行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

日本女子オープンゴルフ選手権、新旧女王のガチンコ対決、距離の竹田に軍配

2024-09-29 21:08:58 | スポーツ
大利根カントリークラブ西コース6845ヤードと男子ツアー並みの距離、昨年の女王でオリンピアンの山下美夢有と本年首位を行く新女王候補の対決となった。両者首位8アンダーからのスタートはドライバーの距離が40ヤードも優位の竹田が技でカバーする山下を圧倒し、3バーディー、1ボギーの「70」でプレー。通算10アンダーで今季7勝目&メジャー2勝目をつかんだ。プロ3年目の21歳が「女子ゴルファー日本一」の称号と優勝賞金3000万円を獲得した。

勝因を分析すると、山下の調子が本調子でなく、ショットの切れがなく技が発揮できなかった。反対に竹田は昨日の18番でタフなラフからのアプローチに失敗、居残りで練習した成果が出て、12番ではバンカー越えの深いラフからのロブショットで何とかパーで治め、13番でもラフからのアプローチを寄せバーディ、14番でもラフからのロブショットで寄せてパーを拾った。技でも優勝を引きつけた。
同じく飛ばし屋の岩井明愛が山下を追い抜き、1差まで追い上げたが、こちらは深いラフからのアプローチが上手く行かず山下に追いつくチャンスを逃した。

2位に首位と2打差の通算8アンダー岩井明愛、通算7アンダー3位に山下美夢有、通算6アンダー4位タイに古江彩佳、川崎春花、岩井千怜が並んだ。
古江は初日65で飛び出し、メジャーの凄さを見せたが、精密なショットが少しずつくるいだした。最終日偶然小学校時代ジュニアからのライバル安田佑香と組み合わせ、同期会ラウンドができたが、安田が77とスコアを崩し楽しいラウンドとは行かなかっただろう。

ベストアマチュア(ローアマ)は通算1アンダー16位で、岩永杏奈(大阪桐蔭高1年)が獲得した。竹田麗央も3年前この大会でローアマに輝き、今回ついに優勝し、女子ゴルファー日本一になった。15歳の若さの岩永、将来が楽しみだ。


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我々はとんでもない大リーガーを見ている。大谷の「50─50」達成試合、史上初の記録づくし

2024-09-23 22:34:39 | スポーツ
中学まで野球部にいた野球少年だった私は、ベーブ・ルース、ゲーリックといった大リーガー逸話の本を小学校の図書室で球友と争って読んだ記憶がある。

二刀流をひっさげてメジャーリーグに乗り込んだ大谷翔平の活躍はそうした大リーグのレジェントをこえ、ついに9月19日偉業を達成した。その日は感無量でワインの味もひとしおであった。

大谷の「50本塁打、50盗塁」という大記録を達成した試合、他にも以下の報道どおり史上初の記録づくしだ。

大谷は同試合の一回に三盗、二回に二盗をそれぞれ決め、今季の盗塁数を51に伸ばした。また、六回の第4打席でライトスタンドに49号2ラン、続く七回にレフトスタンドへ50号2ランを放つと、九回にも51号3ランをライトスタンドに運び、6打数6安打10打点2盗塁と圧倒的な存在感を示した。
MLB公式ウェブサイトによると、先ず1試合に3本塁打と複数盗塁成功を同時に達成するのは史上初。
また、5安打以上放ち、複数本塁打、複数盗塁が記録されたのも2リーグ制となった1901年以降では初めて、さらに1試合で5本以上の長打(大谷は3本塁打、2二塁打)と複数盗塁を決めたのも大谷が最初となった。
加えて、1試合で10打点、6安打、5長打、3本塁打、2盗塁を全て達成した選手は、打点が公式記録となった1920年以降で大谷が唯一。

米国紙『EssentiallySports』によると
米名物司会者のコリン・カウハード氏が自身のポッドキャスト『The Herd with Colin Cowherd』で語ったコメントも紹介。同氏は大谷について「私は間違っていたことを認める。彼はベーブ・ルースよりはるかに優れている」と伝説の打者とは比較にならないと強調し、謝罪した。

さらに、同メディアはニューヨーク・メッツのブランドン・ニモが明かしたコメントも掲載。「みんないつもベーブ・ルースについて話しているが、彼は史上最高の野球選手のひとりだ。我々はここで現代のベーブ・ルースと対戦していると思う」と現役選手も大谷に夢中だと伝えている。

我々はとんでもない日本人大リーガーを目前にしている。LAに出かけて見る価値は充分ある。本日の結果は「53-55」へ9回に大谷は同点ホームラン次打者がサヨナラホームラン、毎日目が離せない。

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女子プロゴルフ、住友生命Vitalityレディース東海クラシック、岩井明愛が逆転優勝

