行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

ダンロップ女子オープン 西村優菜2週連続&完全優勝

2021-09-26 18:49:18 | スポーツ

微笑みのゴルフプレーヤーがまさかの2週連続かつ、初日から首位をキープする完全優勝、しかもトーナメントレコードの15アンダーをも達成した。150cm、50Kgの小さな巨人の進撃と表現する人も出てきた。

稲見萌寧は不参加だったが、世界的プレーヤーの渋野、古江をも押さえての勝利だからたいしたものだ。前半8番では原英莉花に、後半は浅井咲希に2打差に追い上げられながらも、18番ではピンそばに寄せバーディを奪うメンタルの強さを見せた。
賞金ランク3位の西村優菜は、賞金ランク1位の稲見萌寧との差を5344万793円に縮め、次週のメジャー、日本女子オープンでツアー史上3人目の3週連続優勝に挑むことになる。

西村と同じ最終組で回った浅井咲希が3打差の2位、賞金ランク4位の古江彩佳、野沢真央、原英莉花が9アンダーの3位に入った。原は後半崩れたが次週の日本女子オープンのディフェンディングチャンピオン、意地でも次週は後輩西村には負けられない。また休養充分の稲見も参戦するので楽しみだ。

一方、男子のパナソニック・オープンはアマチュアで日体大3年の21歳、中島啓太が通算18アンダーで並んだ永野竜太郎とのプレーオフを制し、初優勝した。女子プロの方は23~19歳が厚い層でしかも世界トップクラス、中島は世界アマランキング1位でようやく男子にも新星が現れた。1年上の河本力は最終ラウンド+6と乱れ8アンダーで20位と後退したが、最終ラウンド14アンダーでスタート中島と共にアマ優勝をと期待させた。

日本の男子プロはメンタルが弱い、首位を走る永野は初優勝を意識したのか1打差リードでむかえた最終18番ホール(192yds/Par3)をボギーとし、プレーオフに持ち込まれた。同じホールでのプレーオフ、中島は先にオン、永野はグリーンに届かず寄せも悪くボギーで万事休す。

 


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