行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

パリオリンピック、健闘した4位山下美夢有

2024-08-11 14:51:52 | スポーツ
ゴルフは他の競技と違い4日間の長い闘い、山下美夢有は3日目まではショットが安定していたが最終日、やや乱れてメダルを逃した。しかし終始メダル圏内での闘いで大健闘を讃えたい。

最終ラウンド14,15番で長いパットを沈めバーディとして7アンダーとして首位を行くリディア・コに2打差と詰め寄った。日本時間24時、ここは眠らず期待してテレビにかじり付いてた。ところが16番池越えのショートホール、8番アイアンのティーショットは池ポチャ、後のインタビューで山下は「風を読み間違いた」と言っている。たまたまオナーで最初の打順であったことも不運だった。

金メダルはリディア・コ、東京大会では銀メダルをかけ稲見萌寧とプレーオフとなり敗れ銅メダルに、その前のリオデジャネイロ大会では銀メダルを獲得しているので、パリでは金メダルに執念を燃やした。最終ラウンド13番でダブルボギーをたたいたが、克服した。歴戦錬磨の経験が精神を安定させたのだろう。山下美夢有はオリンピック初挑戦、メジャー級のプレーヤーがひしめくオリンピックで良く健闘した。

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女子プロゴルフ、北海道meiji カップ竹田麗央が逆転優勝

2024-08-05 11:19:15 | スポーツ
最終組の4組先を行く竹田麗央と河本結が17番まで11アンダーで熾烈な戦い。二人とも最終日6アンダーで回っていることからもレベルの高い競争だった。最終組はそうした前を行く戦いに影響されたか崩れてしまった。首位スタートで初優勝を狙う浜田はこの日76をたたいてしまった。ゴルフは精神力が大きく影響するスポーツだが、最終組で優勝経験ある桑木ですら75もたたきこちらは負の相乗効果となった。

今期の好調を取り戻したトップと3打差で出た21歳・竹田麗央が最終18番でバーディを取り、河本を突き放し12アンダーで今季4勝目を果たした。最終日は一転逆風となり、キャリーで河本を超える飛ばしや竹田はロングホールすべてでバーディを取り、18番でも第3打はピッチングで2mにつけられ、有利だった。

河本結は「66」と奮闘したものの、トータル11アンダーの2位。トータル10アンダー・3位タイには岩井明愛と木村彩子が入った。

ちなみに竹田には優勝副賞として「明治製品10年分」が贈られ、牛乳大好きと喜ぶ竹田麗央は健康優良児そのものでスポンサーも喜んでることだろう。

深夜に、松山英樹のパリオリンピック銅メダルのニュース、12時ごろまで見ていたがショットは好調で、4~5mのパットでボール一つ届かなかったり,一すじ違ったり、惜しいパットが3つぐらいあった。金を取りそこなったが、男子初のメダル獲得、祝福したい。これから始まる女子の戦いにも良い影響を与える。

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パリオリンピック、開会式は壮大なページェント

2024-07-27 22:41:11 | スポーツ
芸術性、独創性において印象深い開会式でフランスらしさがにじみ出ていた。近代オリンピックの父と云われているクーベルタン男爵の出身地の面目躍如たるものが有った。特にパリの中心を流れるセーヌ川とエッフェル塔を中心にした都市型開会式はパリでなくてはできない。

メイン会場をエッフェル塔とトロカデル広場として、選手の入場は各国選手を船に乗せ6Km、セーヌ川を行進するというユニークなアイデアは秀一だ。セーヌの両岸も観客席にして、随所に巨大ディスプレイを配置し、どこからでも開会式やパフォーマンスが見られるようにした。

芸術のパリを象徴するごとく、セーヌ川に浮かぶ船上や橋の上で各種のパフォーマンスが行われ、観客を楽しませた。まさに壮大なページェントになっていた。

聖火台もユニークで、開会式場内にこれまで設置されていたが、なんとルーブル美術館の近く、チュイルリー公園の池に独立して設置され、気球と一体型聖火台で、点火されると空に浮かび上がり、観客や世界のテレビ視聴者はビックリだ。

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女子プロゴルフ、大東建託いい部屋ネット・レディース、川崎春花連覇

2024-07-21 21:01:34 | スポーツ
パリオリンピックを控え、山下美夢有は99HボギーなしJLPGAツアー記録を更新、好調を維持し、最終日も66で回り、通算24アンダー、完璧なゴルフだったが、それを上回るゴルフを成し遂げたのが川崎春花だった。

1打差の単独首位から出た川崎春花(21)は8バーディー、ボギーなしの64と伸ばし、ツアー新記録となる通算28アンダーで今季2勝目、ツアー通算4勝目、2年ぶりの勝利を挙げた2週前の前戦、ミネベアミツミ・レディースに続く自身初の2戦連続優勝となった。

13番までは最終組、川崎、山下、三ヶ島2打差の中でデットヒート誰が優勝してもおかしくなかった。ところが川崎は終盤、15,16,17番で連続バーディ追いすがる山下美夢有を突き放した。昨シーズンは試合に出るのがいやっだったくらい不調だった川崎の復活は連覇によりはっきりした。人間てこうも変わることが出来るという見本みたいだ。川崎のショット、パットの安定性は素晴らしい。後半になっての5バーディは21歳にしては勝負強いことも証明された。

