先日ペール缶を無料で頂き,2つはゴミ箱に,ひとつは集塵機でもつくろうかとパーツを物色してました。
困っていたのが塩ビパイプの規格について何も知らないので,何をどこで買ったらいいのか皆目見当がつかない点。呼び径というのは正確な寸法ではない業界の呼称なんですね。それから延長の蛇腹ホース。集塵機から掃除機までは掃除機付属のホースが使えるのでいいのですが,ゴミの吸い取り口から集塵機までの蛇腹はどこかでさがさねば・・・
こういうのっての結構手間取るのですよね。
試し買いをしてなんとかめどがつきました。そこで今日はペール缶の上のふたの工作です。
ペール缶の真ん中に40mmの穴を開けて,写真のような継ぎ手を差し込むようにします。
この継ぎ手は呼び径が20-25mmで,ここに見つけました(クボタケミックス HIソケット HI-S 25×20)。
この継ぎ手は細い方(呼び径20)が32mmφで32mmタイプのホースがかぶせられます。また太い方は上記の内径が40mmφで内径32mm・外径40mmのホースがうまく嵌まります。
ホースもamazonにありました。「集塵ホース帯電防止掃除機用」。長さは2mもあれば十分です。この他にも洗濯機の排水ホースも安くあったんですが,継ぎ手が難しい。帯電防止もないと摩擦による静電気が大変そうなので,まあちょっと高いけど,リンクの物にしました。あとはみな手持ちでなんとかできそうです。
白いホースが先日洗面台の排水工事で取り替えた物。
さて工作です
3.5mmのドリルでぼつぼつ穴を開けニッパーで食いちぎり,やすりで削って整える。
少しいびつですが,コーキングすればいいでしょう。でも,ブリキ板1枚だとベコベコだなぁ・・・
ペール缶の内側にはこんな集塵カバーをつけます。MDF端材でちょうど良さそうなのあり!
ホールソー40mmがあればよかったけれど,あるのは43mm。集塵カバーの穴は多少大きくてもいいので,手っ取り早くこれで開ける。
何が入っていたのか忘れましたが,ちょうどいいペットボトルがあった。
外の円はジグソーで切ってサークルサンダーで現物合わせ。
継ぎ手の固定は40mmの穴をトリマーで開けて・・
現物合わせ
円筒やすりがけっこう便利。複数個持っていたいですね・・・
外側の形状は別に四角でもいいけど,とりあえずジグソーで丸くして,サークルサンダーでととのえる
これをペール缶に張り付ければベコベコは収まるでしょう。
上蓋の構造はこんなイメージ
内側。ブリキ板なのでMDFに磁石を埋め込んでぺたりとくっつけるとメンテがしやすい。なお,PETボトルには古い靴下でもくっつけようか・・・
大きな方は表側に接着予定。
9月になったとはいえ,相変わらずの猛暑です。庭先工作も炎天下で汗たらたらでやりました。
次はペール缶の土手っ腹に穴なんですが,なるべく空気がスムーズに流れるようにするにはどうしたらいいか。
考え考え現物合わせですね。それにしても室内も外もものすごく暑っちぃ!!ちょっとの間に汗びっちょり!!
今日はこんなとこです
ペール缶集塵機、作りたくなりますが、置き場所が・・・。きれいな穴あけは手間がかかったものと推察のペットボトルに靴下だと穴部のみ通気で目詰まりが早いのではないかと感じます。100均の角型餅焼き網を丸めてホットボンドでドーナツに付けてはどうでしょうか。家庭用掃除機の吸引力は密閉だと0.15kg/cm2(頭がまだMKS単位)程度はあるのでペットボトルだと最悪つぶれるおそれもあるかと。
ちなみに昔、サイクロンやバグフィルタの集塵機も設計していましたので・・・。ダイソンのマルチサイクロンの理由やサイクロンの欠点もわかっています。
お金をかけるならパンチングメタルをドーナツに巻きつける逃すマートなんでしょうが、手抜きです。フィルターは取り合えずなくても、掃除機の方に紙パックがありますので、なんとかなるっていう算段です。なんていうとペール缶の意味ないかな?とにかくたくさんゴミがためられるようにしたかった。
サイクロン動作ができるかどうかはあまり重視してません。普通のポット式集塵機は胴に垂直にパイプを入れてますものね、、、もう完成してるんですが、斜めに突っ込みました。
あとは動作試験なんですが、それは今しばらくアトにありそうです。
とりあえず明日作業の進み具合をアップします。
直射日光の下では長居は無用で少しずつ進めます。夕方いくらか涼しくなると今度は蚊の攻撃に遭います。
それにしても今年は暑いですねぇ・・・