2024-09-16 16:24:47 | スポーツ
前週、岩井明愛は、最終日竹田と山下の優勝争いに置いてきぼりにされ、無念の涙をのんだが、今回は山下とのガチンコ勝負で4打差をものともせず8バーディー、ノーボギーの64で回り通算16アンダー逆転優勝、この大会連覇でツアー通算6勝目を挙げた。
終盤15番、岩井はバーディで山下を逆転、すかさず山下は16番でバーディで追いつくと、岩井は17番バーディで再逆転するという凄い展開となった。首位で出た山下美夢有も最終日69で順当に優勝と思えるスコアだが、岩井の64には及ばなかった。強いて言えば山下のショットが乱れ、パーを拾うのがやっとと言った場面が見られた。女王も今年はまだ優勝がない、シルバーテイカーからの脱出は次回へ。

初日トップのルーキー19歳の菅楓華は目の前の山下、岩井ガチンコ勝負に気圧されたかショットが乱れ、75とスコアを落とし、7アンダーで8位だったが、大型新人でリランキング確実なのでこれからが楽しみだ。

メルセデスランキングは岩井明愛が今大会で賞金1800万円を獲得、今季通算を9287万6404円として、7位から4位に浮上した。ランキング1位の竹田麗央は17位タイの賞金93万円あまりを加算し、ランキング1位(1億6228万5600円)をキープ。2位には1億3951万788円の小祝さくら、山下美夢有は880万円を上積みし、ランキング3位をキープした。

毎年恒例の「朝日インテックpresentsドライビング女王コンテスト」が今大会第2日競技終了後に行われ、工藤遥加が277.7ヤードを記録して初優勝。2年連続優勝を狙った竹田麗央は、275.6ヤードを飛ばしたものの2位に終わった。ちなみに工藤は予選落ちした。

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女子プロゴルフ、ソニー日本女子プロ選手権、最強のプロは竹田麗央

2024-09-08 23:31:17 | スポーツ
初日から首位の竹田麗央(21)が通算19アンダーで完全優勝、同期の川崎春花、神谷そらが既にメジャー優勝をとげており、自分もという念願のメジャー初勝利を飾った。
完全優勝といっても追いかけたのがオリンピアンで昨年の女王山下美夢有、4打差を1打差まで迫られ、精神的には穏やかではなかっただろう。しかし、21歳とは思えない冷静さで4日間60台で269ストロークは大会最小記録を達成したからこそ山下に勝てたのだろう。2週連続優勝で6勝目を上げた。

それにしても山下美夢有の追い上げは執念とすごみを感じた。最終日、前半3バーディ、後半も16番でのチップインバーディなどで3バーディで66で回り、通算18アンダー、後輩竹田の肝を冷やした。

これからは、竹田、山下の2強を中心に激しい優勝争いが期待できる。
特筆は15アンダー3位の藤田さいき、20年連続日本女子プロに出場内2010年には優勝という39歳の強者、4日間60台で回り、上位陣全員20代の中でいぶし銀的な存在だ。

古江彩佳は8アンダーで15位、初日に竹田と初めて回り、竹田の飛距離とショットに驚いたようだ。

岩井明愛は最終組で、竹田を脅かす1番手と思っていたが、ダボを2つもたたき75という信じられないスコア、10アンダーでスコアを4つ伸ばした妹の岩井千怜と姉妹仲良く9位に、

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女子プロゴルフ、ゴルフ5レディース、勝負強さを見せた竹田麗央

2024-09-01 22:32:49 | スポーツ
竹田麗央が7バーディー、1ボギーの66で回り、通算10アンダーで逆転優勝。
通算10アンダー単独トップに立っていた山内日菜子、後半17番で痛恨のボギーをたたいた。カラーからのアプローチが1.5mショートして、パーパットを外し、9アンダーで竹田麗央に並ばれた。
竹田は前半5バーディとし、さらに10番でバーディを取ったが、その後はドライバーが安定せず、ラフに掴まり、何とかパーでしのいだ我慢のゴルフ、前を行く山内が17番で落とし、9アンダ-で首位に並んだ。とたんに竹田のスイッチが入り、18番最終ホールでは豪快なショットでフェアウェイをキープ、ピッチングでピンの上2.5mぐらいにつけた。上からのフックラインで難しいパットを見事に読み切りバーディとし、今季5勝目を飾り、勝負強さを見せた。さすがはメルセデスランク首位。

山内日菜子は7バーディ、1ボギーの「66」でプレーし、惜しくも2位でフィニッシュ「きょうは完璧と言ってもいいかな」と語り、シード権をキープできる希望で終わった。

首位でスタートした18歳ルーキーの村田歩香は4試合目で6アンダー14位と健闘、150cmと小柄ながら220ヤードの正確なショットはフェアウェイキープ率2位、次から次へと楽しみな選手が女子プロゴルフでは出て来る。

