例年だとスペインのカバで乾杯だが今年は息子がシャンパンを差し入れてくれた。勤め先のIT企業、かなり景気が良いらしい?久しぶりのシャンパンしかもシャンドンと競う「ヴーヴ・クリコ イエロー・ラベル」高嶺の花を久しぶりに味わった。葡萄種はPinot Noir (ピノ・ノワール), Chardonnay (シャルドネ), Pinot Meunier (ピノ・ムニエ)とシャンパンの王道の組み合わせ、辛口でキリッとした果実味で目が覚めた。
食事は立川「ドンシェ」からとりよせたイタリアンおせち、コロナ禍で2年も行ってないが正月のおせちは毎年配達してくれる。
シャンパンといえば、先日のラジオ深夜便、フランスからの便りでシャンパンの華やかな泡の影に多くの外国人労働者の過酷な収穫作業あると紹介されていた。
各葡萄栽培農家は収穫時、かつてはそれぞれ労働者を雇っていたが、最近は人手不足でままならず、人材派遣会社に収穫を任せている。以前、労働者は各農家に寝泊まりし、食事も支給されていた。人材派遣会社に任せてからは外国人労働者が主体となり、宿舎も100キロも離れたところからのバス通勤、水も充分支給しないので、8月下旬から9月にかけての酷暑で倒れる人が続出、見るに見かねて農家が水を配ったとの放送があった。
あの素晴らしいシャンパーニュのブドウ畑からは過酷な収穫作業は想像できなかったが改めて現在のグローバル経済化された現実を感じながらヴーヴ・クリコを味わった。
2013年11月に訪れたシャンパーニュ
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