特筆すべきは初めて見る名前「仲村果乃(23)」、最終ラウンド川崎春花と同じ8アンダー64で回り、通算19アンダーで6位タイ、トップテン入りは初めてだ。二人とも京女で刺激を受けたこと間違いない。

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女子プロゴルフ、高まるパリオリンピックでの活躍

2024-07-17 16:22:00 | スポーツ
古江彩佳の怒濤のバーディ・イーグルでの大逆転劇の興奮が収まらない中、15日付の女子世界ランキングが発表された。先週の「アムンディ・エビアン選手権」で海外女子メジャー初覇者を果たした古江彩佳が13ランクアップ。自己ベストの8位となり日本勢トップ、パリ五輪代表の笹生優花が10位で日本勢2番手、同じく代表の山下美夢有が19位で3番手となった。畑岡奈紗が3ランクダウンの27位、同大会で10位に食い込んだ岩井明愛が3ランクアップの38位、小祝さくらが2ランクダウンの41位となった。以下竹田麗央45位、渋野日向子51位、西郷真央52位、西村優菜76位、勝みなみ86位。

トップ3は、1位ネリー・コルダ、2位リリア・ヴ(米国)、3位コ・ジンヨン(韓国)、ということはこの3人がオリンピックでも最大のライバルだ。

古江彩佳のオリンピック不参加を惜しむ向きもあるが、古江がインタビューで述べているようにオリンピックに出られないことで奮起し、同じフランスの地で優勝できた原動力だ。日本代表の笹生も山下も地力はは古江と何ら変わることはない。古江のメジャー優勝を目の前で見てシャンパン祝福した山下や笹生は大いに刺激を受け静かな闘志を燃やしているだろう。期待できる。8月7日~10日はパリ郊外41kmのル・ゴルフ・ナショナルに注目だ。


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海外女子メジャーアムンディ・エビアン選手権で古江彩佳快挙!!!

2024-07-14 23:46:11 | スポーツ
ジュネーブに近いエビアンリゾートGCでの海外メジャー、本人が到着したのに肝心の道具がまだ成田で練習ラウンドが出来ないというハプニングにもめげず、首位争いをしていたが、まさか優勝をするとは・・・・凄いビッグニュースが入ってきた。
大きな海外選手の中で153cmの小さなからだは目立つ、ドライバーのキャリーでは特に差が付く、またラフからのショットも非力はハンディになる。それでも首位と1打差で出た古江彩佳が1イーグル・6バーディ・2ボギーの「65」をマーク。トータル19アンダーで逆転した。

最終ラウンド、12番でのボギーで一時は首位と3打差がついた。しかし、14番パー3で10メートル以上のパットをねじ込むと、15番でも再びロングパットが決まり、16番パー3はグリーン右の傾斜を利用して、ピンまで約1.5メートルにピタリよせ3連続バーディ。

首位と並んで迎えた最終18番パー5では、ファーストカットから2オンに成功、約4メートルのイーグルパットをねじ込んだというから、パット力で優勝をもぎ取ったようだ。米国ツアーでは2022年「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」以来2度目の優勝、23年は何回か2位になりながら優勝に恵まれなかった。樋口久子、渋野日向子、笹生優花に続く日本勢4人目となるメジャーVの快挙達成となり、古江は涙を流しながら偉業達成の喜びをかみしめた。




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女子プロゴルフ:ミネベアミツミ・レディース、ダイヤモンド世代決戦は川崎春花が制す

2024-07-08 17:29:46 | スポーツ
最終日の最終組は、4打差首位でスタートした川崎春花(21)、尾崎彩美悠(21)、桜井心那(20)との2003年度生まれ「ダイヤモンド世代」対決、この世代自分たちでダイヤモンド世代と名付け、切磋琢磨への意気込みは偶然今回ガチンコ対決となった。3人とも最後の優勝以来不調で、脱出へもがきながら望んだ北海道決戦。3人ともショットは安定していたが、安定度の高かった川崎が4バーディー、1ボギーの69にまとめ、4日間通算18アンダー、大会記録の270で優勝を飾った。
川崎は前半途中に1打差まで迫られ、マッチプレーの展開だったが、後半17番で184ヤード先のピン手前3メートルに、6番アイアンでボールをピタリ止め、バーディを決め、最後は4打差に戻し、22年10月のマスターズGCレディース以来のツアー3勝目を手にした。

22年にメジャー日本女子プロ選手権を含む2勝を挙げながら、23年はシード落ち寸前の49位。「人前でゴルフをするのが怖かった。自分でも(ボールが)どこに飛んでいくかわからないし」と落ち込んだ。好調時のスイング動画を見ながら、2年前のスイングを反復し、地道にショット改善に取り組み、パターもクロスハンドに変え、今年に入り徐々に成績を上げてきた。後半が楽しみだ。
プロでもいつの間にか、スイング軌道が変わり、不調になる典型例だ。

