにも花組チケット当選、おめでとう!

なんか落ち着かなくって眠れない

2018年07月19日 22時44分06秒 | 日記
 今日も朝からしゃくねつじごく、たぶん4時間眠れていませんがなんとか持ちこたえました。昨夜はまた気持ちがどうにも落ち着かず寝つくことができませんでした。布団のなかでウトウトしながら時刻を確認すると2時半頃だったかな。このまま朝まで眠れないのはつらいのでまた眠剤。それから携帯アラームで起こされるまで眠ることができました。昨夜ちっそくしそうなこの部屋で静かに過ごしていると突然とどろき渡ってくる引きこもりのオッサンのごえーと気持ち悪い喉を鳴らす音(表現のしようがない)。12時半頃歯を磨いているとお向かいの女性なのかなあ、電子レンジの音に炒め物かなんかする音。生活時間帯は人それぞれだけど隣だけでなく向かい側の部屋の音やら何やらまで筒抜けなんてほんとまいります。昔のつくりで廊下が狭すぎるんですよね。水漏れが起きているのを知りながら大家が貸し出した部屋だし、プライベートな時間まで不労収入のヘンな人が近くにいるなんてほんとにカンベンしてほしい。敷金と礼金返してもらって一日も早く出たい。それにはすぐ次の収入のあてをみつけるしかありません。でも心身ともに疲れすぎてしまっていてどうすればいいのかさっぱりわかりません。やればやるほどどこまでいってもわからいこと、知らないことがでてくるし、やってもやっても次から次へとどんどんどんどんやることがふってくるのでいつも気持ち追い詰められ状態。あらためてほんとにむずかしい特殊な仕事やなあってわかって、自分はそういう器じゃないんだなあってわかってきて疲れました。普通に生活していたらこんな人に会わないよっていう人ばっかりで普通の感覚で想像力を働かせても全く追いつかないし、そんな駆け引きみたいなことわたしにはできないし、ほんとに無理やなあって思いました。残り4カ月をきりましたがこのしゃくねつじごくの夏を生き延びられるでしょうか。明日は木曜日な感覚ですが金曜日。部屋で体を休めないと足腰が痛くってつらいです。明日もしゃくねつじごく。今夜は眠ることができるでしょうか。なんかへんなんにとりつかれている。跳ね返すんよ、なんでも自分中心だけでモノを言ってくる相手には、なんでも言えばいいと思っている相手には心の中能面状態でビジネスライクにやるだけ。どうしようもこうしようもないのに気持ちをもってかれないようにするんよ。

 観劇予定のない8月は文学館とか美術館で心の栄養補給しようかな。駅で気になる広告がいくつか目に飛び込んできています。

 明日は金曜日、なんとか生き延びられますように・・・。

淡々とやるしかない

2018年07月18日 20時00分16秒 | 日記
 昨夜はようやく雨の音、ほんの少しばかり気持ちが落ち着きました。隣のチャラ坊は夜遅く帰って来てわりと静か、チャラ坊にしては静かで一昨日眠れなかったので少しのワインで5時間半ほど眠ることができました。今日はまた朝からしゃくねつ。三連休だった分事務作業をこなさなければならないのですがあれやこれやで振り回されの時間ばっかり食って、記録ばっかり増えてなんにも実らずの状況にすっかりいやになってしまいました。いちいち気持ちがはいると疲れてしまうので淡々とやるべきことをビジネスライクにやっていくしかありません。それにしてもなんとも報われない疲労感。以前から手間ばっかりかかっている件に振り回されました。どちらも生まれ持ったものだったり、生まれ持った能力の限界なのだとしか受け止めざるを得ませんが、ファジイが全く通用しない人を相手に自分がちゃんとわかっていないことを説明しなければならないのでひやひやするし十分に説明できなくって、間違ったことは言っていないのですが十分に説明できないので納得できるまで電話がかかってきてしまいます。自分が今すぐ知りたいことを今すぐわからないと納得しないでの今すぐわかるまで何度でもかかってきます。これからのプロセスの中でこれが何回起こるのか。はあ、うんざり、とりつかれてしまっています。早く結論が出て決着がついてくれるといいのにと思ってしまいます。あーほんとにうんざりなり。もう一件は生まれ持った能力の限界。そうだという見立ては出ていませんがそれしか考えられません。周囲が心配してあれもこれもやってしまうとやればやるだけますます人がやってくれて当たり前になり自分のことだという危機意識が持てない。かといってそもそもどうしうもなくなっていることは自分の責任だということを理解できる力がないのでどれだけ言葉で説明しても理解の求めるのは無理だとわかったし、ほうっておくて手続きをなんにもしていないことが明るみにでるばかり。自分でちゃんとやれるならどうってことないことばっかり。それらをできるだけの能力がないために、どうにかなるという希望の見通しが全くないままあっちに電話こっちに電話して記録ばっかりどんどんどんどん増えていくの。これまたほんとにうんざり、いやになりました。あー、ほんとにうんざり。明日も時間はとられそうです。そうすると訪問に行けないし、他にもあれやこれやとあるのに進まなくなるんでよね。ほんとにいやになっちゃうので淡々とビジネスライクにやるしかないんです。なんだかなあほんとやってられないです。仕事で破裂しそう、帰ればちっそくしそうな部屋で破裂しそううです。よく自分持ちこたえているなって思います。もういいやね・・・。

