行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

ワインの新しい流れ

2009-11-09 22:46:16 | Weblog
ボジョレヌーボーは今月の19日発売であるが、セブン&アイホールディングス系のスーパー、コンビニ15000店でカリフォルニア、セントラルバレー産ワインYOSEMITE ROADが先週発売された。赤がカベルネ・ソーヴィニョン、白がシャルドネの2本だけだが米国ワインとしては破格の価格、各598円だから驚く。晩酌に赤を飲んでみたが、若飲みのさわやかなカベルネで、最近手に入らなくなったイタリア・ベネトのカベルネ・ソーヴィニョン、エッコドマーニを思い出させる味で、年金生活者のワインリストに早速載せよう。

このワインは今流行の大型店PB商品でしかも日米同時発売だから、グローバルPBと称している。円高故にこの価格になったのだろうか、600円台のオーストラリアのワインはあるが白はともかく、赤はもう一つで、880円(店によっては980円)のイエローテイル、シラーズを飲んでいた。世界どこでも598円で飲めるかどうか判らないが為替の変動を克服して欲しい。ちなみにイエローテールはフランスでもカールフールの店頭で900円前後の値段をつけていた。

ボジョレヌーボーも当初の頃より値段は高くなり2000円以上するものもある。これでは売れないので大型店ではペットボトル並の瓶で980円で販売すると言っている。良い品質のワインを1000円以下でという新しいワインの流れになりつつある。愛飲家としては懐が助かり、良いデフレの一現象だろう。

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