行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

ボーイングの賃上げ回答、4年間で38%、これでまとまるか

2024-11-02 21:54:48 | 労働

UAW異次元の賃上げ、4年間で25%増、初任給でも年収720万円

全米自動車労働組合(UAW)は28日、フォードに続き、クライスラーの親会社であるステランティス、30日にはGMとも労使交渉で合意に達し、9月からの1ヶ月半にわたる長期ストは終......

昨年UAWの賃上げを異次元の25%と書いたが、それをはるかに上回る38%、
全米機械労組(IAM)組合幹部は、ボーイング社の3度目の賃上げ案に対して中立の立場を保っていたが、この提案は投票したIAM第751地区組合員の64%によって拒否された。そして8週目に入る長期ストにたいし同社は4度目の提案として「賃金を38%引き上げ、承認されれば時間給労働者に1万2000ドルの契約金を支給し、退職貯蓄プランへの拠出金を増額する」内容となっている。
破格の回答だが、IAM第751地区組合員の承認投票はこれからだ。ストライキ中の組合員3万3000人に対しIAMの幹部は承認するように求めている。
ボーイング社は長期ストにより、株価は今年に入り40%下落しており今回の提案に会社の命運をかけている。
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