 お正月の大劇場遠征の時の写真をまた何点かようやくスマホから取り込んだのでアップしたいですが時間切れかな。

https://ameblo.jp/kato-seishiro/entry-12391479311.html

 清史郎君のブログのカバー写真がますますイケメンだし、久しぶりの加藤兄弟スリーショットに癒されています。清史郎君が憲ちゃんのおむつをかえていますって言っていたの何年前のことか、大きくなったあ。加藤兄弟にはこんな親戚のおばさんがいっぱいね。

 明日もしゃくねつ、今が暑さのピークのはずですが来週の水曜日までしゃくねつの予報。落ち着きません。今夜も無事に眠れますように、明日も無事に出勤できますように・・・。

 そんな身分ではないのすが日没前にちっそくしそうな部屋に帰りたくなくって今日も寄り道ブログでした。残業代ほしい・・・。


 豪雨被害から一週間、一人一人の物語、つらいばっかりや。

しゃくねつ、落ち着いて眠れず

2018年07月17日 19時30分39秒 | 日記
 昨日は灼熱のなか、遅いお昼を食べるために外へ出てそのままスパへ行きました。数えたら10日ぶりでした。そのせいか足腰がいちだんとごちごち。2時間ほど炭酸浴にサウナにジャグジーにと汗を流しながらほぐしました。暑い時に熱いところへ入るのかっていう感じですがまた別物です。なんとか一週間の澱んだものを洗い流してすっきりしました。疲れたし、朝起きた時から眠かったので少しのワインでほどなく寝つけると思い、1時前には布団に入りましたが、灼熱の夜、風も吹いていなかったしなんだかすっごく気持ちが落ち着かず寝つけませんでした。隣のチャラ坊は1時前には静かになりましたがドタバタと足音が聞こえてきてしまうし生活の音もけっこう聞こえてくる住環境がどうにも落ち着かず寝つけませんでした。お向かいの女性の部屋からなのかなあ、12時半を回っている時間に食い物の匂いがただよってくるし、オッサンはおとなしくても間違いなく引きこもっているし、こんなの部屋いややーって思いながら布団に入ったら寝つけませんでした。1時半を過ぎたところで眠剤を飲みましたがそれでも寝つけず。なんどもお手洗いにいったりお湯を沸かしたりしながら、5時近くにようやくン寝つけたでしょうか。携帯アラームを8時20分にセットしなおして眠ったら7時半ごろ目がさめました。あー、ほんとに死んでしまいそう。就労場所に朝礼が始まる前に電話、午前中は点滴しに医者に行くので休みたいと連絡しました。かかりつけ医でブドウ糖とビタミンの点滴を受けました。以前から辛かった点滴すると元気が出るよって言われていました。点滴の間少し眠れるといいなと思いましたが口の中が渇いて仕方ないし、白いものがたまってしまうので眠れませんでした。それでも横になっているだけでいくらか休まるので40分ほどじっと横になっていました。それから就労場所近くのいつもの店でお昼を食べてから就労場所へ。正直に部屋のことなど状況を話しました。先週の月曜日と火曜日連続のサッカー観戦のドタバタによる不眠から睡眠のリズムが崩れてしまっていると話しました。午前中の休みは残業分の代休としてもらえることになりました。明日以降も灼熱地獄は続いていくようです。ちっそくしそうな部屋とちっそくしそうな仕事、おかしくならない方がどうかしています。医者に行っている人は死死なないってかかりつけ医に言われましたが、わたしほんとに生き延びられるのか。仕事も部屋も不安定。どちらもきついです。契約終了までたどり着いたらすぐに次の仕事をみつけて引っ越すか実家に帰るかのどちらかしかありません。実家に帰ると日比谷に通うことができなくなるのだけが心残りです。宝塚大劇場には行きやすくなります。あー、今すぐ花組公演に飛んでいきたい・・・。


