イタリアの古都を訪ねて
京都と同じく、観光客でひしめくイタリアの古都、シーズンオフに訪ねてみようと16名のツアーに参加、コロナウィルスが流行り出した日本を脱出。昨年暮れに申し込んだが、まさかこんな事態にな......
昨年の2月18日から25日、コロナウィルスが流行りだした日本を脱出、比較的安全とみられたイタリアの田舎へと旅立った。ミラノからトスカーナ地方をめぐり、ローマから帰国した。滞在中はカーニバル期間で、まさかコロナが入り込んでいるとは思えないのんびりとした天国だった。
キャンティクラシコのワイナリー、お土産に二本もクラシコを持たせてくれた。
ランブルスコワイン産地モデナのカーニバル、大人も子供もカーニバルを楽しんでした。
ところが帰国する25日、情勢が一変する。北部ロンバルディア州でコロナが感染し出したと言うニュース、旅の期間中はマスク着用禁止だったのが急遽、マスク着用に変わった。イタリア人はマスク着用に慣れてないし、近所同士でのおしゃべりやハグが日常なので、あっという間に感染が拡大、医療崩壊どころか教会では葬儀が滞り、棺が並ぶ事態となった。本日時点でイタリアの感染者は世界各国で八番目に多い280万人、死者は96348人。トスカーナでの死者は4582人。
周囲がイタリアに囲まれている人口33800人の小国、サンマリノ共和国では3538人が感染し、73人の死者となっており、山の上の美しいミニ国家も大変な状況だ。