日本マックドナルドのサラ・カサノバ社長の日本的経営
テレビで日本マックドナルドのサラ・カサノバ社長のインタビューを見て、感動した。中国工場での不衛生なチキンナゲット生産過程がネットに流され、日本ではマックの商品に異物が混入してたりし......
マクドナルドは36カ月連続成長、過去最高益更新という未踏の領域に入っている。最近の分析だと、カサノバ社長の強烈なリーダーシップより優秀な人材に任せると言った大きな袋に包み込むような手法が評価されている。原点は徹底的な現場主義で、マーケッティングの基本をひたすら走っているようだ。
話題のゴーン元CEOはその強烈なリーダーシップにより、日産を立て直したが、やり方はコストカットによるリストラで、有無を言わせぬところがあった。それがやがて神のような存在となり、他の役員や従業員には口をはさむ余地もなく、企業を私物化してしまった。販促費と称して16億円もサウジの一代理店に払うなど信じられないし、その費用はサウジでの利益で回収されたのだろうか?
マックのカサノバ社長とは正反対の手法で、どちらが正しかったかは明白だ。