 吉村和敏さん、久しぶりにプリンス・エドワード島を訪れたそうです。インスタの写真をなつかしい気持ちで拝見。グリーン・ゲイブルズの周りは庭木が生い茂り遠景写真が撮れなくなっているとか。この写真も貴重かな。秋のプリンス・エドワード島で撮りました。

 日没前にちっそくしそうな部屋に帰りたくなくって今日もミルクを飲みながら寄り道ブログでした。今夜は眠れるでしょうか。灼熱、いちばん暑い時、早く秋の虫の音がきこえてくるといいな、その前に蝉時雨。なんとか無事に生き延びていけますように・・・。

https://www.instagram.com/p/BlHFGmKANXh/?hl=ja&taken-by=kazyoshimura

宙組『天は赤い河のほとり』_思い出し日記(2)

2018年07月16日 17時14分47秒 | 宝塚
今日も朝からしゃくねつじごく、6時間ほどの睡眠でした。7時台に外階段を平日と同じように散歩している管理組合のじいさんのガンガンというけたたましい音で目がさめてしまいました。ほんとに落ち着かない住環境。昨夜隣は他で騒いだのか静かでまだよかったですけどね、夏休みが始まるとまたどうなっていくのか、働いているわたしには夏休みなどないので眠れないと死んでしまいます。ほんとにどうなっていくのか、一日一日わかりません。不安・・・。

 またグチの前置きが長くなってしまいましたが、宙組『天は赤い河のほとり』、断片的思い出し日記の続き。オープニングでカイル皇子は中央からせり上がり、ユーリ、ラムセス、黒皇子と次々とお城のセットにせり上がって登場する華やかさは新トップお披露目公演らしい楽しいものでした。これから物語がはじまるぞっていうワクワク感でいっぱいになりました。最後ラムセス率エジプト軍とカイル皇子率いるヒッタイト軍が争う場面で、キキちゃんラムセスがせり上がって登場する場面も素敵でキュンキュンなりました。たたみかけるように女子がキュンキュンなる場面の連続。ヒッタイトの中に裏切り者が現れてユーリを連れて逃げようとしたザナンザ皇子が殺されてしまったのは、直前に薬をかがされたせいなのかな。見どころ多すぎて残念ながらライブビューイングでもちょっとそこは未確認。とにかく登場人物が多いので1時間半では見切れず。あの時間に戻ってもう一度観たいなあ。

 一昨日ブログに書いたラムセス2世がキキちゃん演じたラムセスなのか実はよくわかっていません。歴史をひも解くと何世とかあるからなかなかむずかしいです。今日はネフェルティティのことを。男役の澄輝さやとさんが演じたネフェルティティ王妃。『神々の土地』で爽やかイケメンのコンスタンティンを演じていた方。ものすごく細くて腕もデコルテも綺麗でした。普段隠していらっしゃるのがもったいないぐらい。男役さんが演じる女役だからこそ出せる強さと気高さと政略結婚によって父親よりも年上の王に嫁いできた女性の悲哀と切なさがよく出ていて好演でした。胸像のモデルとなっている時も、顔が怒っていて、「そのような怒った顔をされていては・・・」と彫刻師にたしなめられてもネフェルティティの自らを守るために沁みついた固い表情はかわることなく、ユーリがヒッタイトのナキアと通じている証拠の文書を発見したことによって国を裏切ったものとして捕らわれたネフェルティティ。捕らえにきたラムセスに背中を向けたまま、最後もう二度と陽のあたる場所にでることはないであろう、自分には片目が似合うかもしれない、という場面、敵国に嫁いできた自分を守るために選んだ道はまちがっていないという誇りと気高さと強さを感じさせて切なくなりました。王妃の冠が重そうでしたが、キラキラな衣装と共に背が高くって細身な体によくお似合いでした。ショーでは男役さんに戻っているからなんだか不思議な感じでした。

