花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

煮穴子は赤ワインに合うらしい

2010-10-12 | 週末ごはん・お酒
3連休の最終日の昨日、たまにはお酒抜きの晩ごはんにしてみようとなるべく「お酒が飲みたくなるメニューじゃないフツーのおかず」を作りました。




作ったつもりでした。



お昼に使って残った茄子の皮のキンピラ
賞味期限が近いスーパーで買った普通に塩だけ作った塩鯖
賞味期限が一日過ぎちゃったお刺身用帆立貝柱とインゲンの塩炒め
賞味期限ギリギリの豚こまの残りと中途半端に残ったターサイの炒め物
高山で買った漬けものの端切れ
納豆
油揚げと賞味期限が切れて1ヶ月以上たってる塩蔵ワカメのお味噌汁

栗の甘露煮を作ろうと思ったらあまりに栗の質が悪く使える量が少なすぎて急遽変更して作った栗だらけな栗ご飯





ようするに・・・処分シリーズ。
買い物行くのめんどうくさかったし。
翌日私飲み会だし。




でも



「このメニューでなんで酒が欲しくならないって言うんだ!」と結局冷蔵庫にちょっぴり残っていた日本酒が空くことになりました。





栗ご飯だったことが敗因でしょうか?
栗ご飯っておかずと合わないですよね。

納豆なんて持って行き場がまったくなかったし。





でも、たぶん



メニューがどうこうじゃなく、ただ単に飲みたかっただけなんだと思います。

私は飲みませんでしたけどね。(←自分が飲みたいものがなかっただけ)






さて、「週末ごはん」です。



ちょっと赤ワインのおつまみに、と作ってみたもの。






煮穴子蓮根はさみ蒸し





CANON POWERSHOT S95 の くっきりカラーモードで撮ってみました
ホントくっきり鮮やか






穴子はもちろん開いてあるものを買いました。
自分でさばくなんてムリムリ


過去記事では、生の穴子でおろし蓮根を巻いて蒸煮しましたが、今回は先に穴子を下煮してから蓮根を挟みました。



材料
穴子(開いたもの)
蓮根(皮を剥いて水にさらす)

蓮根は皮を剥いて水にさらしたら水気を切っておろします
おろしたら水分を切って片栗粉を加えます


料理本にあった下処理の仕方です。
穴子はまな板に皮の面を上におき、包丁で尻尾から頭に向けてこそいでヌルヌルを取ります。
まな板を流しに傾け穴子の皮目に熱湯を上からさっとかけてすぐ氷水にさらし水気をペーパータオルで拭き取ります。

鍋に穴子がかぶるくらいの分量で昆布出汁・醤油(濃口)・みりん・砂糖・酒を一煮立ちさせてクッキングシートを敷いて穴子を煮ます。

クッキングシートはなくてもいいのですが皮が鍋に張り付かないよう利用してみました。

10分~15分程。


穴子を食べやすい長さに切って(切ってから煮ても)おろして水気を切った蓮根を挟み、穴子を煮た汁の残っている鍋のクッキングシートの上に入れ、10分程蒸煮します。



取りだしたら煮汁を少し煮つめて水溶き片栗粉でとろみをつけ、器に盛った穴子にかけます。

お好みで山葵を添えますが、赤ワインのお供だったらない方がいいかも。




クレア@桜木町に1人遠征

2010-10-08 | そと料理・お酒
本日2つめの記事投稿です。


すいません、なんちゃってグルメブロガーをめざす前の日だったので料理写真ありません。



どうしてもワインが飲みたくなった会社帰り。
会社の近くのワインバーをのぞいてみたらあいにく長期休暇中。


残念。



帰ろっかな?
他にも近くにワインバーはあるけど自分が居心地良く飲めるお店は・・・




と、向かった方向は家とは逆の桜木町。

1人で行くのは初めてなのでちょっと緊張気味にお店に入ると




驚かれた。





まずは泡をいただいて♪

大盛りで



そしてカリフォルニアナパ゛の白、フランスに行ってピノ、イタリア、チリ、と渡り歩き(?)













やっぱりワインバーたるもの、グラスでこれくらいは置いてほしいもの。
行くたびに出会えるワインの楽しみもあります。



最後はお店の常連さんからいただいたアメリカの赤
カリフォルニアナパのメトリアーク
ありがとうございます♪

これがなんともおいしい!




幸せだわー





お料理は和の味つけの前菜からすね肉煮込みやらイベリコ生ハムやら


SHUさん(店主)のお料理、好きだな~♪
この日もあれこれ味つけを聞いたりして。



まだまだバーはこれから、の時間。
もっと長居したかったけど桜木町からの帰りの道のりは遠い。




おとなしく帰りますか。。。





『ワインダイニングバー クレア』

神奈川県横浜市中区太田町6-86
オーパリパージュ1F・B1F
桜木町駅徒歩4分 
馬車道駅徒歩3分 
関内駅徒歩6分
営業時間 : 17:00~翌1:00
定休日:日・祝

