以前から風呂の混合水栓のサーモスタットが壊れ,湯温の調整ができないとの苦情がありました。20数年前の混合栓でメーカーも型番も分からず,また特殊な形状なので,同じような物を探してもヒットしませんでした。こういった道具はあまりハイカラなのを選ばない方がいい!
こんな形状のものです。吐水口のスパウトがなく,シャワーは壁の中の配管で,適合するアングルはたぶんないでしょうね。
仕方なしに,給湯器の湯温を40℃に設定して,水側(右)を止めて温水のみで使ってました。そのうちシャワーからひと晩で洗面器1杯くらいのポタポタ水漏れが発生して,とうとう交換して!!ということに相成りました。
壁のシャワー配管は使用しないで一般的なサーモスタット式の混合栓ということにしました。混合栓といってもピンからキリまであるので,安めのものを探して・・・
TOTOのTBV03445Jというものにしました。1.5万円ちょいです。
以下工事の経過。
断水時間を極力短くしたいので,まずは推薦の水を止めます。併せて,シャワーの配管を外す。
壊れた水栓を取り外し。
20数年も経っているので,汚いこと!
シャワー関係の取り外し。
シャワーホース側はこれ以上外せませんでした。仕方なしに,
吐水口を取り付けて,蓋をする。
下の方も掃除をして,化粧ネジを取り付ける。
ちょっと問題が,,,
ネジが長すぎて化粧ネジがぴったり治まりません。
乱暴にもネジ部分を短くカット。
でも,,,
取り付けねじ部分が1mmくらい出ている。結局け壁側の出っ張りをグラインダで削らないとぴったり治まらない。でも,今回はあきらめました。多少汚れが入り込みますが,掃除をしっかりするっていうことで,1mm程度は浮いたまま。
ここから断水すると華人に伝えて,水道を止める。
取り付け客の交換
取り外した脚
新品はます締め上げる回数をチェックしておきます。我が家のは8回で締まるようです。
シールテープは8回巻き。
取り付けは7回転あとは調整
水平を出して固定します。
シャワーホルダーの交換
水栓の後ろから直接ホースを出します。
スパウトは短い70mmの物を選びました。洗面器の真ん中の落ちるのでちょうどよかった。
before
after
水漏れがないか確認して作業完了。
だいたい1時間くらいでできるんですね。
ちょっと見てくれに問題がありますが,一応うまく交換できました!
これからどんどん設備が壊れると思いますが,できる限り自力でなんとかしていきたいです。
業者さんに頼むと,水栓本体だけでも5~6万くらいかかりそうです・・・その上に作業量ですから大変。
きれいにはできるでしょうが・・・
使った工具たち。ブロアーは使わなくした配管の水分飛ばし用です。
コメントの通り,ゴムシートを考えてました。あたらな投稿をご覧ください。
上の方はもうこのままにしようかと・・・
取り外した方の蛇口を研究用にしようと掃除始めたのですが,こびり付いた汚れはなかなか手強いです。
クランク部分は取っておけば何かに使えそうです。・・・って またジャンク箱がいっぱいになる(笑)
水栓本体の選定は容易ですが、小物部品選定と手配には意外と手間がかかったものと思います。
水準器にパイレン、WPプライヤ、等々プロ並み。掃除と新品をキズつけないために手間がかかったものと推察。
ゴムシートのリング作って下側のシャワー配管メクラの隙間をふさぐと汚れ対策になるかと。元のシャワー吐水部はマイナス溝のあるキャップを外してとか、全く別なプラ製のキャップをはめ込むかコーキング剤で貼りつけた方が上下ホルダーにヘッドを架け替える場合に手がぶつかりにくいかと思います。圧力も水も関係ありませんからね。