ホステスプロの古江彩佳が米国から参加、見事凱旋優勝を果たした。スポンサー孝行の古江、昨年に続き最終ホールで見事に決めた。2日目に7アンダーで首位に飛びだし、これは古江劇場かと思ったが、2日目の16番あたりからショットが不安定になり、最終日も前半は1バーディのみで我慢のゴルフ、この日初優勝を狙う岩井明菜がせめるゴルフで最終日7アンダー、そしてついに15番ホールで古江を捉え15アンダーで首位に立ちこれはと思わせた。
153cmの小さな体ながら、米国ツアーで飛距離を伸ばした百戦錬磨の古江彩佳、16番パー5でバーディで追いつき、最難関コースの18番第2打180ヤードを6番ユーティリティでピン3mにつけバーディ、観衆からはやんやの拍手で連覇を祝福された。優勝会見で古江は「本当にうれしいという気持ちでいっぱいで、大会連覇もうれしいし、所属させてもらっている大会で優勝できたのがうれしいです」とプロ意識を示した。
岩井は15番で首位に立ったが、16番パー5で初優勝のプレッシャーでバーディをとれず、18番が難しいだけにプレーオフに期待を繋げたが古江の劇的なバーディで涙をのんだ。
それにしても古江彩佳のスポンサー孝行はアマで富士通レディスに優勝した後契約し、連続でホステス優勝するとは、ゴルフ大好き社員が多いだけに盛り上がっていることだろう。今回も富士通の慧眼が示されたのは、ランク69位の新垣比菜を特別参加させたら優勝争いに最後まで加わり、14アンダーで単独3位と健闘した。これで新垣は次回ツアーに参加資格を得た。
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