花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

岩牡蠣お取り寄せ

2007-08-06 | 週末ごはん・お酒
我が家には軍手が常備されています。
日曜大工のためでもなく、ガーデニングのためでもなく、
災害時の緊急避難セットでもなく・・・


それは牡蠣の殻をあけるためです。
殻剥き担当はもちろん私。


あぁ、7月から待ちに待ったこの日。



岩牡蠣祭り~~~♪
毎々大袈裟なので皆さんすっかりお慣れになった?

でもうちではお祭り的喜びでこの日を迎えるわけです。


今年は山形から岩牡蠣をお取り寄せしてみました。

夏が旬の岩牡蠣はその名の通り岩のように(石程度ですが)ごつくておっきくて、手強い! 殻を開けるのも冬の牡蠣みたいにはいきません。


お取り寄せの数は10個。
ほほほ、これを2人で一気に食べますのよ♪


酒田あたりでとれたこのビッグサイズな岩牡蠣は殻の長さがだいたい15~16㎝くらいだったでしょうか?私の小さな手はほとんど隠れてしまうほど。

中身は9㎝ほどになりますが、その厚みとたっっっっっっっっっぷりなミルクの量に驚かされます。 濃厚っ♪♪♪ 


とても一口では食べられない(ムリに口に入れれば窒息しそうになります)この岩牡蠣、2つも食べればお腹いっぱいになりそうなものを3つずつ生にレモンをギュッと搾って、2つずつは焼きで、と2人で食べ尽くしました。 貝柱の甘味、磯の香り、押し寄せてくる濃い~ミルク、若干の苦みというかえぐみのようなものも合わせて、ああ、おいしい。

こんな他人がおいしい思いをしたお話なんぞでごめんあそばせ、です。


業者のまわし者じゃございませんのでリンクは張りませんが、山形の[旬旬堂]からのお取り寄せでした。 大きさは小・中・大の「大」。


しかし・・・岩牡蠣は手強い。 


10個をたわしできれいに殻をお掃除して剥いてお皿にセットするのに30分かかりました。 ふぅ。。。そして翌日手が筋肉痛です。 
「食べたい」という執念は私を男らしく変えるのです。

左手に軍手をはめ、右手で持った牡蠣剥きナイフを横から力ずくで差し込んで
「あかんかい、うりゃぁー」っと。


とはいえ、殻を開けながら、「やっぱり岩牡蠣剥きは年一度で十分、もう今年はこれが最初で最後」と弱気になったりもします。

今ではもう「もう一回くらい頼んでもいいかなー?」なんて気になってますけど。 さすがに次は中サイズでいいかしら?


冬の牡蠣は日本酒が一番合うと思いますが、
夏の岩牡蠣は辛口の白ワインや日本酒なら燗酒が好きです。
今回はカヴァで♪

それにしても、残骸の殻が重たいこと。。。
ゴミ捨てがたいへん。