日本では、24日から今期優勝者とメルセデスランキング上位者40人で最終戦JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが行われるが、既に賞金女王は山下美夢有に決定している。
米国ではポイントランキング上位60人のみが出場する、米国女子ツアーの今季最終戦が終了し、トータル17アンダーで優勝を決めたリディア・コ(ニュージーランド)が、2022年シーズンの年間女王の座と、優勝賞金200万ドル(約2億8000万円)を手にした。また年間女王のほか、最優秀選手、賞金女王、最少ストロークの4冠を達成した。山下美夢有が年間獲得した賞金が2億500万円だから米国ツアーの凄さが覗える。リディア・コといえば、東京オリンピックでは銀メダルをかけて稲見萌寧とプレーオフをして惜敗したことは記憶に残っている。
この最終戦、4人が出場した日本勢のトップは、トータル3アンダー・25位タイで4日間を終えた古江彩佳。ルーキーながら今季1勝を挙げた22歳は、強風と雨のなか2バーディ・2ボギーの「72」と頑張った。
一方女子ゴルフの21日付世界ランキングが発表され、1位ネリー・コルダ(米国)、米ツアー今季最終戦を制したリディア・コ(ニュージーランド)が2位に浮上。アタヤ・ティティクル(タイ)は3位に後退した。日本勢では畑岡奈紗は10位、古江彩佳は22位で変わらなかった。山下美夢有は25位、西郷真央は28位。稲見萌寧は32位、笹生優花は33位、川崎春花は42位、渋野日向子43位だった。ルーキー川崎が渋野を上回るとはビックリ。