世の中、気候変動、貿易摩擦、AI、中国の台頭、などなど大きく変化している。日本のいや世界のエネルギー事情が大きく変わった。今年の猛暑、初の体験、ちょっと前だと電力会社から昼の真っ盛り電力危機になるので工場の操業調整が要請された。ところが原発が一基も動いてないのに東京電力管内何も起こらず、報道によると「8月7日に最高気温が37度に達して今夏の最大電力5371万kWを記録したが、需給率は92%に収まった。昼のピーク時にも太陽光と風力が供給力の7%以上にあたる377万kWの出力を発揮して火力発電の増加を抑えた」
我が家の場合、昼の真っ盛り、曇らないことを祈りつつ3部屋のエアコンを動かしても自家用太陽光発電力以下で済んだ。もちろん温度設定などできる限りの節電を国民は行ったと思う。それにしても様変わりのエネルギー事情だ。
資料 東京電力
ところが九州電力では、原発を動かすので太陽光発電はストップ要請というニュース、当に本末転倒だ。原発を動かさないで有り余る太陽光発電電力を活かすべきだ。国のエネルギー政策の基本問題だと思うが、黙ってみているだけか。太陽光発電の泣き所は、天候に左右され、夜は使えないということだ。これははじめから判っていたことだが、蓄電池の開発と大規模設置をエネルギー政策の中心に据えるべきだ。家庭用の安価な蓄電池も是非開発してもらいたい。我が家の太陽光発電電力もいずれ電力会社が買い取ってくれなくなると思うからだ。