グルメブロガーになってみる?@井のなか

2010-10-08 | そと料理・お酒
せっかくハイエンドコンパクトデジタルカメラを購入したので、

「居酒屋でカメラ取りだしてグルメ写真なんてそんな野暮なことしないもーーーん」と言っていた私ですがちょっとそのグルメブロガーになっちゃってみようかな?なんて、やってみました。



久しぶりの井のなか@錦糸町
予約時間の7時より30分早く着いた時にはすでにお店の半数の席は埋まってました。
7時過ぎにはほぼ満員
やっぱり人気店なんだわー


店主の工藤さんは相変わらず忙しそうに行ったり来たり




お料理もお酒もいーーーっつもオマカセ





お通しがロールキャベツ?
キャベツが箸でほぐれるくらい煮込んだ方が好きなんだけど
ちょっと固めで四苦八苦
でもおいしいよん♪





あま~~~いレバ刺しを大根おろしでさっぱりと
うちでは生の内臓禁止令があるので外でしかチャンスがない


さっそくここで取り忘れ!
鶏刺しがあったのだわーーー
イタリアの竹炭でいただきました





今日のお肉料理は鍋かな?なんて思っていたら甘い、甘い
豚足に詰め物をしたちょっと野性的味のお料理
まわりの赤いのは血!ではないよ
ヤマブドウのソースです
甘酸っぱいソースがよく合います
もうちょっとソースがとろっと濃くてもいい気がするけど





そしてお刺身で一休み
鰆・秋刀魚の肝づけ炙り・スズキ・そして大好物の鯵刺し~

鯵好きな私に・・・佐久間さんの愛だわ♪



〆は三元豚のお鍋




おなかいっぱーい。
ここでさらに〆のパスタが出てこないあたりはちょっと工藤さんもやさしくなったかしら??


日本酒はこんな感じを3人で仲良く飲みました。

   


   


   





このお店もオープン当初からは客層がずいぶん変わったみたい。
若い人が増えたし、日本酒飲まない人も多いし。


この日も日本酒どころかお酒の注文なしでジュースとウーロン茶というお客さんも。



ここのお料理だけを楽しむのももちろんいいけれど、やっぱりここは燗酒のお店。
純米燗酒を飲めなくちゃちょっと損よね、と思ってしまうのでした。



やや早めのお開きで帰りに地元スーパーでストレートジュースを買おうと思って行ったらお店はすでに閉店時間、しょうがないので他のスーパーに行ったのですがそこにはストレートジュースは置いてなく・・・


代わりにエビスを買いました。



燗酒とコの字カウンター『井のなか』
住/所:東京都墨田区錦糸2-5-2
電話:03-3622-1715
営業時間:17:00~23:30(23:00L.O.)
定休日:日祝

半魚人的週末ごはん / カメラ遊び

2010-10-06 | 週末ごはん・お酒
まずはカメラ遊びの続きから。



Canon Powershot S95で撮影した画像



これは普通に撮ったもの






こちらは空の青がよりきれいに緑がくっきり見えるかな?と小細工






さて、久々の「週末ごはん」です。







なんちゃって魚介のアンコナ風






イタリア料理本より。
料理本に「なんちゃって・・・」と書いていたわけではありません。
勝手にまたアレンジしたのでこんなネーミングに。


アンコ-ナはイタリアマルケ州のアドリア海に面する港のあるところ。
何がどうなってるのがアンコナ風なのかはわかりません。

港町だからきっと魚介をこうして煮るお料理が多いのでしょうと独断。



材料は
サフラン
スルメイカ
白身魚
青魚のすり身(つみれ)
ペコロス または 玉ネギ



サフランはぬるま湯で色を出します

つみれは今回、鰯を使用。 鯵でも飛び魚でも。
フードプロセッサーかすり鉢ですり身を作り塩胡椒少々で薄味をつけ、本当はパン粉と卵白でつなぐのですがそこを片栗粉で省略。 ちょっと食感は異なっちゃいますが。

イカは内臓と目、口、軟甲を取り皮を剥いて筒状に切ります。

鍋にオリーブオイルでイカを炒め軽く塩胡椒。
サフランが抽出されたぬるま湯をサフランごと加えかぶるくらいの水を足したら蓋をして弱火で30分ほどイカが柔らかくなるまで煮ます。
ルクルーゼや多層構造の密閉性の高い鍋がオススメ。



ヤリイカでしたらここで煮るのは省略。

白身魚(タラを使いました)・ペコロスをオリーブオイルで炒め塩胡椒&白ワイン。
イカを煮ている鍋にこれを加え、水分が少なければ足します。

煮立ったらすり身を入れ味を整え10分ほど煮ます。

つみれはあまりまん丸ではなくおおざっぱにまとめる方がおいしい。


サフランの香りのお魚がおいしいし、魚介の旨みがたっぷりのスープはパンをつけてどうぞ。


カメラ遊び

2010-10-05 | 花・風景・旅・他
写真仲間(飲み仲間、とも言う)友人達がきれいな彼岸花を撮ってブログアップしているので私もちょこっと。



埼玉には巾着田という彼岸花群生の有名な場所があるのですが年々見に行く人が多くなって週末は車もトイレも渋滞とう状態なのでもうすっかり行く気が失せてしまいました。

根性なし。




しょうがないので、いつもの荒川堤の早朝ウォーキングで見かけた、ちらほら咲く彼岸花をパチリ。





カメラは Canon Powershot S95





あいにくどんよりの早朝の空

暗い・・・暗すぎる



そんなわけで遊んじゃった






青空風に







朝焼け風に?







