行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

大相撲春場所やはりもう一つ盛り上がらない

2020-03-15 23:34:28 | スポーツ

コロナウィルス騒動により、観客無しの大相撲春場所、1週間見たが、なんとなく相撲が淡泊で、粘りが見られない。テレビ中継を見てると眠くなる。大相撲は若返りの局面に入ったと誰でも思っているが今場所は貴景勝も不振だし、滑り出し好調だった御嶽海も、昨日の白鵬戦もう一つ粘りがなく、今日の鶴竜戦も気力が感じられなかった。昨日勝ってれば、優勝候補に躍り出られたのに、観衆の声援がないのが響いたかもしれない。朝乃山も大関取りへの気力がもう一つ不足している。これでは世代交代どころか優勝は白鵬と碧山が最短距離だ。

先場所は徳勝龍が幕尻で優勝したが、今場所も巨体を活かした碧山が平幕優勝となる可能性もある。碧山は観衆がいない稽古場では無敵と言われるくらい強いとの評判。白鵬が貴景勝や朝乃山に喰われることがあれば面白い展開となる。

人気の炎鵬も観衆のバックアップがなく、冴えなかったが今日のひらりと舞い上がった立ち会いは阿武咲を慌てさせ、見事に肩透かしで転がした。観衆が居たらヤンヤの喝采をあびたことだろう。

後半は期待の若手の奮起で寂しい春場所を盛り上げて貰いたい。

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