東京の気候でこれだけ雨が続いた旧暦お盆のシーズンは記憶にない。湿度が高く、体調がくるってしまう。昼時からワインをいただきシェスタと決め込み、何とか乗り切れそうだ。今年はベトナム土産でダラットのワインをいただき、彼の地を思い出した。ダラットは高原で軽井沢のような気候のため、フランス植民地時代からワインの生産をしていたのでダラットのワインはブランド化している。日本ではベトナム料理店で飲めるくらいでそれほどポピュラーではない。
使用されているブドウ品種は赤がカーディナル種、色がシャンブルサン種と珍しい品種だ。最近はカベルネソーヴィニヨンやシラーも作付けを試みているようだが、ワイン生産まで至ってないようだ。
このワインは、カーディナル種のブドウを使用し、さらにマルベリー(桑の実)を加えてるとのことで、カベルネソーヴィニヨンに近い味を求めたのかもしれない。酸味と苦みのバランスも良く、焼き鳥に合う。日本で買うと2000円ぐらいでたまにはこうした変わったワインも良い。
その他に最近よく飲むのはイタリアのネグロ・アマーロ種を主体としたブレンドワインで甘みを伴う重厚でサンジョベーゼとはひと味違う。
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