このところ、感染者が専門家も驚くほど減少している。昭島市も周辺もゼロベースが続き、なんとなく安心感がただよう。第5次感染波では自宅療養者が増加し、医療が崩壊した。第6波は来るのだろうか?
コロナ感染者の波は下図のごとく、不思議と波動に規則性がある。ニューヨークタイムズの分析だと理由が判らないが、米国では「2か月のサイクルが続いていて感染者数は2月下旬から4月下旬に増加し、その後6月下旬まで減少し、8月下旬まで再び増加し、それ以降減少している」とし、このパターンは、インド、インドネシア、タイ、英国、フランス、スペインなどの国でも見られると報道している。
日本はこの2か月のパターンには当てはまらず、しいて観察すれば今年に入って4か月毎にピークを付けている。第6次が来るとすれば、12月だろう。油断は出来ない。
このサイクルについて米国の専門家も何故か明確には判らないが、感染が多くなると注意深くなるという人間の行動と、デルタ株のようなウイルスの亜種は特に一部の人に感染する可能性があり、他の人には感染しない可能性がある。最も脆弱な人の多くに感染爆発が起こると、ウイルスは後退し、そしておそらく、亜種は平均的な規模のコミュニティを循環するのに約2か月を必要とするのだろうとニューヨークタイムズは報道している。また、亡くなった70万人以上のアメリカ人のうち、ワクチンを接種することを選択した場合、おそらく20万人近くが救われた可能性があるとしている。
第6波を最小にするには、ワクチン接種率を上げることが最良の対策のようだ。
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