夕焼け風に





これはRAW画像(ネガのようなもの?)を色加工したもの。

まだまだ未熟。


高山紀行・おまけ写真

2010-10-04 | 花・風景・旅・他
そうそう、松本城に泣かされた話をすっかり忘れてました。

げんきんなもので「喉元過ぎれば熱さ忘れる」と言いますがまさにそれ。



松本城の天守閣に上ったことのある方なら想像つくかもしれませんが、情けないことに筋肉痛。
その日の夕方から膝上、ももの外側の筋肉が痛くて・・・旅の間中カクカクと力の入らない妙な歩き方をしていたのでした。 下り階段のつらかったこと。



たぶん、普通に荷物を持っているだけならこんな筋肉痛にはならなかったと思うのですが、旅行の荷物を背負って、デジイチ下げて、換えレンズ3本持って、これで今年脱臼した肩を庇って階段を上り下りしたので変に足に力がかかったのでしょうね。

・・・と、負け惜しみ気味に。





さて、旅のしめくくりはおまけの写真集。







骨董屋さんの店前に並んだ車輪

(これだけ画像サイズが大きいのは間違えただけで意味はありません)







どこかのお家の軒先に吊られていたもの
わらじ形に編んだものをつないでいるのかな?



















朝市にて







レトロな看板
懐かしい!と思った方手をあげて








高山のお蕎麦屋さんの店先で見つけた唐草なバイクと自転車
たまたま外でお客さんと話していた持ち主に許可を取って撮影

すいません、いなくても黙って撮るつもりでした





- s95 -



帰路、松本駅で見かけた???なもの

当初は花でも植えてあったのか?
プランターを並べて「マツモトー」

なぜマツモトーと最後が伸びるのか?







- s95 -


飛騨牛はお土産で塊肉を買ってきて自宅でたたきに
薄く切れない未熟者・・・

脂はもうちょっと控え目が好きかも






- s95 -


帰宅した夜は簡単に焼きそば

高山で見かけたお店の焼きそばが食べたかったんだって。
焼きそば名物でもなんでもないんですけど。

でもこれはこっちのスーパーで買った高山とも松本とも
関係のない「横手焼きそば」(秋田)のセットを利用

福神漬けと目玉焼き(野菜と卵はセット外)が決まりらしい
ですが目玉はともかく福神漬けはない方が好き




高山紀行・人混みから離れて

2010-10-01 | 花・風景・旅・他
観光客で賑わう古い町並みのある街の中心から少しはずれた東山には京都の東山を真似たと言われる寺院が並ぶ地域だそうです。


朝市をひやかしてホテルに一度戻り、チェックアウトしたら中心地の喧噪を離れちょっと遠回りして高山城跡(城跡といっても見どころがあるわけではなさそう)の遊歩道から東山を目指して朝のウォーキングタイムです。

写真のS95撮影とあるもの以外はすべてCANON 40D撮影です。







朝の冷たい空気と紅葉のさわやかな青色





S95撮影










城跡のある丘を離れ畑と民家沿いの道を抜けていきます







道ばたに野菜の無人販売
たっぷり入って一袋100円!
これは朝市よりお得です~







たわわに実ったナツメ
人様のお庭の木ですがちょっと失礼してパチリ








いくつかの寺院が点在する東山地区には寺院巡り・史跡巡りの遊歩道があります








遊歩道といいながらなかなかわかりづらい
寺院の中を通ったりお墓の中を歩いたり







大雄寺山門
立派な山門です






東山あたりは観光客がほとんど歩いていなくてゆっくりと落ち着いた城下の寺町の風情を楽しめます。
高山にも外国人観光客はかなり来ているようですが、不思議なことにこの東山の地域には日本人はもちろん、アジア系の観光客もまったく見かけません。

そしてちらほらと出会うのは白人系の外国人ばかり。


文化への興味の違いでしょうか?
それともツアー客はもう出発してしまっていなかっただけなのでしょうか?




東山でお蕎麦のランチを食べて旅程もほぼ終盤。
また中心地を通り駅に向かいますが途中ちょっと寄り道したのが国分寺。
ここも人がほとんどいなくひっそりとしています。








国分寺三重塔


天平13年(741年)に建立されたが引仁10年(819年)炎上
その後再建と焼失が幾度かあり当初は五重塔だったものが
元和元年(1615)金森可重によって三重塔として再建された
 
現在の塔は大風で吹き倒されたのを1820年に再建されたもの







樹齢千二百年と言われる大銀杏

この大きさの迫力に圧倒されるけれど眺めていると
見守られているような不思議な安心感があります





まだまだ見どころはあるのかもしれませんが、十分高山を歩き尽くした気分です。
風情のある古い町並みもいいけれど、ちょっと人のいないところも歩いてみませんか?