花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

本日は韓国

2007-09-13 | 週末ごはん・お酒
韓国にいるわけではございません。。。
そんなことわりをわざわざ書かずともおわかりにはなっているでしょうけれど。


昨日のお昼、会社で辞任表明のニュースを聞いた一人が
「また小泉孝太郎が出るか?」・・・と。

え? そりゃーないでしょう(孝太郎は前総理の息子だものね)、と思ったもののまわりで聞いていた人が誰もつっこまずスルーしてしまったので彼がボケで言ったのか?間違えて言ったのかわからないままとなってしまいました。


==================


週末、TVを見ていたらタレントさんが焼き肉を菜っ葉で包んでおいしそうに食べている映像が。。。


「そうだ、焼き肉をしよう」

単純です、我が家は。 TVの思うツボに簡単にはまってしまうわけで。


そんなわけで、本日は韓国料理?ということになりました。






キュウリとミョウガのナムル



きゅうりは薄切りにして軽く塩を振って軽く水分をしぼります
ミョウガも同様に
フライパンにごま油を熱しキュウリをささっと炒めミョウガを後から加え
お皿に広げ団扇などで扇いですぐに冷まします

ミョウガは熱を加えすぎると香りが飛んでしまうので注意



にんじんのナムル



豆もやしのナムル



にんじんのナムルは沸騰したお湯に塩少々とにんじんをいれる
豆もやしのナムルは鍋に水と塩少々と豆もやしを入れて火にかけ沸騰して1~2分

どちらもザルで水分を十分切り、熱いうちにごま油、塩、半すりごま(もやしは粉唐辛子も)、おろしにんにくとよく混ぜて味を調えます




やまと豚



卓上で焼くと部屋に匂いが残るので先に塩胡椒で焼いてしまいました。
牛肉もちょびっとだけ参加させましたけど豚がメインです。

即席辛味噌を作りました。
コチュジャン+豆板醤+日本の味噌
1~1.5 : 1 : 0.5

何の根拠もなく適当に野生のカンで合わせた分量。

あとはサニーレタスをたっぷり用意して、葉にお肉とキムチ、ナムル、等お好みで合わせて乗せ、即席辛味噌をつけたらくるりと巻いてパクッ♪


誰かビール持ってきてー

玉ねぎ丸煮

2007-09-11 | 週末ごはん・お酒
こんな風にお料理の写真を日々アップしながらも、実はわたくし自慢にならないお話ですが、包丁使いがとっても下手っぴーなんです。 

何せボタン一つつけるにも必ず針を手に刺すそそっかしさ。包丁を持てば手を切るんじゃないかとおびえつつ、どうしても包丁を握る手に力が入ってしまうのです。

おまけに・・・手早くっていうのが苦手。


言い訳をいっぱいしたところで、本日はどんくさくっても不器用でもおいしいものを食べたいという気持ちと時間さえあればダイジョウブなお料理です。


=================




私がよくお邪魔している横浜の居酒屋さんでも食べたことのある"玉ねぎ丸ごと煮"。 以前マネして作ったものを載せましたけど、久々にアレンジしつつもまた作ってみました。


というのも、それとはちょっと違いますが先日TVのお料理番組でやはり丸ごとタマネギを煮たお料理を紹介してたのを見て思い出したように食べたくなったのでした。 

が・・・実は作る行程を全然見てない。


わかっていることは材料=玉ねぎ、鶏肉



そんなわけで、いつものように適当~に作ることにしました。



昆布と鰹節の和だしに薄口しょうゆ、塩、日本酒、そしてみりんはちょっぴり
出汁は玉ねぎがかぶるくらいの量が必要です。

玉ねぎは皮を取って上下を落とし根もとに軽く十字に隠し包丁を入れます。

鶏肉をフライパンで焼き色をつけます。

玉ねぎを入れて火にかけ、沸騰したら鶏肉を入れて、あとはひたすらコトコトと玉ねぎが柔らかくなるまで煮るだけ。40~50分は煮ていたと思います。
新玉ねぎなら短めでもいいかもしれません。

