場所の前半までしこ名をどう読むのか判らなかった新入幕で東前頭17枚目の尊富士(たけるふじ)が13勝2敗で初優勝を飾った。新入幕力士の優勝は1914年夏場所の元関脇両国以来、110年ぶり2度目の快挙となった。
また、尊富士の三賞トリプル受賞は2000年九州場所の琴光喜以来、24年ぶり。新入幕力士としては1973年秋場所の大錦以来、51年ぶり2人目となる。
尊富士の前へ突き進む相撲は見事で、優勝の価値は充分ある。しかしケチを付けるつもりはないが、大相撲にとっては危機と受け取るべきだ。13勝2敗の成績を残せた横綱、大関がいなかったという異常事態だからだ。
また、尊富士の三賞トリプル受賞は2000年九州場所の琴光喜以来、24年ぶり。新入幕力士としては1973年秋場所の大錦以来、51年ぶり2人目となる。
尊富士の前へ突き進む相撲は見事で、優勝の価値は充分ある。しかしケチを付けるつもりはないが、大相撲にとっては危機と受け取るべきだ。13勝2敗の成績を残せた横綱、大関がいなかったという異常事態だからだ。