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オリンピック金メダリスト、リディア・コーが全英女子オープン優勝の偉業

2024-08-26 21:23:16 | スポーツ
13番まで米国の賞金女王で世界ランキング1位のネリー・コルダがトップを走り、これを申ジエ、コー、リリア・ヴが追い上げ、16番では6アンダーで4人が並ぶという激戦となった。ネリー・コルダは13番を終えて2打差の首位に立っていたが、続くパー5の14番でまさかのダブルボギー、さらに17番では難しいロードホールバンカーにつかまりボギーをたたき、悔し涙となった。

コーは最終18番で見事なバーディーを奪って通算7アンダー、強風が吹く中最終ラウンド「69」を記録し、自身3度目となるメジャー大会優勝を果たした。またニュージーランドに初めて全英オープン制覇という栄光をもたらした。2位タイ5アンダーにはコルダ、申ジエ、前年の覇者リリア・ヴ、中国のイン・ル二オンの4人、

日本勢では岩井明愛と西郷真央が通算2アンダーで7位タイ、賞金23万6000ドルと大健闘、大里桃子が通算2オーバーで22位タイ賞金9万1000ドル、勝みなみと河本結が通算3オーバーで29位タイ6万9000ドル、古江彩佳と畑岡奈紗が通算4オーバーで37位タイ4万6000ドル、川﨑春花が通算6オーバーで55位タイ償金2万5000ドル、佐久間朱莉が通算7オーバーで60位タイ償金1万9000ドルとなった。7位の償金は145円で換算すると3335万円だから日本ツアーの優勝賞金より多い。


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女子プロゴルフ、ニトリ・レディース、21歳桑木志帆が制し、今年のツアー優勝者の半分以上が21歳という珍記録

2024-08-25 17:58:00 | スポーツ
首位から出た桑木志帆が4バーディー、2ボギーの70をマーク。通算12アンダーで逃げ切り、6月の資生堂レディース以来の今季2勝目を挙げた。トッププロ19人が全英AIG女子オープンに参加、桑木は出場を見送って臨んだトーナメント、並々ならぬ決意で優勝を果たした。

16番パー3で桑木は短いパーパットを外し、11アンダーとなり、鶴岡果恋、宮沢美咲に並ばれ、先を行くペソンウも11アンダ-で上がっており、混戦模様となった。しかし、桑木は17番で2打目をペタピンにつける会心のショット、バウンスバックで取り戻した。鶴岡は初優勝を狙い、12,13番でバーディを連取し、追い込んだがもう一歩、宮沢は17番でダブルボギーをたたき、桑木を楽にさせた。
1打差の2位に鶴岡果恋とペ・ソンウ。2打差4位に宮沢美咲、上田桃子、森田遙、政田夢乃が続いた。

AIG全英女子オープンは24日、第3ラウンドが行われ、5位から出た西郷真央は2バーディー、3ボギーの73とスコアを一つ落とし、通算2アンダーの10位となった。日本のニトリ・レディースが行われた桂ゴルフ倶楽部は森林の中できちんとセパレートされ、美しいコース、かたやセントアンドルーズ・オールドコースは荒涼とした原野の趣、グリーンもほとんど隣のコースと横につながっており、旗が2本見える。バンカーは深いポットバンカーで入れたら横に出すしかない。19人参戦した内、9人しか予選通過出来なかった。その中で西郷真央が頑張っている。

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女子プロゴルフ、CATレディース、パットでつかんだ完全優勝は川崎春花

2024-08-18 17:42:50 | スポーツ
初日は台風の雨風の中、初日からトップの川崎春花が4バーディー、2ボギーとスコアを二つ伸ばして大会タイ記録の通算13アンダーとし、完全優勝を飾った。
今季は7月に2週連続優勝、その後2週連続予選落ち、そして今週の快勝、ゴルフの面白さが出たが、どうしてそんなことにとの質問に「ショットは同じ調子だった。パットの違いです」と、確かに昨日3日目の後半のバーディーラッシュは、高速グリーンでかつラインが読みづらく他の選手が外す中、川崎は4~5mのパットを次々と決めた。同じインタビューで「満足できるショットは1ラウンドで2回ぐらい」とも言っている。ゴルフはパットと良く聞くが、川崎はそれを証明し、優勝に繋げた。

3打差通算10アンダーの2位は18番パー5で2オン50cmピンそばにつけイーグルを決めた渡辺彩香。1打差の3位に、阿部未悠、藤田さいき、ペ・ソンウ(韓国)が並んだ。

