今回の成功は日本チームが健闘したことが最大の要因だが、会場が東北から九州まで散らばったことも日本中ににわかファンをつくり、パブリックビューイングに興奮したことも大きな要因だ。ラグビーはスピードのある格闘技で、選手のことを考慮に入れ、試合のインターバルを1週間取っているので興奮が続くかと心配したが杞憂に終わった。
当地昭島でも栗田工業のサッカー場でパブリックビューイングが行われ、盛況だった。
8月の昭島くじら祭りではパレードに参加した栗田工業ラグビー選手の巨体が目立ったが、ワールドラグビーが開催されるのかといった程度の関心だったので、様変わりだ。全国的な経済効果は4500億という試算もある。飲食、旅行業界が潤っただけでなく、予想以上のファンが欧州、オセアニア等から来られ、日本を知ってもらえたことは良かった。
これを機に、サッカーのようにクラブチームが各地で結成される動きが出て来ると思うが、気掛かりは子供のチーム結成だ。見たとおりラグビーは危険なスポーツだそれ故にプロ選手さえ怪我しないように1週間のインターバルを取って試合をしている。私は高校の時、体操でラグビーをさせられたが、タックルされ、脳しんとうで何分か半分気を失って校庭の隅で転がされていた。高校の体操授業ではラグビーを禁止している地域もあると聞いたがまして子供にラグビーをさせることはきっちりとした指導体制が取れないなら止めた方が良い。