花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

週末ごはん&濱庵・井のなか 話

2006-06-07 | 週末ごはん・お酒
うちでは一応定番みたいな「鮪のほほ肉」です。
ピンボケです。 最近写真を撮るのにダーリンに「待て」がきかなくて大急ぎで撮るものですから。

前に載せたほほ肉は衣をつけて焼いてましたが、普段は下味つけてごま油で炒めるだけです。 下味はいつも韓国風=醤油、酒、すり胡麻、おろしニンニク少々、韓国唐辛子、生姜、刻みネギ、+ 気分でコチュジャン。  ビールが飲みたくなる味です。

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昨日は関内の「濱庵」で鮎を食べてきました。 天然ですよ、天然。
先週解禁になったんですよねー。やっぱり季節物を一番(じゃなかったけど)に食べるっていうのはいいもんです。 

茹でたて枝豆、鯛のお刺身、冷製アスパラ、自家製生ハムもチャーシュー&煮卵他をビールからはじまって天明山田錦無濾過純生、太平海純米おり絡み、それに出羽鶴の桜絵巻で最後がまたビール、酔い覚ましのあっついお茶、とお酒控えめコースでいただきました。 たぶんこんな感じだったかと。

かわりどころの「桜絵巻」は度数低め、きれいな薄紅色のさっぱりした甘口日本酒。 色は紫黒米(古代米)に由来するもので、日本酒の香りは感じられませんが、これはこれでカクテルみたいでおいしいです。

ハーブがきいた自家製生ハムとチャーシューはちょっと味が濃かったけどまぁ、飲ませてなんぼの居酒屋さんですから。 でも少し薄味にしてくれればもっといっぱい食べるかも。   

いい感じの新人さん(女性)が入ったのでお店も雰囲気が和みました。やっぱり1人客はカウンター越しにお店の人と軽く会話をするってのがまた楽しみだったりもしますしね。

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先日、錦糸町の燗酒とコの字カウンターの店「井のなか」がオープンするまでをブログで紹介されてた方に偶然会うことができました。 お店に通ってればそのうちいつか会えるかなと思ってたんですけど。 あちらから声をかけてくださって、そりゃあもううれしかったです。美人利酒師でライターで・・・気さくでかわいくってねぇ。 この方のブログでお店に出会えたわけですから、感謝、感謝。

いただいたのは、じゅんさいのお通し、さごしの柚子味噌焼き、イサキの昆布締め、大あさり、自家製ベーコン、の他にお味見で出てきたのが鰊の麹漬け(?)、レバーペーストフルーツジャム添えなんかに、燗酒いろいろ。それに九郎左衛門の雅山流をちょっとです。 だったかと。 酔ってるので記憶はいつもあやふやです。
最後はお茶で〆。 店主殿は食材、お酒はもちろんお茶の入れ方までも凝り性です。

ここのミソものっていつもたっぷりなので薄味好きな私はそれを少し落として、またそれはそれでお酒の肴としてなめちゃったりするのです。板さんには悪いけど好みだからしょうがないですよね。でも、今までけっこう塩味強いなとか私には味が濃すぎるものが多い印象だったけどこの日は適度でした。 鰊はもうちょっと薄く切って欲しかったですけど。 かみ切れないし一口じゃ塩辛いし。。。 がさつなところもありますが、案外これでも繊細な部分もあったり。  

最近思ったこと。不思議とね、冷酒で飲む日本酒って割合名前を覚えられるのに、お燗した日本酒、それに焼酎の名前って頭に入らないのよねー。 竹鶴とか大七の古酒とか多少の記憶はあるんだけど・・・ おまかせにするからよけいに記憶しないのね、きっと。(と、ボケでも酔っぱらいでもないことを主張)