英エコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がまとめた2018年度版「世界で最も住みやすい都市」ランキング。EIUの本調査は世界140都市を対象に行われ、安全性、医療、文化・環境、教育、インフラの5項目を評価し総合的な点数でランク付けをおこなったもの。上位10カ国と下位10カ国に選出された「住みやすさランキング・ベスト&ワースト都市」で、ワースト都市はアフリカ、南アジアに限定されている。
ベストテンは以下のとおりで、大阪と東京が入っている。この中で私が行ってない都市はアデレートだけで、ジュネーブが入ってないのが唯一疑問だが、概ね賛成できる内容だ。内訳で、文化・環境の点が判らないので推測だが、ウィーン、メルボルン、シドニー、カルガリーは医療、教育、インフラで満点を取っており、その差は文化が影響してるのだろう。大阪と東京の差はインフラの差で、京都が入っていないのはやはり交通関連のインフラの差ではないか。憧れのパリ、ロンドン、ニューヨークはベストテン入りにならず、安全性の面で劣ったと思われる。
1位:ウィーン(オーストリア)/総合点: 99.1点,医療: 100.0 | 教育: 100.0 | インフラ: 100
2位:メルボルン(オーストラリア)/総合点: 98.4点、医療: 100.0 | 教育: 100.0 | インフラ: 100.0
3位:大阪(日本)/総合点: 97.7点、医療: 100.0 | 教育: 100.0 | インフラ: 96.4
4位:カルガリー(カナダ)/総合点: 97.5点、医療: 100.0 | 教育: 100.0 | インフラ: 100.0
5位:シドニー(オーストラリア)/総合点: 97.4点、医療: 100.0 | 教育: 100.0 | インフラ: 100.0
6位:バンクーバー(カナダ)/総合点: 97.3点、医療: 100.0 | 教育: 100.0 | インフラ: 92.9
7位:トロント(カナダ)/総合点: 97.2点、医療: 100.0 | 教育: 100.0 | インフラ: 89.3
8位:東京(日本)/総合点: 97.2点、医療: 100.0 | 教育: 100.0 | インフラ: 92.9
9位:コペンハーゲン(デンマーク)/総合点:96.8点、医療: 95.8 | 教育: 100.0 | インフラ: 100.0
10位:アデレード(オーストラリア)/総合点: 96.6点、医療: 100.0 |教育: 100.0 | インフラ: 96.4