行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

クリスマスマーケットのシーズン

2010-12-18 18:53:19 | Weblog
今年もイルミネーションの輝くシーズンになった。旅行会社からは欧州特にドイツのクリスマスマーケット巡りのチラシが送られてくる。私が初めて経験したのはフランクフルトのマーケットで、ホット赤ワインのグリューワインも味わった。気温は零下に近く丁子が入っていて体が温まった。名物のソーセージやお菓子が屋台に所狭しと並べられ、もみの木も売られ、クリスマスへ雰囲気は盛り上がっていた。

日本にはいつからこの欧州のクリスマスマーケットが入ってきたのか記憶が定かでないが、札幌の大通公園のドイツクリスマスマーケットが私の印象に残っている。雪祭りだけでは充分稼げないため年末のホワイトイルミネーションに合わせ、ドイツから持ってきたらしいが雰囲気はそのままで楽しめた。

東京フォーラムでは昨年から札幌ほどの規模ではないがフランスのクリスマスマーケットを持ち込んでいる。「ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2010 ホンモノのノエルがやってくる!」という宣伝で、売りは モミの木のクリスマスツリー発祥の地とフランスで最も長い歴史を誇るクリスマス・マーケット、だが規模が小さく、何となく寂しい。ストラスブール(ドイツ時代はストラスブルグ)はドイツとの国境にあり、歴史をひもとくと両国に属した街で、このあたりアルザスは白ワインがトップブランドだけに白ワインのホットが飲める。

一足伸ばすと、昔の私の職場があった丸の内中通り、庶民には関係ない高級ブティック街に見事に変身、シャンペンゴールドのイルミネーションに輝いていた。岩崎弥太郎もびっくりしてるだろう。この色も華やかそうだが何となく冷たい、やはりクリスマスイルミネーションは赤、緑、黄色が良い。
コメント
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