花暦 [ hanagoyomi ]

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「週末ごはん」とお気楽日記

勝沼のワイン

2007-08-29 | 週末ごはん・お酒
お茶事も無事終わったので、ちびちびと先週の勝沼のお話に戻ります。




中央葡萄酒での試飲
グラスの中身が少ないのは飲んじゃった後だからでーす


この夏訪れた勝沼のワイナリー/大和葡萄酒・中央葡萄酒・丸藤葡萄酒工業では
何れもスタッフが適温保存されたワインをグラスに注いで試飲させてくれました

中央葡萄酒では開栓したワインはガスを注入して保存することに
よって液面を空気と遮断して酸化を防ぐ方法を取っています




え~っと、そう、ワインを3社で合計7種買ったのです。
内、6本は何れも甲州種を使った白ワイン。 赤はメルローの1本だけ。

勝沼といえば、国産種のベリーAや、外国種のメルロー、カベルネソービニヨンなどを使った赤ワインも最近はずいぶんと力を入れているようですが、やはり特産である甲州種の白ワインが一番の魅力です。  


ワタクシ、ワインにかぎらず感覚で捉えることしかできませんので香や味を表現するのものすごく苦手なんです・・・。
言い訳はこの辺にして、まずは私的甲州ワインの印象をお話ししましょう。

一般的に勝沼の特産であるぶどう=甲州種の白ワインは色はごく淡いです。
中でも一番甲州種の特徴を出していると思うシュール・リー製法で造られたものはフレッシュな酸味すっきり辛口なものが多いです。(甘口もあります) 

シュール・リーとはワインの製法で簡単に言うと通常は発酵後に澱引きするところをある程度の期間(数ヶ月~)ワインを澱に触れさせる状態でおくことによって酵母がワインに旨みを与えるのだそうです。(詳しい方、違っていたら教えてくださいませ)


当然なことかもしれませんが同じ地区、同じ品種で造っても各ワイナリーでそれぞれ出来上がりは違います。そして同じワイナリーでも地区(畑)で違いがあるのです。

地区としては鳥居平(トリイビラ)、菱山などがそれで、鳥居平と呼ばれる丘陵では、良質なワインに適したぶどうが収穫され鳥居平と名のつく勝沼産ワインはちょっと特別です。
菱山は勝沼ぶどう郷駅を挟んだ一帯の名前ででこの地区産のぶどうで作られたワインも鳥居平に次ぐものでもちろんそれはお値段にも反映されてまして、鳥居平>菱山>その他となるようです。


甲州種の白ワインは和食によく合うと言われてます。
繊細な香りとドライな感じが素材重視の和食の味を邪魔せずいいのでしょうね。
ちなみに何度も書いてますが、お気に入りのワイナリーは中央葡萄酒と丸藤葡萄酒工業です。


試飲&購入ワインの感想へつづく・・・(いつアップできることか?)