お好みにもよりますが、箸で難なく縦に切れるくらいの柔らかさが目安です。



玉ねぎが柔らか~くあまくておいしいのなんのって。
スープもいいお味♪
こういう煮っぱなしのお料理って楽で大好きです。

煮込みって、短時間でできる圧力鍋という便利モノもありますが、私はそんな忙しい人ではないし、気分的に時間をいっぱいかけた方が愛情が(ダーリンへの、ではなくお料理への、ね)入っておいしくなりそうな気がするので気長に気長にするのです。  ガス代はかかっちゃいますけど。 省エネしてなくてすみません。


この鶏肉は軍鶏の焼き鳥をした残りを使いました。
鶏挽肉を炒めてそぼろ状にしたもので作ってもきっとおいしいですよね。今度やろう~っと。 

パスタ人♪

2007-09-10 | 週末ごはん・お酒
さて、本日2つめの話題です。
台風の爪痕だけじゃ殺伐としてしまいますからね。

とはいえ、「花暦」なのに食べ物の話ばっかり~~~
はい、やっぱり今日も食べ物のお話でございます。


週末のお昼はだいたいパスタ。 
ごはん(お米)はもちろん日本人ですから大好きですが、パスタも毎日食べていたいパスタ人です。


先日のマスカルポーネがあとちょこっと残っていたので、パスタソースとして使っちゃいます。 賞味期限はとっくに過ぎてると思うけど見ないことにして、中身の見た目、匂い=大丈夫、大丈夫。

ブログ=「Mamma ho fame!!!」のレシピと以前新聞で見たイラストレータ/エッセイスト「こぐれひでこ」さんの記事を合体させて、そこにマスカルポーネを入れるアレンジ、おまけにショートパスタを使うという共通点をまるっきり無視したパスタ。



ブロッコリーのクリームパスタ?


2人前でブロッコリー1株使っちゃいました。
ブロッコリーごろごろ、正直邪道です。 もっとも「麺と具とどっちが大いの?」と見える画像ほどゴロンゴロンではないですけど。



材料はオリーブオイル、ニンニク、アンチョビ、ブロッコリー、白ワイン、マスカルポ-ネ、パルミジャーノレジャーノ、塩胡椒です。
 

フライパンにオリーブオイル、ニンニク、熱して香りが出たらアンチョビを入れて木べらで崩しながら炒めます。

アンチョビが崩れたら茎も芽も細かく切ったブロッコリーを加えパスタの茹で汁をおたま2杯程度、白ワインを入れ蓋をしてわずかに食感が残るくらいの柔らかさに煮ます。

柔らかくなったらブロッコリーを木べらでちょっと崩しつつマスカルポーネを加え溶かし塩胡椒で味を調えます。 マスカルポーネはたぶん50gくらいだったと思います。 何せ残り物だったので。


パスタを入れてマゼマゼマゼ・・・

はいできあがり♪

仕上げにパルミジャーノをかけてます。



パスタを混ぜる前の水分はちょっと多いかなくらいでも大丈夫。
絡める時になくなっちゃいます。なのでパスタはちゃんと固めに茹でます。
アンチョビを使っているので塩は加減しましょう。



うちでパスタを茹でるのに使っている塩がこれ↓↓


シチリアの塩(1kgs箱入り)


これならさっとつかめて手につかないです♪

台風のあと

2007-09-10 | 花・風景・旅・他
台風9号が去った後、3日経った朝の荒川某所の風景は河川敷のゴルフ場、運動場も水が入り込み、まるで川幅が倍以上になったかのよう。

河川敷道路も川と化していたのがわかります。 ところどころ道をふさぐように溜まった土砂やゴミの山をショベルカーがよける作業をしていました。




手前は荒川と支流の排水機場水門、向こうの緑は河川敷でその奥に荒川
水門前の茶色く枯れ野原のように写った部分も本来は川です

川となった荒川河川敷道路を流れてきたものが、道が曲がったところで
この支流の入り口に流れ込み、水門前に溜まったのでしょうか

川を覆うというよりは埋めてしまっているように見えます




増水して水位が橋を越したのがわかります



流されてきたものの多くは泥、石、植物ですが、ゴミも相当に多く中でもペットボトルが目立ちました。 それを見て清掃に協力するでもなくこうして写真を撮るだけの自分に後ろめたさを感じつつも・・・

河川敷にある公園のゴミ箱から流れて来ちゃったものもあるかもしれませんが、ほとんどは心ない人たちがその辺に捨てたものでしょう。


ひどい風景ではありますがこのあたりに少しでもゴミが留まったのはせめてもの小さな救いで、海にまで流れてしまったものは海を汚して海に生息している生き物たちの害となり、海で仕事をしている人たちにも迷惑をかけるんですよね。