「オリエント考古学」のテキストより、

「エジプト人_アマルナ時代

 アメン神官団の勢力増大は、それに対する批判的傾向を王家の中に生み出した。それはすでにトゥトモシス4世の時代に現れたが、二代後のアメノフィス4世の時代に頂点に達した。彼はアメンに対抗して、太陽の崇拝を強化した。その結果、万物に生命を付与する太陽円盤アトンの一神崇拝が定められた。アメンの崇拝は弾圧される一方、王自身も改名してアクナトンを称し、更にテーベスからアケタテンという新都(現在のエル・アマルナ)に遷都が行われた。この改革はアテン賛歌に見られる王の宗教的、芸術的才能ばかりでなく、王の肖像に見られるホルモン系難病とも関係があった。改革は短命に終り、王の死後再び遷都が行なわれ、アメン崇拝も復興した。


 アクナトン一家の墳墓は、エル・アマルナから62キロメートルの一涸河内に位置している。そこには、妃ネフェルティティと二人の娘メリタテンとメケタテンと共に王自身も葬られた。岩窟墓の入口から墓室までまっすぐな通路がのびているが、これは第18王朝の他の王たちの墳墓の伝統からはずれている。これに対し、アマルナ遷都につき従った貴族たちの墳墓は、新都の周囲の岸壁に掘られたが、それは以前の貴族墓と変わらない構造を示している。

 アマルナ時代の芸術作品はエル・アマルナからもテーベスからも出土している。それは前代からの傾向、すなわち写実主義や女性的傾向を継承しつつ、さらに極端にまで進めたものであった。また、写実主義は特徴の過度の強調に向う場合と、理想化に向う場合とがあった。エル・アマルナの工房では、彫刻師の長バクや彫刻師トゥトモシスが活躍していた。後者の指揮の下に、現在ベルリン博物館に収蔵されているネフェルティティ像のような傑作が生まれた。」


ウィキペディアで調べちゃいました。


「ネフェルティティの胸像

材質 石灰岩 と 化粧漆喰
製作 古代エジプトの彫刻家トトメス(紀元前 1345年)
発見 1912年: アマルナ, エジプト
所蔵 新博物館, ベルリン, ドイツ

『ネフェルティティの胸像』(ネフェルティティのきょうぞう)は、エジプト新王国時代の第18王朝のファラオだったアメンホテプ4世の正妃ネフェルティティをモデルとした彩色石灰岩彫刻。古代エジプトの芸術作品のうちで多く模倣された作品の一つで、ネフェルティティは女性美の象徴としてもっとも有名な古代の女性のひとりとなった。この胸像は古代エジプトの彫刻家トトメス (Thutmose) が紀元前1345年に制作したものとされている。」



(舞台写真はステージナタリーよりお借りしています。)

愛月ひかるさんの黒皇子。いつのまにかカイル皇子の味方のいい人になっていてびっくり。その過程が描かれていなかったのは1時間半では仕方ないかな。




最後、カイル皇子とラムセスの一騎打ち。せまくって大変だったと思いますが、銀橋で演じられたのがよかったです。ライブビューイングでは二人のすぐ後ろに指揮の西野先生の後ろ姿が映るのがまた生の舞台らしくって絶妙なライブ感でした。



5月26日(土)東京宝塚劇場。










2018年春、レビューガイドの表紙。




2017年12月16日、日比谷シャンテ宝塚ステージ衣装展、

『ヴァンパイア・サクセション』の真風涼帆さんと星風まどかさんの衣装。





腰の細いこと、細いこと。







 しゃくねつじごくは22日まで続くようですね。22日は星組の東京宝塚劇場千穐楽ライヴビューイング。見届けるまでは死にたくない。ポスター画像の衣装、死装束だそうであんな華やかな死装束でわたしも納棺されたい。康次郎さんがいる冥途なら永遠に楽しそう。逝くとき一路さんトートかずんこさんトートかみりおさんトートか芳雄さんトートが迎えにきてくれたら最高ね。今から予約できたらいいのに・・・、なんて。今からスパで一週間の澱んだものを洗い流します。ほんとはそんな身分じゃないけど無理やねん。色々と気になりますが一週間の海が始まります。無事に星組のライブビューイングまで生き延びられますように。

