今週に入り、急にはやり出したのが解散風、もう衆議院議員は職を掛けた風なので落ち着いてはいられない。しかし、何故ここで解散なのか?300も議席がある党がリスクを覚悟で解散するのか?何が争点になるのか?株式市場では解散で仕事が増える広告会社の株が上昇している。
マスコミの報道が風を増幅させ、よけい吹き荒れ、この風は安部首相が海外に行っている間に加速しており、首相が帰国しないと収まらない。
各紙、NHKの報道を見てみると
「安倍総理大臣は消費税率を来年10月に予定どおり10%に引き上げるかどうかを判断するにあたって、新たな経済対策を打ち出すことや、引き上げを先送りしたうえで、衆議院を解散して国民に信を問うことも排除せず、今後の政権運営の在り方を総合的に検討することにしています」風の発端はこの報道。
「自民党の二階総務会長は衆議院の解散の風が吹き始めていることは間違いない。衆議院議員である以上、常在戦場だと指摘しました」この発言報道で解散風は本格的になった。
「自民、公明両党は、安倍晋三首相が来週中に衆院を解散する調整に入ったことを踏まえ、衆院で審議中の労働者派遣法改正案の今国会成立を断念する方針を固めた」「公明党も11日、山口代表が年内選挙に向けた準備を急ぐよう党内に指示しており、小選挙区選出の9人の議員全員を再び擁立する方針です」
与党の相棒公明党が選挙準備に入り、風は確信に近くなった。
ところが
安倍総理大臣は訪問先の北京で記者会見し、衆議院の解散・総選挙について記者団が「どのタイミングで断行する考えか」と質問したのに対し、「解散のタイミングについては何ら決めていない」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は与野党の幹部から衆議院の解散を巡る発言が相次いでいることに関連して、「国内では憶測に基づく報道があると聞いている。それらに答えることはしないが、私自身、解散について言及したことは一度もない」と述べました。
庶民には何が何だか判らない状態だ。
一方
「11日の自民党の総務会で、村上・元行政改革担当大臣は円安が進み、庶民が生活に苦しんでいるときに、予算や税制の問題をほっておいて選挙などやっていいのか。衆議院の解散には大義名分がない」
解散あるのかな???