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100均万歩計を利用した巻き線カウンタ

2021年10月23日 | electro_craft
余っているDCモータを利用して巻き線機でも作ろうかなと思い立ちました。

手動式の巻き線機は例えばこんなのがあります。ラジオ少年にもありましたね。

巻き線自体は軸を回転させて巻き取れるようにすれば良いとして(きれいに巻けるかは課題ですが),何百回も巻いていると,いくつ巻いたのか分からなくなりそうです。

そこで,とりあえず巻き線カウンタは作れないか考えてみました。
機械式のカウンタは売られていますが,ちょっとお高い。大昔,100均の万歩計を活用した作例があったように思って探してみたんですけど,見つからない。

おまけに100均でバネ式の重りをカチカチやる万歩計なんてどこにも置いてない。みんなスマホでやっちゃってるんですものね。PICやArduinoを駆使して・・・なんて技術がない。ということで,諦めていたんですが,機械式の万歩計をAliで見つけました。

こんなやつです。
黒いボタンがリセットで,あとはカチカチバネで重りが動いてカウントする物。


バネといっても細い銅線があるだけ。金属部分が動いて,電池の+極に触れてカウントする仕組み。
動作を確認したら,+極に接触して離れたらカウントするもののようです。



こんな仕組みで,GNDは電池ケースの下にあります。
壊れたレンズで撮ってピンぼけすみません

このカウント部分をC1815のスイッチングで動作するようにすれば巻き線カウントもできるはず。

ただたぶんチャタリング防止のためにクロック周波数はかなり抑えてあるはず。これをやや高速にしなくてはいけないのではないかと考え,基板をのぞいてみると・・・

コンデンサーも抵抗も全くなし。すべてLSIに入れられて全くいじりようがありません。
これは諦め。


なお表示器はゼブラゴムでつながってるだけ。


一番シンプルな回路で動作するか確認。


万歩計の方は,1.5Vで動作して,3Vでは動作がおかしくなります。

センサーのフォトリフレクタの方は,5Vが定格。
5Vから分圧して1.5Vで万歩計は動作させるようにしましょ。

回路はこんな感じでやってみました。


左側のフォトリフレクタは,以前回転計を作ったときそのまんまです。


早速ブレッドボードで動作確認。
フォトリフレクタを指で隠したりすると,ちゃんとカウントはしますね。
実際には巻き取りモータの軸にセンサーを近づけてカウントさせるようにしますが,とりあえず動作はするようです。



さてさてどうなることやら・・・
今日はここまで!!
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