旅日記や美術館めぐりがすっかりどうにかなってしまいました。今はそこまで整理できずまたいずれの日にか書ければと。

宙組『天は赤い河のほとり』_思い出し日記(2)

2018年07月15日 20時06分44秒 | 日記
 昨日よりもさらにしゃくねつじごくの一日、うつらうつらとようやく8時間ほど眠れたでしょうか。3時を回っても暑いので部屋を出られずにいたら隣のチャラ坊がなんどもなんどもドアをドタンバタンとさせながら出入りしていました。いないかと思ったらいるし、学生はほんとに落ち着かないです、顔をみられたくないしみたくないし鉢合わせしたらいやだなあって緊張しながらようやくちっそくしそうな部屋を脱出し、ミルクを飲みながら息抜きブログ。


2018年6月17日(日)、
宙組『天は赤い河のほとり』『シトラスの風』_東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイング

https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/5aefc2893b312a70158e9786ad135368

 読み返してみてほんとに楽しかったんだなあって振り返っています。一か月前のことなのに、毎日毎日満タンになっているせいかもっとずっと時間が流れたような気がします。過去に戻れるなら、東京宝塚劇場の二階席で観劇した時間に戻りたいです。二度と戻らない時間。二階席フロアの売店で幕間にシトラスという名前のメロンソーダを飲みました。冷たいもの好きではなくあまり飲まないようにしていますが、これは人工的な味ではなくて美味しかったです。体に心地よい感じでした。

『天は赤い河のほとり』、断片的に思い出し。原作者も繰り返した観劇して楽しまれたようです。純矢ちとせさん演じるナキアの、敵役としての存在感が光を放っていました。政略結婚によって好きでもない相手の子どもを産まなければならなかった女性の悲哀と悲恋に最後はほろり。ナキアの傍らにいつも寄り添う神官ウルヒを、この公演で退団された専科の星条海斗さんが演じられていたのも、出番が少ないですがインパクトがありました。長い銀色の髪と心の内を閉じ込めて仕える神官の雰囲気がよくお似合いでした。自分は宦官だから子供を授けることはできない、王の子供を産んでくださいとナキアに告げるときの佇まいが芝居力を感じさせてくれました。『邪馬台国の風』に続いてキキちゃんとの共演というのもなんだかむねあつでした。退団挨拶のあとのカーテンコールでは、「帰らないよ」っていって真風さんを困らせているのだが誰よりも可愛い星条さんでした。真風さんに「困っている」っていうのもなんともお茶目。素はこんな可愛い声なのかとびっくり。男役さんって不思議ですね。ナキアとウルヒの若い頃の、許されない恋愛の回想場面は若手が演じていました。ライブビューイングで理解。


 昨日に続いて「オリエント考古学」のテキストより、

「アナトリアとウラルトゥ_ヒッタイト時代

 チャタル・ヒュイクとハジュラルの先進的新石器時代文化が消え去った後、シリア・パレスティナの場合と同じように、ここでも文化の後退があった。ただし、ここでは初期青銅器時代は前3600年ころ開始された。そのころ、アナトリアの人々は各地に独立した小王国を営んでいた。それはアラジャ・ヒュイクやトロイ第1市などとして知られるものである。これ等の初期の都市の間では活発な交易があり、同時にオリエントの他の地方にオブシディアンや銅を輸出していた。後に、この交易圏に入って来たのがカールム・カネシュのアッシリア商人たちであった。

 その頃、ヒッタイト人が東宝からアナトリアに移住して来て、ヒッタイト古王国を築き、八ットゥーサ(現代名ボアズキュイ)を首都とした。その頃アナトリア西部にはアルザワという国があった。前14世紀初頭には、スッピルリウマがヒッタイト新王国を建設した。彼はシリア北部を征服し、カルケミッシュに副王を置いた。ヒッタイト人の社会では当初、民会が重んじられていたが、次第に王の専制政治が確立した。


 ヒッタイト文明の主要な考古資料はスッピルリウマ(前1370‐1335年)以後についてのものである。その場合でも、この印欧語族の社会ではフリ人の勢力が強く、王族の中にもフリ系の家系が含まれていた。また、考古資料としては建築が中心で、彫刻や細工物はむしろ乏しい。建築資料は主として、首都八ットゥーサの廃墟である。

