花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

サマートリフ試食会

2007-07-13 | そと料理・お酒
一般サラリーマンにとっては明日から3連休
台風どうなるんでしょ。 やっぱり来ちゃうんでしょうか?
いやですね、どっか行っちゃってくれないですか?

さて、欲張って本日2つめのお話。 3連休前ですからね。

=================

昨夜はサマートリフ試食会なるものに参加してきました。

ところは赤坂、ラ・スコリエーラという南イタリア魚介料理のお店。

ブログ◆ Mamma ho fame!!! ◆のbuongustaiaさんが「おいしくて安全で安心なイタリアの食品を日本で提供したい!」と企画されたサマートリフ(黒トリフ)を中心にした"トリフ製品試食会"です。

メニューは(名称はこちらで勝手に略してます)
白・黒トリフのカナッペ
鰹の黒オリーブトリフ風味カルパッチョ
黒トリフのリゾット&カルボナーラ
マグロのタリアータ・フレッシュ黒トリフ
チョコレートジェラートのトリフオイル風味
トリフづくしです。 ま、トリフ試食会ですから。


他にトリフは使ってませんがヒコイワシ(?)やタコの前菜
スプマンテで乾杯して白ワイン・赤ワイン、お料理に合わせていただきました
〆はもちろんエスプレッソ


トリフなんて誰かの結婚披露宴のお料理メニューにあった気がするけどどれが何だかよくわからないままでした。 ごく最近、黒トリフサンドチーズなんて、トリフが混ざったチーズを白かびチーズでサンドしたものを食べてようやく「これがトリフの風味なのね」とわかったくらい縁のないものです。

このトリフサンドチーズでパスタを作った時にそのおいしさにノックアウトされたのです。 

そりゃトリフですから高いですよ。 私のような貧乏会社員がおいそれと買えるようなお値段じゃあございません。 でもあの香りが忘れられずどうしても、洋服買うのガマンしても食べたくなる時が来ちゃうのです。

あぁ、あの香しさ♪
マツタケなら季節のものだからやっぱり一年に一度は食べなきゃね、というところですが・・・トリフは魔物かもしれません。


さて、感想は

人が美味しい思いした感想なんざツマラヌと思われるかもしれませんが、書かせてね。

鰹にトリフ風味の黒オリーブソースが合うこと!
おまけにマグロに生黒トリフのスライス。ワタクシ、この会で生まれて初めてまぁるくて黒っぽいゴツゴツしたトリフをスワッ、スワッとお料理の上でスライスしまくるパフォーマンスを見ました。 目からコンタクトレンズが落ちないかと心配になるくらい目を見張ってしまいます。

リゾットやパスタは想像つきやすい味かと思いますが、とどめのジェラートなんてホンマモンの「トリフチョコ」ですからねー 思わず笑ってしまう程幸せなおいしさ。


通販の体制はまだ整ってないそうですが、ロッサ・パッシオーネでレシピや商品を紹介していますので懐に余裕のある方、余裕がなくても興味のある方、是非ご覧になってみて♪


しかしまぁ、buongustaiaさんが美人さんであることはうすうすわかっていましたけど、あれほどオウツクシイとは!  食いしん坊で(おっと、失礼)ノンベイで(またまた失礼)デキル女は美人と決まっているのですね。
トリフより彼女に見入ることたびたびでした。



そして初めてこの会でお会いした素敵な女性も紹介したいと思います。お隣の席に座られた縁♪go_to_rumaniaさんはイタリアでお仕事されていてちょうど帰国されていて会に参加されたとか。 バリバリ仕事してるのにかわいらしい女性という印象のうらやましい細身の素敵な方。 美人にすぐにクラクラしてしまう私です。(そういうシュミはないのですよ、誤解なきよう)

私には思いっきり未知な国/ルーマニア(ドラキュラくらいしか・・・)のいろいろがとても興味深くおもしろいです。 

大荒れの鹿児島旅行 -3-

2007-07-13 | 花・風景・旅・他
鹿児島のみなさん、鹿児島の荒天は私のせいじゃありません。。。



旅日記も最終日です。

鹿児島ももう最終日、梅雨前線停滞に奇跡の青空が見え清々しい気分で朝を迎えました。当然早起きして朝風呂をのんびり楽しみます。 

温泉は必ずしも露天風呂推奨派ではありませんが、やはりきれいな空気を吸い、遠く山の木々を見渡しながら入るお風呂は気分最高です。


余談ですが、このホテルの2つある露天風呂は無防備に湯の外で立ち上がると客室のベランダから丸見えです。
よく見えるすぐ上の階の客室は使っていないとか宿の方は言ってましたけど他の部屋からも見ようと思えば結構見えそうです。
まぁ、この年になってしまえば、2度と会うこともないであろう赤の他人に見られたところでどーってこたぁない、と開き直れるわけです。
長年生きているといやでも段々強くなるというか、鈍感になるというか、羞恥心がなくなるというか・・・ そんなこっちゃいかんですね。