ホームレスのお家(ってのも変ですが)もいくらか流されたよう。
=これに関わるニュースにはちょっと釈然としない不満も感じましたけど=


自然の力はやはりすごいと思うとともに、いろんなものを見せてくれるのです。

台風だったので

2007-09-07 | 週末ごはん・お酒
台風だったので昨日は安全を考えてということでちょっぴり早く帰宅させてもらえました。  

早く帰れてうれしかったので地元のスーパーに行っていろいろお買い物して夕食の支度をすることに。 結局ワインまで買ってしまってえらい散財でした。


でも、さすがにお魚類は品薄でした。 


そうそう、先日のチリワイン"mapu"は950円です。
入荷初日は赤白それぞれ20本以上が店頭に並んでいたのが昨日見たら白は売り切れ、赤は残4本。・・・私がその赤をさらに減らしましたけど。 (定価は1,365円となってました。) 白は甲州がまだ家にありますから♪ 


ということで、本日は週末ごはんじゃないです。
台風ごはん???



鰹のトマト煮
ちょっとピンぼけてます


ぼけちゃってお見苦しくてごめんなさい。
これは鍋にニンニクと唐辛子をオリーブオイルとともに熱して香りを移したら取り除き、細切りタマネギを入れ、透明になったら適当に切って軽く塩胡椒した鰹を入れて表面の色が変わったら水煮トマト、ハーブ(ローリエ、タイム)で煮込みます。



こちらはいつものなめろう風


いつもよりお味噌を少なめにしてお醤油を加えました。

他に普通にお刺身で、カルパッチョ風と鰹づくし。 今年は本当によく鰹を食べてます。

エポワス大好き

2007-09-06 | 週末ごはん・お酒
そのとき私はまだ3~4歳の小さな子供で、歳の近いおねえちゃんはいましたが身よりのない孤児でした。

「おなかすいたよぉ、おなかすいたよぉ」
そうはいっても食べ物はなし。
近くで遊んでいる子はおいしそうなサンドイッチをたっぷり持っているのに決してわけてくれません。

「おなかすいたよぉ、おなかすいたよぉ」

おねえちゃんが「私が探してきてあげるから」と言って走っていきます。もらえるあてもないのに。

一人取り残された私は空腹と心細さでとうとう泣き出しました。
悲しくて、悲しくて とっても悲しくて。

心が張り裂けそうなほど悲しいけれど、声が出ません。
ただただ涙があふれます。


・・・というところである朝目がさめました。
目の覚めた私は、前夜の食べ過ぎでまだお腹いっぱい状態で胃もたれしておりました。

ええ、錦糸町の居酒屋さん「井のなか」で店主・工藤さんのいつもの爆弾的攻撃料理が〆でどーんと(一人前ですからそんなすごい量ではないですが)出され、おなかパンパンで帰ったものですから。 だいたいはおいしいお料理ばかりだけど、たまに「ん?なんで?」というアイデア料理もある工藤さんの料理ですがこの日は料理長の佐久間さん作はもちろんのこと何もかもおいしいものだらけ。 どんなにお腹が苦しくてもおいしいものは食べずにはいられませんもの!


なのに、なんでそんな夢見たんだろう???


*注 現実の私はもちろん孤児ではありません。


=======================

かわいそうな出だしに一瞬でも涙しそうになった方、もうしわけありません。


やっと本題です。



エポワス(エポワッス)
だーい好きなチーズの中でも自分ランキング上位に入ること間違いなしのウォッシュチーズ



エポワスはおフランスのブルゴーニュ地方エポワス村のウォッシュチーズでワインのぶどうの搾りかすから作られるブランデーの一種、マール酒で洗いながら熟成させるのだそうです。

賞味期限は8月15日だったのですがウォッシュチーズはとろけるくらいにならないとおいしさの神髄を発揮しないのでさらにそれから半月待ちました。 写真は冷蔵庫から出してすぐだったので堅そうに見えますがしばし常温に置くと中が割合トロリとします。 が、これではまだ満足がいかずさらに1週間・・・トロットロのエポワスのできあがり。 やはりこうでなくっちゃ。待った甲斐があるというものです。