 八ットゥーサの考古学的中心は、広大な領内の北部にある城砦ビュイックカレである。そこでは建造物は年と共に増築されて行き、前13世紀には岩山全体に広がり、250×150メートルを占めるにいたった。そこには政庁が置かれていた。


 ヒッタイト人は鉄の加工技術を開拓したといわれている。ウガリットやツタンカメン王の墳墓から発見された鉄の刃を持つ短剣は、ヒッタイト王からの贈り物であったとされ、ヤズルカヤの浮き彫りの短剣はそれと同じものを表しているとされる。しかし、現在までのところ、鉄鉱石の採掘場所も製鉄所の場所も知られていない。」


(舞台写真はステージナタリーよりお借りしています。)


古代にタイムスリップしてきた夕梨(ユーリ)をカイル皇子が軽々?お姫様だっこ。
ジタバタするユーリを、続きはわたしの寝室で、っていって連れていこうとしている場面ですが、色気を感じさせるカイル皇子にユーリが全く追いついていないところが好感度大。



ラムセスがユーリに結婚をせまる胸キュン場面。



ヒッタイト国のお祭り。原作にはないのかな。楽しい場面でした。
ザナンザ(カイル皇子の異母弟)の桜木みなとさんがジャニーズよりもアイドル的なイケメンぶりが光っていて目福でした。



5月26日(土)東京宝塚劇場。













 古代とキラキラの舞台へと想いを馳せたひと時、こんな無意味な時間が楽しいです。こうしてモバイルパソコンで画像を整理してブログを書いていると、画面が小さいのでものすごく目が疲れます。それでも部屋ではできなくってね、やりたくなくってね。明日はコンタクトレンズの検診とスパに行くならお昼前から出ないと出られなくなります、どうしましょうかね。その前に今夜のサッカー? わたしは全く興味ないのに影響大。

 8月は観劇予定なし、雪組がとれなかったのでね、9月に入ればまた怒涛のようにあるのですが、お金と時間と体力があれば、今すぐ宝塚大劇場に飛んでいきたい、花組公演楽しそう、飛んでいきたい・・・。

宙組『天は赤い河のほとり』_思い出し日記(1)

2018年07月14日 20時18分38秒 | 宝塚
 酷暑の土曜日、なんとか6時間半ほど眠れたかな。薬を飲んだりするもんだから睡眠のリズムが崩れてしまっているみたいです。この休みに少しでも体が休まればと・・・。

 せっかくの休日、夕方ようやくちっそくしそうな部屋を逃げ出して気分転換。5月26日(土)の日比谷な一日から11時開演の宙組公演のことを少し書いてみようかと思います。夜は帝劇で『モーツァルト』の初日を観劇。濃い一日でした。


 5月27日のブログから宙組のところだけコピペして、あらためて振り返り。

 「宙組『天は赤い河のほとり』、花組から組替えになったキキちゃん(芹香斗亜さん)、二番手スタートとトップ娘役との相性って大切なんだなと。『ハンナのお花屋さん』が印象深いだけになんか複雑なものがありましたがのびのびやっている姿をみることができてこれでよかったんだなと。ユーリ(星風まどかさん)に迫っていく場面、まどかちゃんとすごく合っているし、ラムセスの出番が少なかったですが登場するとカッコよさと可愛さマックス、カタカナだらけの人名と地名がたくさん出てくる場面があったのですがひとつも澱むことなく全部聴き取りやすかったのは花組で培ってきた力なんだとわかりました。たぶんものすごく言いにくいはずですが全くにごりがありませんでした。原作知りませんがプログラムに掲載されているイラストなどをみるとたぶん再現度がすごく高いんだろうなと。風のごとく滅び去って行った古代ヒッタイトのつかの間の繁栄を描いた物語、舞台の上には赤い土の渇いた風景がひろがっていて素敵でした。真風涼帆さん、まどかちゃんを軽々?お姫様だっこ、身長差もあるし、まどかちゃん色白で細くって可愛くって、でも芯のあるところが素敵、漫画の中からそのまま抜け出してきたような王子様とお姫さま感、半端ない。キキちゃんも背高いし、大型の男役がそろった宙組ならではの楽しみなトライアングルの誕生だと思いました。カイルが最後ラムセスに言う「おまえはおまえのなすべきことをなせ」ってどこかできいたことがあるセリフに似ています。邪馬台国の風のインパクト、ある意味強すぎます。クコチヒコのキキちゃん、かっこよかったー。」