しかし天気予報ではお昼頃からまた荒れ模様になると。

なんとか午前中だけでもこのお天気を保たせて・・・
所詮旅行者ですから自分たちのことしか考えてません、地元の方々すみません。

せっかく霧島に来たのだからせめて霧島神宮くらいはお参りしないとね、とはいうもののいつ雨が降り出そうかという空模様に変わってきました。
結局観光タクシーを頼み周辺の見所を案内してもらうことにしたのですが、天気予報大当たり、というよりむしろ早めに天気は崩れはじめ断続的な雨降りに。



霧島神宮
雨が降ってきてしまった上、団体さんがいてなかなかいいショット撮れず


ここはもう宮崎県
高千穂牧場から見た霧島連山・・・のつもりが何も見えず


ようやく雲の間から頭だけのぞかせた高千穂峰


高千穂牧場の子牛たち
牛舎はちょっと臭うけどかわいい
かわいいけど・・・男の子だったら食べられちゃうのね
さすがに姿を見て「おいしそう」とはさすがに私でもいいません



高千穂牧場は車ですと霧島神宮から割合近いところにありますがもう宮崎県です。
芝の広場で遊んだり、牛や羊を見たり、売店には乳製品・肉化工品をはじめお土産がいっぱい。 ここでは宮崎産と鹿児島産が入り交じっています。

ここのソフトクリームはすっっっっっっっっっごくおいしいので、こちらを訪れたら絶対食べて欲しい! 大げさと思われるかもしれませんが、久々に本当においしいソフトクリームを食べました。
濃厚でミルクの香りも良く、だけど後味に甘ったるさが残らないんです。


高千穂牧場は例外ですが、宮崎に一歩入ると宮崎産のお土産品は何でもかんでも"あの県知事"のイラスト入りのパッケージになりがちです。 さすがにこれだけどれにもイラストがあるとイメージアップよりは逆に辟易するのは私だけでしょうか? 決して彼を悪く思うわけではないのですけど。



どこをどう走ったのか? 滝の名前すら忘れてしまいました


狛犬ならぬ、狛猪が置かれる和気(わけ)神社の白いイノシシ=あいちゃん(本物)にや、坂本龍馬がおりょうさんと新婚旅行で訪れたという温泉地のお二人の銅像にも会いました。残念ながらものすごい土砂降りのため写真は撮れず



無人ながら現役の「嘉例川=かれいがわ」駅
明治36年開業
訪ねる価値のある駅ベスト10の堂々3位
↑誰がどんな基準でどのように順位をつけたのか知りません



ボランティアで前駅長さんが案内をしたり、
農家のおばちゃんが物売をしたりという
風景が見られるらしいのですが、
あいにくの天候でまばらな観光客のみ



滝や吊り橋など見せたい名所はいろいろあるもののこの空では危険とあきらめ、それでも運転手さんは案内できるかぎりの場所を考え連れて行ってくれました。
この方、なんと71歳と我が父より4つばかり下なだけですが、まあお元気で山道の運転も達者です。 車はだいぶランクが低くとても乗り心地いいものじゃなかったですけど。

そうして、9時から3時間の約束の観光を無事終え空港に到着。
その時刻はちょうどぴったり12時。 やっぱり鹿児島の人は時間に厳格なんだろうか?


最後の鹿児島の思い出に空港でランチをしながら霧島の地ビールで納めの乾杯をし名残惜しく鹿児島を後にしました。←名残惜しく=×、とっとと逃げるように=○(天気予報は悪くなる一方でしたので)


悪天候の予報の中強行した旅でしたが、おいしいもの、いい空気、きれいな風景、そしてじっとりした南国鹿児島とリゾート霧島も味わえた満足の3日間でした。
桜島の「へ」(噴火の灰)に見舞われることはありませんでしたが、私たちが訪れるつい1週間前にも噴火があったそうです。


羽田空港からの帰り、姉は空港リムジンバスでアクアラインを通って帰ったのですが、東京は晴れていて絶好の景色だったとか、喜んでおりましhた。うらやましい。

旅のお話はこれにておしまい。


長々つきあって読んでいただいた方々、ありがとうございました。