今週は山梨県甲州市勝沼町のぶどうとワインのお話です。
勝沼では桃も作ってますがやっぱり「ぶどう」
公園の水飲み場だってワイン樽ですから
実は蛇口をひねるとワインが・・・なんてことはありませんが
=勝沼ぶどう郷・ワイン狩り=(1)
毎年恒例の勝沼遠征(日帰りです)の日、
暑い暑い猛暑日が続く中、その日だけ曇り空の東京周辺は信じられないくらいの涼しさでした。
ああ、これなら勝沼も歩くのが楽、でもぶどう畑の上に青空がないのは寂しいなぁ。
と思っていたら・・・笹子あたりのトンネルを抜けるとそこは
真っ青な空
うっそぉ何この天気!暑いじゃん、勝沼。
それでもまだ朝の内の風は涼やかで心地いい・・・ようです。 地元の方がそう言ってましたから。
さて、年2回は訪れる勝沼を"あるく旅"も今年で10年目を迎えました。
もう10年もこうして勝沼を歩いているんですね。 の割には未だに地図がないと歩けませんが。
湿度が高く雨の多い日本の気候に合った棚作りが主流
近年はワイン用に垣根式で
メルロー、カベルネソービニヨン、シャルドネ等も作ってます
夏、青空の下ぶどうの葉に覆われる緑一色の勝沼の風景が大好きです。
ぶどう棚に囲まれた道を、色づいたぶどうの房を間近に見ながら歩くのも好き。
でも一番スキなのはたぶんワイナリーでの試飲とぶどう園の試食。
ぶどうはまだ出始めでデラウェア、巨峰あたりが販売期で、大粒なピオーネやロザリオビアンコも出始めたようです。 9月半ば頃にはもっとたくさんの品種が出回るでしょう。
うちのお気に入りは巨大粒の藤稔(ふじみのり)で、3~4年前に初めて見たときはピンポン球大の粒に驚いたものでした。 それが最近は種なしになったせいか、それとも輸送でつぶれないようにするためか、どうも粒がちっちゃくなっちゃった気がします。
たしかに、種なしの方が食べやすいから需要があるのはわかります。種に近い部分は酸味や苦みもありますしね。
でも、それがぶどうの味だと思いません?
巨峰やピオーネも種なしになってから味が薄くなったような。。。 甘さは強いけど酸味とのバランスがどうも悪いような。 そう思う方いらっしゃらないでしょうか?
種なしぶどう反対~~~!
小粒種のデラウェアに種があったらいやでしょうけどね。
でも、私はデラウェア食べないからいいんです。(←とっても自分勝手です)
ちなみに、種なしぶどうを作るには、花房一つ一つを「ジベレリン」という植物ホルモンの液体につけるのだそうです。 房への笠かけ作業も大変と思っていたらこりゃもっと大変そう。 ジベレリンには種なしぶどうを作る効果と実の成長を早める効果があるようです。成長が早ければ収穫が早くなる分それだけ雨や病気、害虫の被害に遭う確率も低くなりますもの、作業は大変だけど利点は大きいのですね。
この液体は無色透明なのでどの房を処理したかわからなくなってしまうため食紅を混ぜ色づけするのが一般的なようです。
(ネットで見たところジベレリンは人体に無害と書かれています)
つづく
===================
みなさまにぶどうのお土産を差し上げたいところですが、そうもいきませんのでせめてもの気持ちだけ、ぶどうの写真集をお届けします。
収穫後のぶどう畑
房一つ一つに被せられていた笠紙
こんな風に熟していく途中の色混じりのぶどうを見られるのも
ぶどう畑を縫うように通る道を歩ける勝沼ならでは
これがおいしい白ワインになる甲州ぶどうです
早いものがようやっと薄く色づき始めたばかり
色は濃くならない甲州ですが熟すのは10月ごろ
勝沼では桃も作ってますがやっぱり「ぶどう」
公園の水飲み場だってワイン樽ですから
実は蛇口をひねるとワインが・・・なんてことはありませんが
=勝沼ぶどう郷・ワイン狩り=(1)
毎年恒例の勝沼遠征(日帰りです)の日、
暑い暑い猛暑日が続く中、その日だけ曇り空の東京周辺は信じられないくらいの涼しさでした。
ああ、これなら勝沼も歩くのが楽、でもぶどう畑の上に青空がないのは寂しいなぁ。
と思っていたら・・・笹子あたりのトンネルを抜けるとそこは
真っ青な空
うっそぉ何この天気!暑いじゃん、勝沼。
それでもまだ朝の内の風は涼やかで心地いい・・・ようです。 地元の方がそう言ってましたから。
さて、年2回は訪れる勝沼を"あるく旅"も今年で10年目を迎えました。
もう10年もこうして勝沼を歩いているんですね。 の割には未だに地図がないと歩けませんが。
湿度が高く雨の多い日本の気候に合った棚作りが主流
近年はワイン用に垣根式で
メルロー、カベルネソービニヨン、シャルドネ等も作ってます
夏、青空の下ぶどうの葉に覆われる緑一色の勝沼の風景が大好きです。
ぶどう棚に囲まれた道を、色づいたぶどうの房を間近に見ながら歩くのも好き。
でも一番スキなのはたぶんワイナリーでの試飲とぶどう園の試食。
ぶどうはまだ出始めでデラウェア、巨峰あたりが販売期で、大粒なピオーネやロザリオビアンコも出始めたようです。 9月半ば頃にはもっとたくさんの品種が出回るでしょう。
うちのお気に入りは巨大粒の藤稔(ふじみのり)で、3~4年前に初めて見たときはピンポン球大の粒に驚いたものでした。 それが最近は種なしになったせいか、それとも輸送でつぶれないようにするためか、どうも粒がちっちゃくなっちゃった気がします。
たしかに、種なしの方が食べやすいから需要があるのはわかります。種に近い部分は酸味や苦みもありますしね。
でも、それがぶどうの味だと思いません?
巨峰やピオーネも種なしになってから味が薄くなったような。。。 甘さは強いけど酸味とのバランスがどうも悪いような。 そう思う方いらっしゃらないでしょうか?
小粒種のデラウェアに種があったらいやでしょうけどね。
でも、私はデラウェア食べないからいいんです。(←とっても自分勝手です)
ちなみに、種なしぶどうを作るには、花房一つ一つを「ジベレリン」という植物ホルモンの液体につけるのだそうです。 房への笠かけ作業も大変と思っていたらこりゃもっと大変そう。 ジベレリンには種なしぶどうを作る効果と実の成長を早める効果があるようです。成長が早ければ収穫が早くなる分それだけ雨や病気、害虫の被害に遭う確率も低くなりますもの、作業は大変だけど利点は大きいのですね。
この液体は無色透明なのでどの房を処理したかわからなくなってしまうため食紅を混ぜ色づけするのが一般的なようです。
(ネットで見たところジベレリンは人体に無害と書かれています)
つづく
===================
みなさまにぶどうのお土産を差し上げたいところですが、そうもいきませんのでせめてもの気持ちだけ、ぶどうの写真集をお届けします。
収穫後のぶどう畑
房一つ一つに被せられていた笠紙
こんな風に熟していく途中の色混じりのぶどうを見られるのも
ぶどう畑を縫うように通る道を歩ける勝沼ならでは
これがおいしい白ワインになる甲州ぶどうです
早いものがようやっと薄く色づき始めたばかり
色は濃くならない甲州ですが熟すのは10月ごろ