 知らずに観劇しましたが友の会貸切公演でした。カーテンコールで組長の寿つかささんの挨拶に続いて、新トップの真風涼帆さんが挨拶されました。かちこちに緊張している感じが
伝わってきて好印象でした。一度では細かいところがわかりませんでしたが渇いた赤い土の広がりは、生でなければわからなかったかな。二階席はキャストには遠いですが舞台全体がよくみえます。それはそれでよし。運よく生で観劇することができて幸せな時間でした。

 舞台は紀元前14世紀、古代オリエントのヒッタイト帝国。優れた才能と血筋で世継ぎだと目される第3皇子カイル(真風涼帆さん)は、呪術の形代としてタイムスリップさせられた現代の女子高生、鈴木夕梨(星風まどかさん)と出会う。

 宙組の二番手となった芹香斗亜さんが演じたエジプトのラムセス2世ってどういう人だっけ、ヒッタイト帝国もネフェルティティ妃もきいたことある気がするけど・・・とモヤモヤしていたので、大学の通信教育の教材の『オリエント考古学』という科目のテキストを振り返ってみました。エジプト人の歴史から、

「前3100年ころ始まった第1王朝以下の30王朝が前343年までのエジプト史の骨格をなす。そのうち第1‐2王朝期を初期王朝時代(前3100‐2586年ころ)、第3‐6王朝期を古王国時代(前2686‐2181年ころ)、第11‐12王朝期を中王国時代(前2133‐1786年ころ)、第18‐20王朝期を新王国時代(前1552‐1162年ころ)と呼ぶ。

 第19‐20王朝 この二つの王朝はアマルナ時代のアンチ・テーゼであった。王たちはアクナトンがないがしろにしたシリア・パレスティナへの遠征を盛んに行い、国内的には大建築活動によって伝統的宗教を復興しようとした。とりわけ、第19王朝第3第のラムセス2世(大王)は67年間の統治期間中に復古事業を行う一方、その後の地中海世界をゆるがすことになる海の民のデルタ地方来週の第一波を撃退し、前1286年にはヒッタイト軍とカデッシュで戦い、前1270年にはアッシリアの勢力増大にそなえてヒッタイトと講和条約を結んだ。彼は国内ばかりでなく、シリア・パレスティナやヌピアでも大建築活動をおこした。」

 キキちゃんラムセスは最後銀橋でカイル皇子と一騎打ちして負けますが、負けてもかっこよさマックスでした。その後大きな仕事をなすことが物語でも語られましたが、こうしてなうべきことをなしたことが確認できると意味もなくなんだか嬉しくなってしまいます。キキちゃん登場をみんな待っていたし、ライブビューイングの時は戦いから逃れた夕梨(ユーリ)をかくまい、「共にミイラになるまで・・・」と結婚をせまる場面、待ってましたっていう感じでした。チャラくって可愛くって意外とまじめな感じのバランスが絶妙にほどよいラムセスと瑞々しいまどかちゃんのユーリ。ユーリがサンダルの足を水につけてちゃぷちゃぷとやっているので二人は舟遊びをしている場面なのだとライブビューイングで確認。水の音が流れていました。ここをみるためだけでもDVDほしい、ほしい・・・・。