川崎春花は、全英オープンの出場資格が繰り上がりで決定し、本日の便で急遽スコットランドに向かう。いよいよ日本選手最多の19人が出場する全英女子オープンが始まる。この19人は精鋭中の精鋭、現地で準備している古江、山下、渋野などに川崎がどこまで食い込めるかこれも楽しみだ。158cm51kgと小柄ながら大きなアークで240ヤードのドライバーと正確なショット、パットが決まれば善戦できる。ただ、急遽決まったので、良いキャディに当たれば良いのだが、

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パリオリンピック、珍記録

2024-08-14 17:29:17 | スポーツ
日本のメダルの数は予想以上で、めでたし、めでたしで終わったパリオリンピックだが、珍記録も結構有った。

パリ五輪スケートボード女子パーク決勝は、日本にルーツのある3選手が表彰台を独占した。銀メダルの開心那とともにメダルを獲得したのは金アリサ・トルー(オーストラリア)と銅スカイ・ブラウン(英国)。ともに日本人の母を持つという今後ありえない記録だ。

体操の鉄棒、岡慎之助(徳洲会)が金メダルを獲得し、団体総合&個人総合に続いて3冠を達成。この日の平行棒でも銅メダルで、1大会4つのメダルを獲得したが、この記録の他に、この表彰台では、あることが話題を呼んだ。共同銅メダリストとなった中国・張博衡と、台湾の唐佳鴻が同じ銅メダルの表彰台で並んだ。政治的には緊張状態にある両国だが、選手同士は握手や談笑をしてお互いを称え合い、表彰式後には自撮りで仲良く記念撮影する姿があった。これぞオリンピック精神だ。

ブレイキングは今年の夏季オリンピックの新種目で、私も初めて見た。少なくとも、オリンピックのためにはスポーツと呼ぶことになった。ブレイクダンスは驚異的な運動能力でフロアを回転、ポーズ、滑走、ダンスする芸術性のある確かにスポーツになっている。しかもAmi として知られる湯浅亜美が、ブレイキング初の金メダルを獲得した。

2024・パリ五輪のメダルが、メッキが剥がれるなど品質に問題があるとの指摘があり、それに対しオリンピック組織委員会は「破損したメダルはすべて交換する」と明らかにした。「メダルの製造と品質管理を担当する機関であるパリ造幣局および該当選手の国家オリンピック委員会と緊密に連絡を取り合い、メダルの破損具合や原因を把握中である」というからフランスの硬貨は大丈夫か心配になってきた。
念のために調べたら、メダルの重さはエッフェル塔から切り取られた鉄(18g)を含め、金メダルは529g(金6g)、銀メダルは525g、銅メダルは455gであるという。ビックリしたのは金メダルと言っても6gでは金メッキメダルに近い。ちょっとがっかり、

選手の食事、タンパク質を供給する肉が少なく、選手達は「長い列の末、満足な食事が採れない」とブーイング、東京やリオの食事が懐かしいと語っている。食と言えばフランス、多分選手は期待していたが、環境にやさしい食事と言ってもこれでは??

番外編
2024年8月7日、延期となっていた2022年北京冬季オリンピック・フィギュアスケート団体のメダル授与式が開会式をしたトロカデロ広場で開催された。1位だったロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ選手のドーピング問題により、3位から2位に繰り上がった日本の選手らは、2年半を経てようやく銀メダルを手にした。日本からは男子の鍵山優真、女子の坂本花織と樋口新葉、ペアの三浦璃来、木原龍一組の5選手と、アイスダンスでカップルを組んだ小松原美里さん、小松原尊選手が参加した。
パリで表彰式とIOCの粋な計らいで大喜び



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女子プロゴルフ、NEC軽井沢72ゴルフ、池ポチャで政田優勝逃す

2024-08-12 17:34:58 | スポーツ
パリオリンピックで山下美夢有が池ポチャでメダルを逃したが今回は軽井沢でも池ポチャが優勝決定に影響した。

後続に3打差をつけ、単独首位でスタートした河本結は「73」とスコアを落としたものの、トータル11アンダーで逃げ切り、5年ぶりとなるツアー2勝目を飾った。最終ラウンド、得意のパットが決まらずバーディなし、ワンボギーとグリーン上で何回かしゃがみ込む河本、しかし政田のまさかのミスで優勝が転がり込んできた。

6打差を追いかけて最終組の3組前を回った政田夢乃は、初優勝へバーディラッシュ、17番でもバーディで12アンダーとし、単独首位で迎えた18番(パー4)、2打目を痛恨の池ポチャでダブルボギー。1打差の2位で初優勝はお預け、「悔しいです。パーでよかったのに、バーディーを取りにいってしまった。経験不足」と悔し涙。それでも3日間で17個のバーディーを奪い、最多バーディー賞100万円を獲得し、かつルーキー・オブ・ザNEC軽井沢72賞を獲得した。ゴルフの神様は前回の優勝から5年間、不振で苦労した河本にほほえんだ。






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