賞金ランキングは川崎春花が賞金1800万円を獲得し、今季通算を3427万4233円として、44位から17位にジャンプアップした。今大会で昨年優勝した小祝さくらは47位タイの賞金43万円を加算、今季1億2126万8922円でランキング1位をキープした。2位は竹田麗央(9415万8000円)、岩井千怜(7854万2879円)、鈴木愛(7545万6737円)、山下美夢有(6818万8500円)と続いている。
今大会12アンダー4位に入った岩井千怜に勢いがあり、次回大会での活躍が期待できる。

特筆は堀琴音、今大会では17番でホールインワンをし、盛り上げ、11アンダー5位でしかも最終日は66でまわった。特にノールックパットには驚きだ。「ボールを見ないで打つことは最初、とても勇気がいることでしたけど、ここ1カ月ぐらいでかなり慣れた感じがする。一番の要因は前週、資生堂 レディスの2位。優勝できなかったのは残念でしたけど、すごく自信になりました」と分析、素人は消して真似してはいけない。


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全米シニアオープン、藤田寛之惜しくも2位

2024-07-02 15:01:48 | スポーツ
期待していたが、あちらからのニュースによると4ホールにわたるプレーオフの結果とのこと、健闘を称えたい。
ニュースによると、
最終ラウンドが荒天のため現地の月曜日まで持ち越された今年の“シニア世界一決定戦”は、トータル13アンダーでホールアウトした日本の藤田寛之が、リチャード・ブランド(イングランド)との4ホールに渡るプレーオフのすえ、惜しくも敗れた。初日から首位を守り、10ホールを消化した日曜日終了時点でも暫定トップに立っていたが、最後は優勝に手が届かなかった。

悪天候で順延し、流れが変わってしまった。55歳ともなると、体調管理が難しく4日間から5日間になったことが大きいのではないか

それでも藤田は、今大会の賞金総額400万ドル(約6億4400万円)のうち、この単独2位によって43万2000ドル(約6955万2000円)を手にした。ちなみに全米女子オープン、単独2位だった渋野日向子の賞金は129万6000ドル(約2億865万円)に較べると見劣りするが、シニアオープンの賞金としては破格だ。

ゴルフはシニアのスポーツとしては最適だ。81になる私でも先日の昭島市ゴルフ競技会のコンペに参加でき、尺取り虫ゴルフながら95でラウンド出来た。後半は凄い雨で、田んぼの中でやってる感じだったが、それでも楽しかった。


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女子プロゴルフ、資生堂 レディスオープン 桑木志帆が初優勝

2024-06-30 16:58:05 | スポーツ
昨年の同じ大会で、1打リードして上がっていたら、新人の桜井心那に追いつかれ、プレーオフで敗れた桑木志帆、今回はゴルフの神様が桑木に微笑んだ。長いロングパットが3回入るし、15番では左に曲げたドライバーがカート道ではね、パーをセイブした。最終組の強敵小祝さくらがやや調子を崩したことも幸いした。
ベテラン堀琴音との競り合いを終盤まで展開、15番で堀が長いパットを入れ、追いつかれたが、16番で桑木がバーディとし、そのままトータル11アンダーでゴールした。今季も優勝争いに加わりながら涙をのんだ21歳桑木、93試合目で念願の初優勝をつかんだ。両親も応援に駆けつけ祝った。

トータル9アンダー・2位に掘。トータル8アンダー・3位に原英莉花、トータル7アンダー・4位タイには小祝さくら、安田祐香、天本ハルカ、小滝水音が入った。昨年覇者の櫻井心那はトータル3オーバー・56位タイだった。

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国内女子プロゴルフ,アース・モンダミンカップ 小祝さくらの優勝は順当

2024-06-24 22:00:14 | スポーツ
 ツアー最高の賞金総額3億円、優勝賞金5400万円がかかる、国内女子ツアー第17戦「アース・モンダミンカップ」は4年ぶりの月曜日決着となった。トップレベルの選手が全米女子プロオープンに参加しており、留守を守る黄金世代を代表する小祝さくらが順当に制覇した。
2位に6打差の単独首位から出た小祝さくら、13番まではバーディが取れず我慢のゴルフ、安田祐香が前半3バーディをとりひたひたと迫ってきた。小祝は14番パー5でようやく3メートルを沈め取り返すと、続く15番パー3で15メートルのスライスラインを読み切り連続バーディー。17番で一つ落としたが、最終18番パー5でも悠々バーディとし、通算16アンダーで後続を振り切り、ツアー通算11勝目を飾った。
首位と3打差の通算13アンダー2位に安田祐香、通算11アンダー3位に高橋彩華、通算10アンダー4位にベテラン藤田さいきが頑張った。

日本では優勝賞金最高の5400万円、単独2位の安田でも2640万円と通常の大会の優勝賞金を上回った。
海外からは、山下美夢有が全米女子プロオープンで2位となる朗報が飛び込んできた。山下は2位タイで獲得賞金は約1億1228万円を獲得、7位タイに入った渋野日向子と西郷真央はともに約4270万円を獲得した。日米の賞金格差はどう説明すれば良いのか??


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