 生活の足しには全くなりませんがこんなことしているの楽しくって、明日も書けたら書こうかと。『ポーの一族』の振り返りもしたい。










つらい金曜日

2018年07月13日 19時32分16秒 | 日記
 朝からしゃくねつじごくの金曜日、涼しかった昨日より一気にまた気温があがり、外はしゃくねつ、中は冷房効きすぎて、なんとか5時間半ほど眠れましたが週初めの超睡眠不足がきいていて頭くらくらな、だるくてつらい朝でした。こんなんでよく無事に出勤して仕事できたなって我ながら思います。いつまでこうして気力でごまかせるのか自分でも全くわかりません。ちっそくしてしまいそうでいつ安眠を妨げられるかわからない部屋に住みながら、このしゃくねつじごくの一か月余りを無事に越えることができるのか自分でも全くわかりません。苦労して家賃払っているのにね、哀しいね。お給料日でしたが、心身ともにきつい仕事のわりには安過ぎて言葉がありません。なんか不労収入とかわんないんですけど、医療費3割自分で払うし、税金も払うし、もちろん家賃だってすっごい苦労しながら払い続けていることを考えるとどういうことって思ってしまいます。まあでも不労収入よりもこうして額に汗しながら自分で稼げる方が幸せだと思いますが、この仕事はやめておけばよかったかなあ。残り4か月となりましたが自分ここにきてほんとによかったのだろうかと葛藤の日々は続いています。終わればまた失業者となり結局先の目途は立ちません。根本的なやり直しは果たせずです。息長く続けられる仕事をみつけた方がよかったかなと思ってしまいます。かといって特にやりたい仕事があるわけではなく、他になにをすればよかったのか、なにが自分にできたのかはわかりません。チャラ坊が隣に越してきた最悪の部屋にはこれ以上いられない。しゃくねつじごくの夏に仕事のプレッシャーない奴らに騒がれたらわたしほんとに死んじゃいます。引きこもりのオッサンやらほんとにヘンな人が集まってしまっているので逃げ出したい。ほんとにこれから先どうすればいいのか、ちゃんと考えられるだけの余裕もないまま日々は過ぎていきます。こんなしゃくねつの中でも遠い所へバスでいってすっごい坂道を歩いて訪問に行かねばならんの。どんどんどんどんふってきてあれもやれこれもやれなの。無理じゃんそんなの。帰り際には想定外の電話が入ってしまい、連休前にやり終えたかった事務作業を結局終われずじまい。口には出せませんがわたしにとってこの先どうなろうとどうでもいいこと。淡々とビジネスライクにやるだけなんだ。あーあ、電話かかってきちゃったからできなかったって感じです。つねにつねにやらねばやらねばの追い詰められ感。きつい仕事や、ほんとに。休日は忘れたいね。

 メールを整理していたら昨年8月の写真と再会。このブログにアップしていますが、昨年の8月は運よく東京宝塚劇場で花組を二回も観劇することができて、ライブビューイングもあり、スカイステージカフェにも行き、自分の中ですごく盛り上がった夏だったなと懐かしくなりました。仕事はつらかったですけどね、9月からは失業者になりましたけどね、8月は楽しかったです。精一杯生きた夏でした。明日海りおさんを生で二回も観劇できたなんて夢のようです。今日は宝塚大劇場の花組公演初日。余裕があれば、お金と時間と体力に余裕があれば飛んでいきたい、今すぐ飛んでいきたいです。あまりにも余裕がなさすぎて哀しいです。仕事も住まいもギリギリ状態で余裕なさすぎです。秋の東京宝塚劇場公演の抽選あたるといいですがきびしいだろうなあ。みりおさんの生の舞台はお正月の『ポーの一族』が最後だったかもしれません。あとはせめてライブビューイング。正直みりおさんの相手役さんは苦手なんだなってわかりましたがみりおさんと二番手の娘役さんとか若手の娘役さんとか、男役のスターさんたちはすごく好き。だからせめてライブビューイング。一週間後には早くも星組の東京宝塚劇場千穐楽ライヴビューイング。あの楽しい時間をもう一度。せめてその時まで生き延びたい。できれば花組の東京宝塚劇場千穐楽まで生き延びたい。その間に雪組もあるよ。だから、だから生き延びるんだ。12月のまあさまの舞台に一路さんも出演。かなり行きたいですがその頃わたしどこでどうやって生きればいいのか全くわからないのでチケットに手を出せない。もう日比谷には行けない。哀しいよね。

 この三連休はいちだんとしゃくねつじごくの予報。坂道てくてくの訪問で足腰痛めています。今朝は左足がつりそうでした。だから部屋で体を休めねばならんのですが心は休まるでしょうか。またサッカーとか。かんべんしてくれー!とにもかくにも安心して眠りたいです。疲れました。ほんとに疲れました。お疲れ様ね、わたし。よくがんばっているよ。仕事で笑顔になれないのでせめて観劇の時だけは笑顔でいよう、いやおのずと笑顔になれるね。

 長々とつまらないグチ日記、失礼しました。

 写真は去年8月のスカイステージカフェから。なつかしい。