今回のコロナウィルス騒動は何時終わるかまだ判らず国民は不安状態、とりあえず外出は控え、外出する場合マスクを着用、買いだめして巣こもり、といった行動を取って自衛するしかない。従って、スーパーの棚からは先ずマスクがなくなり、今や石油ショック時のトイレットペーパー騒動が再現されている。
政府は基本方針なるものを出しても、次の日には学校の閉鎖を首相が記者会見で発表、共稼ぎの親は学童保育に殺到、学童保育は満杯になるので、自治体は教室を開放して受け入れ、対応に教員を当てざるを得ない。新たに発生した学童保育生徒は教室から出されたが、翌日は別の教室に戻って勉強、これで感染の確率が下がるのだろうか?
熱が出て、喉の痛みが生じてかかり付け医に駆け込んでも、医者はコロナかどうかは検査しなければ判らない。保健所からは検査が出来ないと言われ、患者は不安に駆られる。こんな状態が1か月ほど続き、PCR検査について、ようやく3月6日から保険適用となり、今後は医療機関の医師が必要と判断すれば、保健所を介さずに検査できるようになった。諸外国からは日本と韓国を比較し、日本の感染者数(420対7041)が少ないことに疑問を感じているようだ。アジアタイムスは比較表を記載し、オリンピックをひかえた日本政府の恣意的な行為ではと憶測記事を載せている。
民間のベンチャーが簡易検査装置を開発したが、検体試料が手に入らない(出さない?)ので完成しないといったもどかしい状況であったとテレビ東京は報じていた。検査費用、及び各種娯楽、スポーツ施設の一斉休業、学校閉鎖による給食材料の余剰、等経済的な損失を安倍首相は全て政府が負担すると連日繰り返しているが、国民の不安を払拭するには遠い。
ドタバタ劇は昨日も、今頃になって中国、韓国からの入国を制限すると言いだし、インバウンドの経済的損失だけでなく、携わる人々の生活を混乱させ、不安感を助長させている。これも保証対象なのだろうか。そんなことより今後感染者が検査態勢が整い次第、増加すると思われるが、患者の受け入れ体勢をどうするのか明確にしてほしい。。