行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

コロナ検証、新規感染者数世界一、カオスへ

2022-08-05 17:26:41 | 災害
 
コロナ検証、ついに政府はコロナ敗戦宣言

菅義偉総理大臣は2日、関係閣僚会議で、「重症患者や重症化リスクの特に高い方には、確実に入院して頂けるよう、必要な病床を確保します。それ以外の方は、自宅での療養を基本とし、症状......
 

1年前に、「感染症は隔離」という原則を放棄、自宅療養が今やメイン、昭島市は2146人の感染者のうち、自宅療養者は1544人にのぼる。

全国的には20万を超える新規感染者、世界を見回してもこんなに多い国はない。政府も地方自治体も制御しきれない状態、医療が逼迫しているので軽傷者は医者に行かないでと大阪府吉村知事が言い出した。

発熱外来も大勢が詰めかけ逼迫、検査を受けるのにどこへ行ったら良いか検査難民と言う言葉が出てきた。コロナ初期から検査態勢が弱点なことは変わらない。医療が逼迫しているので、検査を分離して、野戦病院を臨時に設けて誰でも即検査ができる態勢をといった悲鳴に近い声が医者から出ている。保健所も逼迫しているので感染者数の把握は止めようと感染症対策分科会の尾身茂会長や全国知事会が言い出した。狙いはインフルエンザ並みの扱いにということのようだ。

カオスになりつつある。政府はスエーデンのごとく行動制限しなくても感染者は自然に減少すると考えているのだろうか?自分の体は自分で守るしか庶民の手立てはない。

それにしてもこのカオスの中、事業を経営するのは大変だ。局員がコロナ感染や濃厚接触者となり出勤できなくなったため、全国約200カ所の郵便局で窓口業務を休止した。従業員の感染で外食店舗の一時休業や時短営業が続出、鉄道やバスは運転士不足から運行本数を減らしている。

参考、ニューヨークタイムズ8月4日のデータ、10万人当たりの感染者ランク、7日平均

  感染者数 10万人当たり 14日間の変化 死者数 10万人当たり
Federated States of Micronesia 482 423
cases trajectory last two weeks
1.3 1.13  
Brunei 968 223
–44%cases trajectory last two weeks
0
Japan › 211,437 167
+85%cases trajectory last two weeks
124.6 0.10 81%
Greece 17,885 167
–66%cases trajectory last two weeks
54.0 0.50 71%
Australia › 38,000 150
–19%cases trajectory last two weeks
64.3 0.25 86%
South Korea 77,091 149
+36%cases trajectory last two weeks
21.7 0.04 86%
Montenegro 898 144
+31%cases trajectory last two weeks
1.6 0.25 46%
Cayman Islands 91 140
+50%cases trajectory last two weeks
0 92%
New Zealand 6,149 125
–34%cases trajectory last two weeks
17.9 0.36 84%
Finland 6,740 122
cases trajectory last two weeks
34.1 0.62 79%*

右の欄の%はワクチン接種率、把握できている国のみ


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