amnjackのNewWeblog

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makita互換18Vバッテリーが突然死

2024年09月22日 | 修理/解体

きのうまでドライバードリルに取り付けて順調に動作していたmakita 互換18Vバッテリー,今日使おうと思ったら,まったく動かない。

電池側のバッテリー残量計でもまったく反応なし。

取りあえず充電を試みましたが,エラー音とともにすぐに100%表示になりまったく充電できず。

 

バッテリーからの出力は12Vくらい

昨年の6月に購入。2個口で4786円。安物買いのナントカですね・・・・

たぶんバッテリーの何本かがだめになってるんだろうなと思いながら,分解。

ところが+ドライバも6角レンチも入らない。いろいろ特殊ネジ用のモノを探して,ナンとか緩められた。

こんなところだけ特殊ネジを使わなくても良いのに!適合したのはこんな星形

さて

バラしました。

ごらんのようにバッテリーごと(せめて2本並列ごと)BMS配線かと思いきや、付いているのは温度ヒューズだけ。安い互換バッテリーはみんなこうなってるようですね・・・

ちょっと怖い

そして,やはりバッテリー出力は12V。さて,どのセルがだめなのか探してみます。

辿ってみると

どもこの2列目が怪しい。

2本並列のどちらか,あるいは両方が行かれてる。並列だから両方か・・

壊れたバッテリーセルだけ交換というわけにも行かず,また10本すべて交換するのもコストパフォーマンスが悪い。

結局廃棄して,セルを取り出して何かに使うことにした。

回路から外して電圧を見る

 

あれまぁ・・両方とも逝っちゃってる!!

ほかのセルは3.8~4.1Vあるので,外せば何かに使えそう。

基板の方は補修用にとっておこうか・・・

スポット溶接部分を剥がす

ラジオペンチで剥がしたのですが,2本が剥がすときに,プシュというような音が!液漏れしてました。

スポット溶接が深く,剥がすときに穴が開いてしまったようです。これも廃棄か・・・電圧は問題ないのですが、、、

電解液は溶剤やLiPF6 が使われているようです。フッ化物はよく分からないので,危うきには近寄らずの方が良いですね・・・

ということで,10本のウチ6本が戦利品になりましたとさ・・・・

 

 

18650の液漏れは初めての経験なので,いくつか画像を載せておきます。

 

【追加】

ひとつにだけ刻印がありましたので,がぞうをついかしておきます。

Description

 PROS18650F2で調べたら2000mAhのようです。メーカーは分からない。

 

 

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