先月、世界のワイン生産が酷暑で被害を受けたことが報道された。
ローヌ渓谷のワイナリーからは50年間で最もひどく、つぼみの最初の開花は、1970年代初頭よりも15日早く、熟成は18日早くなり、収穫は9月中旬ではなく8月下旬となった。と報告された。仏の多くのブドウ園では、新しい天候パターンにより、ブドウが小さくなり、アルコール度数の高い甘口ワインが生産され、中には、水の供給量の減少がブドウ園の存続を脅かしている。
こうした報道から、ボジョレーでもワイナリーはかなり苦労して生産にこぎつけたのではないかと思われ、感謝しつついただいた。確かに例年より甘みが強いが、ヌーボーらしい新鮮な酸味はきちんとあり、美味しさは変わりなかった。飲み終わって感じたのはアルコール度も高くなっていて酔い心地をも楽しめた。
熟成を遅らせるために水を加えることも考えられるが、EUでは法律により禁止されている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます