米国ファンド・ベインキャピタルが昭和の森ゴルフコースをシンガポールの多国籍企業日本GLP(株)に売却し、同社から利用計画概要について、2月10日、11日、12日ことりホールで住民への説明会が開催された。またYouTubeでも同様の説明が2月19日までされている。
利用計画概要は下図、物流倉庫6棟の他にデーターセンター7棟が加わる。緑地で残るのは現ホテルの北側代官山緑地だけで、ホテルもなくなる。
これから2022年中に環境影響評価の実施・報告書作成、昭島市や東京都との行政協議、2023年上期に環境影響評価に関する説明会を実施し、2023年下期に昭島市の同意を得られた場合、2024年上期に都市計画法第29条に基づき開発の申請をして認可を得て、造成・道路工事を始める計画の説明だ。2025年初め~2028年中旬に本体工事をする計画だという。
周囲にはわが母校拝島二小、つつじが丘小などがあり、問題は予想トラック交通量1日5800台、午前8時のピークには550台が走ることだ(説明会での開示)。このゴルフ場が狙われたのは16号線に近いということで、物流倉庫立地には最適地だが周囲の道路は狭く適してない。今後行政との間でルートの限定や道路拡張が協議の焦点だろう。
もう一つデータセンターが新たに登場したが、これだけ多くのデーターセンターが集中すると冷却が大容量となり、周囲の熱量が増え、気温も上昇することも予想される。これも行政とのアセスメント協議が必要で、昭島市のしっかりとした対応が必要だ。
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