同じブルゴーニュのワインがなかったのが残念でした。



いつものニンジンサラダに戻した干しぶどうを混ぜています



ニンジンサラダは何度もブログに登場していますが、ピーラーでひいてオリーブオイル、ワインビネガー、レモン、タイム、塩胡椒のドレッシングと和えたものです。



ニンニク、ベーコン、タマネギ、水煮トマト(クラッシュ)の簡単アマトリチャーナ風
日本人なのに、お蕎麦やおうどんよりも断然パスタ料理の頻度が多い我が家


本日は裏ゴクゴクの日だそうな

2007-09-05 | 週末ごはん・お酒
リーデルのグラスを割ってしまいました。
身の程知らずなことに15年以上も前に買ったソムリエシリーズのボルドーです。

リーデルのソムリエシリーズというのはワイン好きな方なら良くご存じかと思いますが、職人の手作りでこれ以上ないほどに薄く作られ特にボルドータイプは大きさも「こんなに必要なんですか?」というくらいバカでかいのです。
割ったショックというよりは私にしてみれば15年もよく割らずに使ってきたものだ、と感心しないでもないのですが。

しかし・・・インポートショップの閉店セールで半額くらいだからこそ買ったものですからこれをまた買い足すとなると、うーーーーーんツライ。

それにしても、割れたオドロキ以上にその繊細な究極までの薄さにビックリ。
それは冬の突然冷え込んだ朝にうっすらと水面に張った薄氷のようで、触れただけで簡単に割れ、手に取ればとたんにとけてしまうのではないかと思わせるその破片を見てただただ感心する私でした。

割れたショック→芸術的薄さに感心(しばしショックを忘れ感動)→現実的問題にあらたなショック

同じグラスを買い足すか? 分相応なデイリーに気兼ねなく使えるグラスにいっそ鞍替えするか?





左と中央はチリの"mapu"
赤はカベルネソーヴィニヨン、カルメネールだったかと。
白はソーヴィニヨンブラン、シャルドネ
右はイタリアワイン "ATTEMS" ピノグリージョ

携帯で撮ったのでピンボケです


イタリアワインはまだ飲んでませんが2千円くらいしました。

チリワインは2006で人工コルク。
たしか850円か950円という懐にとってもやさしいお値段。
それを考えると十分満足♪
小売り希望価格はもうちょっと高いようですけど。


しかしねぇ。。。 これを飲んでリーデルのソムリエ・ボルドーを割ったんだからなんとも痛いところで。

===後日記//mapuの赤は割合好きなんですが白はちょっと香りがくどく感じてうちの料理には合わないようです。

=====================


さて、本題です。

9月5日は『裏ゴクゴク』の日だそうで。

まったく面識はないのですがたまにブログをのぞかせていただいているきき酒師ちえさんが一昨年、5月9日を『ゴクゴクの日』として日本記念日協会に申請し、受理されたのだそうです。 飲むものはなんでもお酒に限らずジュースでもゴクゴクして『ゴクゴクの日』サイトへコメントやトラックバックしちゃいましょうという楽しいイベントです。


さらに5月9日をひっくり返して9月5日もゴクゴクしようよ、というのが裏ゴクゴクの日。

お酒はゴクゴクしちゃ危ないですけど、そこは言葉の遊びですから。


コチラをご覧になってね。
9月5日は裏ゴクゴクの日


さて、私はどこでゴクゴクしよう?

勝沼のワイン

2007-09-04 | 週末ごはん・お酒
いつも通り関係のない話から入りますが(ごめんっ)、昨日とあるお店でワインの試飲をしましたところ"マヨネーズの香り"のする赤ワインがありました。

マヨネーズ・・・好きなんですが後でムネヤケするのでちょっと苦手なときもあったりします。 しかし・・・マヨネーズ香ってワインで聞いたことない。

オーク樽を使ったかどうかはわかりませんが、考えられるのはその影響のようですけど。 



=============

始めて飲んだ甲州ぶどうの白ワインの印象は「香りはあるけど色も何もかもなんかうすーい」でした。 それが今では日本の白ワインはやっぱこれよね、と思うようになったのはワインが変わったのか?私が変わったのか?

