行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

女子プロゴルフ、伊藤園レディース、21歳山下美夢有、逆転優勝で史上最年少で年間女王に

2022-11-13 23:32:01 | スポーツ

若手が台頭している女子プロゴルフの中で山下は、2試合を残して今季のメルセデス・ランキング1位を確定させ、トップに躍り出た。
3R,最終日の2日間、首位を走る13アンダー上田桃子と11アンダー山下美夢有はマッチプレーのような息詰まる闘いを展開した。こうなると経験豊富な36歳ベテランが有利と見ていたがコースは強風で多くの選手がスコアを崩す中、我慢比べは12番で上田がボギー、15番で山下がバーディをとり、上田に並んだ。若いながら精神的にタフな山下に並ばれ、上田は16番でドライバーを林に打ち込み、痛恨のダブルボギー。そこへ前を行くもう1人の桃子(29歳岸部桃子)が15番でバーディとし、12アンダーで優勝争いに参加、目が離せない展開となった。

追い上げた岸部桃子も11年目での初優勝に固くなったのか17番でパットを外しボギー、山下も最終ホール3m近くのパーパットを残し、外せば岸辺とのプレーオフだったが、これをあっさりと入れて決めた。これで山下は日本人初の年間獲得賞金2億円突破を果たした。岸辺桃子は11アンダーで2位、10アンダー3位は上田桃子と桃子が並んだ。因みに3人目の桃子(24歳大里桃子)は2人の桃子の活躍に刺激されたのか、この日4バーディ68の出場者中最小スコアで回り、一気に11位に。


男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズは石川遼が3年ぶりの優勝
昨日まで、プロに成り立てほやほやの蝉川泰果が首位、さすがにベテラン勢がこの日は発奮、69で回り、石川遼と星野陸也のプレーオフとなり、石川が制し、長い間低迷していたためか感涙でキャディと抱き合って喜んだ。

この日、5位には69で回った蝉川の1年先輩河本力がくい込み、若手とベテランの刺激合いが男子ゴルフの人気を盛り上げてくるだろう。スポンサーも観戦入場無料にするなどして努力している。

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