花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

鯛7段活用

2008-04-22 | 週末ごはん・お酒
「あと1週間でG.WEEKだね」 (ワクワク)
「でも、そのもう1週間後にはG.WEEK終わるのよね」 (バッサリ)


もうすぐG.WEEKですね。
どこかお出かけ?
我が家はなーーーーーーーーんの予定もありません。

今年はホントーに美しいほどの飛び石です。
28日働いて29日休んで30日働いて1日休んで2日は働いて。。。
休みっぱなしも社会復帰できなくなりそうですが、1日おきってのもなーんだか気が入らないような。

私はどっかにふらふらお出かけしたいのですが、出不精なヤツがいるし、かといって自分だけ出かけてばかりいるのも気が引けるし。




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では、本日もはりきって「週末ごはん」のお話を。 本当に張り切ったんですよー、私としては。

土曜日にスーパーに行くと、なんと黒鯛がまるごと一匹(一尾)844円也!(大ぶりな物は千円強でした)


先日来、鯛の桜蒸しが作りたいとか、鯛飯が食べたいとか・・・(作り"たい"と食べ"たい"はダジャレの意図はないです)言ってたんです。 そんな目の前にお手頃サイズの鯛。

うろこだけひいてもらって自分でさばこうと思っていたのに買おうという言い出しっぺが「生ゴミが臭くなるからおろしてもらってできるだけここで捨てていって」とのたまわる。。。
そりゃ私だってお魚好きでも生臭いのはキライです。


かくして未だ魚をまともにさばけません、私。


とりあえずこんなふうにおろしてもらいました。

頭=真っ二つにかち割り
お刺身用骨なし半身
尻尾&骨付き半身を2分
白子


これを7段活用しま~す



昆布締め



まずは=2種、お刺身用の半身をさらに半分にして皮をひいて3/4を普通に、1/4を昆布締めに。
皮は捨てないで取っておきます。


=3番目、白子はさほどぷりぷりじゃなかったので頭と一緒にあら炊き。
熱湯にググらせて(←くぐらせての間違いだけどおもしろかったのでそのままに)きれいにお掃除してからゴボウと一緒に煮付けます。
本格和食の作り方ではしっかり味つけしますが、うちはお砂糖はだいぶ、お醤油はちょっと控え目。






骨付き半身も結局(皮をつけたまま)骨から身をはずします。
=4番目、身の半分はにんにく、塩胡椒でソテーしてネットで購入したトリュフソースをトッピング。
これって、こんなゼイタクソース使っちゃってちょっとズルいかしら?



骨と残り半分の身は焼きます。







=5番目、焼いた骨半分で潮汁風に。
(半端に切れ端になってしまった腹の部分も焼いてお汁に)
針生姜少々とセリを彩りに。


=6番目、あとの焼いた骨半分と身は鯛ご飯。
炊飯器にお米、出汁と薄口少々、そして焼いた鯛の骨と身を乗せて炊くだけ~♪ 



残っていたタケノコも一緒に炊き込み




=7番目、そして、最後には皮です。
これは利休焼き(八幡巻き)にしてみました。


出汁、醤油、砂糖を1:1:1に練り胡麻少々を加えたつけ地に1/4細切りにしたウドとともにつけてしばし置き(ウドはつけすぎないように)4本合わせて元通りの姿にしたウドに斜めに巻き付け焼きます。

皮をひくのがへたくそな私はうーっすら身が皮に残っているのでちょうど良いのです。 うふっ。

皮香ばしく、ウドがしゃきっとしておいしーーーー






のはずだったのに、うっかりウドをつけすぎてしんなりさせてしまって大失敗。
味はよかったんだけど。  
黒鯛ってくらいで皮が黒いわけですからあんまり色は美しくなく・・・やっぱり普通の鯛がいいのかもしれません。

 

しかし、これだけ食べ尽くせば鯛も成仏してくれるかも。
あ・・・いつもはこんなやらないですからね。

もう大変だったんですから、料理本3冊とくびっぴき。