思えば日本のワインって以前はビンテージの表示なんて見かけなかったような・・・それが今や当たり前のように記されてません?(ないものもありますが)

毎年新酒を出すのが当たり前だったからか、それとも異なる年をブレンドするのが一般だったからなのかわかりませんが・・・ 何にしても意識は変わったのではないかと思うとともに美味しいワインがぐんと増えたようにも思うのです。



この夏訪ねたワイナリーは3社=大和葡萄酒、中央葡萄酒、丸藤葡萄酒工業。

中央葡萄酒は我が家の勝沼/甲州ワインの原点です。



丸藤葡萄酒を訪ねるのはここのおっちゃん(=社長の大村さん)とお話しするのが一番の楽しみであったりもします。
一見怖そうですが、とっても気さくでワインの知識なぞたいしてない私にもいろいろと話してくれますし、勝沼の世間話みたいなことも歯に衣着せぬ物言いで聞かせてくれます。 
ルバイヤート(丸藤)のファンであり大村さんファンでもあるという人はきっとたくさんいるんじゃないでしょうか。

そんなわけでここに寄ると話が楽しくてつい長居してしまうのです。 ワインも入ってまるでスタンディングワインバーでワイワイしている気分♪(迷惑な客です)


購入したワインは↓↓


丸藤葡萄酒工業/ルバイヤート甲州樽貯蔵2006・中央葡萄酒/グレイス甲州菱山畑・グリド甲州
2,200 / 2,000 / 1,575




丸藤葡萄酒工業/ルバイヤート甲州シュール・リー2005, 2006
1,660
2005は成城石井にて購入




大和葡萄酒/鳥居平甲州2002・古代甲州2003
2,100 / 1,575
古代甲州は樹齢100年を超える古木の枝分けをして作られたぶどうを使ったもの
(古木のクローンとはいえ、同様の実がなるものなのかどうかは疑問ですが)



普段口にする機会の多いシャルドネやソービニヨンブラン等の白ワインと比べると大半のやや辛口~辛口に仕上げた甲州種のワインは淡く、それは日本の気候や食に合うものだと思います。


では、今年試飲した私なりの印象をつらつらと書いてみますが、よく言われるワインの香りや味の表現はできませんのであしからず。


まずは、始めて飲んだ大和葡萄酒のワイン。
*鳥居平甲州はやや辛口、少し華やかな甲州ぶどうの香りとほのかな甘味にすっきりした酸味もありますが、温度の違いか飲んでいるうちに酸味がだんだんと前に出てくる気がします。
*古代甲州は鳥居平よりはやや穏やかな香りにドライなすっきり辛口。 


丸藤葡萄酒工業のルバイヤート甲州シュール・リーはワイナリーではすでに2005は販売終了となり2006に切り替わってますが成城石井でみつけて飲み比べなんてことをしてみました。
2005は1年長く置かれてるわけですから正確な飲み比べとはいきませんが、そんな違いのわかる女でもないですから細かいことは気にしなーい。
とはいえ、ニブイ私でも比べればちょっとは違いがわかる気がします。


*昨年、2005を飲んだ時は前の年と比べ何か物足りなさを感じたのですがその印象は変わらず。それでもここの甲州シュールリーは好きです。
*2006は逆に甘味・酸味・苦み等すべてが強くなったような、濃いというより何となくまとまりがないというか。 しばらく時を置けば落ち着いて変わるんでしょうか? 


丸藤の方曰く、2005を試飲された女性に『日本酒みたいー』」(色が淡いことを言ったようです)と言われたのが気になってちょっと色がつくようにとしたところやはり味に影響が出たようで「残糖感があるんです」と。難しいのですねー、お酒造りは。


日本酒を「まるでワインみたい」と言うことはあってもワインを「日本酒みたい」って言ったらそりゃ気になりますよね。
ちなみに、もうこの世には出回ってないと思いますがルバイヤート甲州シュール・リー2004はヒジョーにおいしかった記憶が鮮明に残ってます。


*グレイス甲州の(中央葡萄酒)菱山はいい出来だそうです。 やっぱり菱山畑のものはワンランク上なのでしょう、たしかに普通の甲州シュール・リーよりずっと香りもコクもあります。 
ワイナリーで試飲したものの買うには至らなかった甲州ビンテージや甲州(シュール・リー)はすっきりドライな仕上がりですがビンテージはちょっと酸味が多いような?


*しばらくぶりに口にして今までの印象と変わったのがグレイスのグリド甲州。
やや辛口とされてますがいつのまにかちょっと辛口に近づいたように思います。 よく冷えてたのでそう感じたのかもしれませんが甘味もあるかわり苦みのようなものも感じた以前のものより好きです。
===後日記//自宅に買ったものを飲んだところやはり以前のままで試飲の時の辛口寄りになった感はありませんでした。 訂正します。


*樽貯蔵については、割合香りが繊細に思われる甲州種に樽香が合うのか疑問に思ってるんですが、たまに買ってみています。 これは買っただけでまだ飲んでないので後日に。
 


さて、赤ワインですが
ビンボーな私には日本の赤ワインはまだまだ内容と値段の折り合いがつかないんじゃないかと思えてならないのですが・・・どんなにしても人件費、設備費のかかる日本では無理な望みなのでしょうか。


日本産メルローなどを使ったワインも好きではない香りだったり、渋いだけに感じたりというむかーしの記憶よりはずっとずっとおいしくなった気がします。が、おいしいものは高い! 
ちょっとお手頃な国産種のベリーAで造ったワインのグラニュー糖を焦がしたような感じ(ワイナリーの方はジャミーなって言ってました)はどうも苦手ですし。 これはあくまでも私の好みなんですけどね。


それでも丸藤葡萄酒工業の赤ワインは応援の気持ちもあってちょっと奮発して買うことにしています。 今年は塩尻産メルローを使ったものでたしか3,600~3,700。
色はそう濃くはなく中口のどちらかといえばちょっと軽口よりでしょうか?12ヶ月樽熟ですが新樽ではないのでやさしい仕上がりとのこと。 と言われるとそうなのね、と感じます。(←断固とした自分の表現がないもので)


3千円出せばルミエールの赤も良かったと記憶してます。
中央葡萄酒もいい赤ワインを作っているらしいのですがそのクラスは有料試飲なので試したことがありません。貧乏性ですから。





丸藤葡萄酒工業のワイナリーで試飲させていただいた中で同社の他の赤と比べダントツにおいしいものがありました。
それはたまたまその日特別に開けたもので普段は試飲用は用意してないとのこと。

何せ5千円代の高級品なんですもの!
せめてこれが2,500円~3,000円くらいだったら・・・と勝手な思いを蔵主に訴えるのでした。 



蔵の街/栃木

2007-09-03 | 花・風景・旅・他
「どっか行きたい!」

突然に思い立って『蔵の街』と言われる栃木にぶらりと。
栃木駅に降り立つものの、蔵の街という案内図看板はあるけれどパンフレットなど置く観光事務所は見あたらず。 


しばし電線地中化されてすっきりした「蔵の街大通り」を歩いたところで観光館を発見して地図を入手しました。



これがよくTVや雑誌で見られる塚田歴史伝説館と川沿いの風景
昔はこの川を荷物を運ぶ舟が通っていたそうです



神明宮
天照皇大神を祀る
『栃木』とは棟の屋根に10本の千木があるように見えることから
十千木(とおちぎ)と呼ばれたことに由来するという説があるとか
・・・しかし、肝心のその屋根を撮ってないマヌケな私



神明宮の手水舎



小説家吉屋信子の記念碑が置かれる場所にあった鬼瓦
栃木の鬼瓦の歴史は江戸時代から



ぐっと涼しかった9月最初の日
柿はまだまだ青いけれどわずかに色づき始めた
実にようやく秋を感じます




街のそこここに蔵作りの建物や文化財指定の建築物が見られます。
『蔵の街』というほどわざとらしく蔵が軒を連ねるような風景ではありませんので、観光地として期待しすぎるとイメージが違うかもしれません。

それでもトップ写真の巴波川や県庁堀はきれいに掃除され大きな鯉がたくさん見られいい雰囲気でした。 ええ、餌をたんまりもらってるのかずいぶんとお育ち具合がよろしい鯉がいっぱい。

とはいえ、入場料を取る施設の料金と内容はちょっと納得いかない場所もありました。


食べ物屋さんについては・・・残念ながら書けません。


============

帰り、大宮のエキナカでチーズケーキとなめらかプリンをお土産代わりに買って翌朝食べましたが、なめらかプリンを食べたあと生クリームで気分が悪くなって2時間寝込みました。

生クリーム、たまにダメになります。